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北園の動物たち 数年ぶりの東山動植物園 その3

 さて北園に来てみると、以前サル類の獣舎が並んでいたところに、新しいゴリラ舎・チンパンジー舎ができていました。残念ながらイケメンゴリラとして名を馳せたシャバーニくんは奥にいて姿が見れませんでした。他も良い写真が撮れなかったため、ここは写真無しです。

獣舎の外にあった作り物で代用

 新ゴリラ・チンパンジー舎から坂を上がったところには、旧類人猿舎や旧アフリカゾウ舎がそのまま残っていました。
 旧アフリカゾウ舎でケニーさんを偲んだ話は、アジアゾウの記事の後半に少し書いておきました

 この先は昔から変わらずカバ、クロサイと並び、エレベーター乗り場を行き過ぎたところにコビトカバが居ます。

昔から変わらぬカバ舎のレリーフ

 カバも水に潜っていて良い写真は撮れませんでした。つがいのカバは長寿と多産に恵まれた先代のつがいにあやかって、重吉と福子という同じ名前をもらっています。3代目重吉と2代目福子です。

遠かったので画像が荒いです。

 愛知県の動物園では豊橋にシロサイ、東山にクロサイがいてアフリカ産の2種類を県内で見ることができます。東山にはインドサイもいるので、超希少種のジャワサイとスマトラサイを除く3種類すべてが愛知県内にいます。名古屋から豊橋だと、岐阜や三重より遠いとか言ってはいけない。

コビトカバ舎のレリーフ

 コビトカバは前回来たときはコウメちゃんとコユリちゃんという従妹同士の女の子2頭が飼育されていて「お婿さんが来るといいね」と言っていたのですが、今回はコユリちゃんとミライくんという雌雄の飼育に変わっていました。検索するとコウメちゃんは2018年に神戸どうぶつ王国に転出し、同じ2018年にミライくんが転入してきたとのことです。
 ただこの検索で残念なことも知ってしまいました。今年の7月にコユリちゃんは赤ちゃんを出産したのですが、翌日に亡くなってしまったそうです。コユリちゃんミライくんには悲しみを乗り越えて、先代の重吉・福子に負けないくらい子どもに恵まれて欲しいです。

ミライくん
コユリちゃん

 ここからエレベーターで動物園で一番高い所にある自然動物館に上がったのですが、こちらは写真多数、別に纏めます。

 自然動物館から階段を下ったところのオオカミ舎のあった場所にはジャガー舎が建設中。ジャガーの像やメソアメリカ文明のジャガーの絵文字らしき意匠などが見えました。
 アクアリストには評価の高いという世界のメダカ館を横目に見ながら、坂を降っていきます。

カピバラさんは遠かった
名古屋のラジオ局で長く名物DJとして活躍していた方の名前が

 昔、アメリカ大陸コーナーと呼ばれていた辺りは、色々手直しが入っているようで、いくつかの動物は見られない旨の掲示がありました。大好きなヤブイヌも見られず残念。

シンリンオオカミ
オグロプレーリードッグ

 さて旧アメリカ大陸コーナーの坂道を下りきったところで、最後の目的地である遊園地エリア。懐かしくも古めかしいミラーハウスとビックリハウスという二つのアトラクション。この昭和テイストのアトラクションは今体験させてあげないと、日本のどこでも体験できなくなるかもしれないという思いがあったのです。
 ミラーハウスは鏡とガラスを使った迷路。大人になってみても、色々惑わされます。数日後に下の子がマイクラでミラーハウスを作っていたので、気に入ってくれたのは間違いない模様。
 ビックリハウスは部屋の中のソファに座らせられてしばらく待つと、ソファがブランコの様に揺れると同時に家の内装が縦に回転するというアトラクション。初見だと自分が椅子ごとぐるぐる回転していると錯覚さられるわけです。絶叫系が好きで、この日もジェットコースターとバイキングに乗った上の子が「一番怖かった」と言っていたので、こちらも体験させてあげられて良かったです。

 最後に本園に戻り、もう一度アジアゾウ・アクシスジカ・アカカンガルーなどを見て閉園時間。
 アクシスジカはインドの鹿で大人になっても鹿の子模様が消えず、世界一美しい鹿とも言われている鹿です。

アクシスジカ オス
アクシスジカ メス

 ただでさえ一日では足りない東山、しかも半日なので見る動物を絞らねばならなかったのは残念ですが、盆休みには少し早い時期に、子どもたちの夏休みを利用して平日に動物園にこれたのは良かったです。
 これからも上手く平日に連れていける機会があれば、空いている動物園や博物館に連れて行ってあげたいですね。
 久しぶりの動物園を満喫して家に帰ったところ、動物ばかりでなく子どもたちの写真を撮ってこいと妻には叱られてしまったのでしたが。

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