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版元にこだわる理由。

編プロで働いていますが、そろそろかねてより希望していた出版社で働きたいと思っています。編集に最も近いと言われているのは編プロなのに、なぜ出版社に行きたいのか?その理由をお話しします。

まず、"書籍を売る側と作る側の両方の視点"に立ってみたいから。これまで2つの視点を見てきました。一つは書店という"売る側の視点"、もう一つは編プロという"編集する側の視点"です。ここで一度、全体像を見渡せる高台に立ってみたい。

もう一つ、本の流通には欠かせない取次という視点もありますね。今は出版社よりもこちらの方が有力かもしれません。ただ、本以外も扱うところがあるので視野に入れてはいません。

もう一つは、自分の企画で、誰かの人生を変えるようなコンテンツを作りたいから。編プロでも書籍の企画を立てることはありますが、採用されるかどうかは版元の判断です。また、ほとんどは企画が決められ、その枠に沿って作ります。まあ、制限のある中でどれだけ面白くできるか、を考えるのも楽しいのですが。

せっかく企画が通るなら、自分の手柄で通したいな、という本音もあります。編プロの手柄=出版社の手柄なので、基本表に出ることはないのです。

こんな偉そうなことを言ってる2年目ですが、出来るとこまで頑張ってみようと思います。もちろん、育ててくれている編プロへの感謝は忘れません🥲

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