◆不確かな約束◆しめじ編 第2章 私とシュウの関係
私達は国分寺駅から徒歩10分の住宅街で生まれ育った。シュウの家とは隣同士で、親子ぐるみの付き合いだった。だから小学2年生くらいまでは、当たり前のようにシュウと一緒に遊んでいた。
シュウのお母さんなんかはよく、「ユキちゃんは本当にしっかりしていてお利口さんだね。同い歳なのにウチのシュウは頼りないんだから。大人になってもシュウと一緒にいて、ウチにお嫁さんに来てね!」なんて言っていた。
私が「うん。そしたらシュウのお母さんは、私のお母さんにもなるね! わーい。私には大好きなお母