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第24回目~ワインのお話~
今日は、ショートブレイクで、ワインに関するちょっとしたお話をシェア。
前回のカナの婚礼で、イエスが水をワインに変えた奇跡をご紹介しましたが、皆さんの中には、クリスチャンはお酒を飲まない、と思っていらっしゃる方もおられるのではないでしょうか?
まずこの答えですが、聖書で良くないとされているのは、お酒に飲まれてしまうこと、いわゆる泥酔、酩酊というものです。(ローマ13:13, エペソ5:18)
第23回目~カナの婚礼~
今日は、イエスが行なった最初の奇跡として有名な「カナの婚礼」と呼ばれるエピソードをご紹介します。
実に多くの示唆に富んだエピソードなので、少し長くなりますが、読んでいただけたら感謝です。
イエスが生まれたナザレの北にあるカナという町で婚礼があって、イエスも弟子たちも、またイエスの母も招かれていました。
当時のユダヤ人の婚礼は、数日、長いと1週間も続くという盛大なお祝いでした。その婚礼の
第22回目~イエスと弟子たち~
前回で、サタンからの3つの誘惑のシェアが終わりました。
イエスはこの時点で、これからの活動のための基礎的な土台ができた、と言えるでしょう。バプテスマのヨハネから洗礼を受け、三位一体なる神の聖霊に満たされ、そしてサタンの誘惑にも勝利しました。
本格的な活動の前に、いくつかの準備的なエピソードがあるので、今回からは、それをご紹介していこうと思います。
まず、イエスには12人の弟子がいたこと
第21回目~サタンの誘惑⑥~
前回、時代背景をお伝えしました。
ローマ帝国の圧政下にいたユダヤの人々は、力によって国を取り戻したいと思っていました。
そして弟子たちもこの時代に生きていましたので、この考え方に影響を受けていました。
イエスが弟子達と最後の食事をしていた時でした。
(これはレオナルド・ダビンチの最後の晩餐として有名ですね!)
これまでイエスは彼らに、暴力を用いずに対応してきた姿を示し続けていたのに、この日この
第20回目~サタンの誘惑⑤~
イエスが受けたサタンの3つの誘惑についてシェアしています。
今日は前回に続き、3つ目、高い山の誘惑の更に深い所を見ていきたいと思います。
「サタンを拝んだら国々をもらえる」という誘惑…
これに乗るとどうなるのでしょうか?
イエスは国々の王として君臨することができますから、結果は決して悪くはありません。
ですが、サタンを拝む、つまり、サタンを自分よりも上に立つ者として、拝みひれ伏すことが条件
第19回目~サタンの誘惑④~
第19回目~サタンの誘惑④~
さていよいよ今回は、イエスが受けたサタンの3つの誘惑の最後です。
1つ目荒野の誘惑(第15回目をご覧ください)
2つ目神殿の誘惑(第17回目をご覧ください)
3つ目は「高い山の誘惑」です。
悪魔はまた、イエスを非常に高い山に連れて行き、この世のすべての王国とその栄華を見せて、こう言った。「もしひれ伏して私を拝むなら、これをすべてあなたにあげよう。」
マタイの福音
第18回目~サタンの誘惑③~
イエスが受けたサタンからの誘惑、2つ目、神殿の誘惑の後半です。
この誘惑の中であげられる3つの大切な意味。
② 名声や高い地位を得たりプライドを立ち上げさせようとした。
②イエスの2つの性質を崩そうとした。
今日は3つ目の意味です。
③ サタンは今回は聖書の言葉を用いました。
こう言った。「あなたが神の子なら、下に身を投げなさい。『神はあなたのために御使いたちに命じられる。彼らはその両手
第17回目~サタンの誘惑②~
前回は、イエスが受けたサタンの3つの誘惑からまずは1つ目をご紹介しました。
(詳しくは第15回をご覧ください。)
今回は2つ目、「神殿の誘惑」に進みます。
すると、悪魔はイエスを聖なる都に連れて行き、神殿の頂に立たせて、言った。「あなたが神の子なら、下に身を投げてみなさい。『神は御使いたちに命じて、その手にあなたをささえさせ、あなたの足が石に打ち当たることのないようにされる』と書いてありますか
第16回目~何を第一考えるのか?~
サタンの荒野での誘惑で、もう一つ気づきが与えられたので、シェアさせていただきます。
実はこの内容をどのように皆さまにお伝えしたらいいのか…と少し迷ったのですが、私自身が現実を改めて見つめ直すことへと繋がったので、読んでくださる方々の中にも、何かしらの助けになるかもしれない、と思い、まとめてみました。
〜あなたが神の子なら石をパンに変えなさい。〜
今日はこれを別の角度から見ていきます。
☆目
第15回目~サタンの誘惑①~
前回は、イエスが洗礼を受けた意味をお伝えしましたが、その後イエスは本格的な活動を始めていきます。
と・こ・ろ・がその前に、イエスはサタンからの誘惑を受けるという有名な箇所があります。
皆さんは、サタンとか悪魔、という表現に対してどのようなイメージを持たれておられますか?
熊手を持ってツノが生えた悪者?
はたまたバイキンマン?
聖書にはそのような姿の説明はありません。
旧約聖書に姿が描かれて
第14回目~イエスが受けられた洗礼の意味について②~
前回は、罪のないイエスが、罪を清めるための洗礼を受けることで、人々とは逆に罪人となられた事を書きました。
ですが、イエスが罪人となられて終わっては話になりません…
洗礼を受けられたイエスに、素晴らしい事が起きました。
イエスはバプテスマを受けて、すぐに水から上がられた。すると見よ、天が開け、神の御霊が鳩のようにご自分の上に降って来られるのをご覧になった。
そして、見よ、天から声があり、こう告げ
第13回~イエスが受けられた洗礼の意味について①~
前回は、バプテスマのヨハネの役割についてご紹介しました。
今日は、そのバプテスマのヨハネから洗礼を受けるイエスキリストにフォーカスしていきます。
同じ年齢で親戚同士である2人は、30歳になると主のために働き始めました。
まずヨハネが、人が罪を悔い改めて新しい人生を歩み始めるために、ヨルダン川で洗礼(バプテスマ)を授けるようになりました。
そこへイエスがやって来ます。
そしてヨハネに、自分も洗礼
第12回目~バプテスマのヨハネ②~
前回、バプテスマのヨハネとイエスとは、天使からその誕生を告げられていることも共通した、互いに大切な使命を帯びた親戚同士であることをお伝えしました。
今日はまず公に活動開始したヨハネについて。
彼は、イエスの活動より前にユダヤの荒野に現れて、
「悔い改めなさい。天の御国が近づいたから。」
と人々に説き始めました。
皆さんは「悔い改め」という言葉、宗教用語のイメージが強いかもしれませんね。
か
第11回目~バプテスマのヨハネ①~
今回から、イエスとは切っても切り離せない重要な人物、バプテスマのヨハネについてご紹介したいと思います。
皆さんの中には、イエス・キリストを信じた人がクリスチャンとして新しい人生を始める時に、洗礼式を執り行う事をご存知の方もいらっしゃるかと思います。
全身を水に浸して、これまでの人生の罪が水によって洗い流され清められ、新しく生まれ変わるという事を象徴しています。
この洗礼を、イスラエルのヨルダン
第10回目 ~イエスの子供時代②~
さて、前回からイエス・キリストの子供時代のアウトプットをしています。
(詳しくは第9回目に書いておりますので、そちらを合わせて読んでいただけると理解が深まると思います)
前回ラストで、
〜イエスは、自分を探しに戻った両親に対して驚くべきことを告げました〜
とお伝えしていました。
まず母のマリアです。
3日もかけて神殿まで戻り、やっとのことでイエスを見つけた彼女は思わず、
「どうしてこんな
第9回目 ~イエスの子供時代①~
今日は、イエス・キリストの子供時代についてお伝えします。
前回は、家族でエジプトへ逃げたところまででした。
彼らは、イエスを殺そうとしたヘロデ大王が死ぬまでエジプトに留まっていました。そして再び、ヨセフは夢で語られます。
「立って幼子とその母を連れてイスラエルの地に行きなさい。幼子のいのちを狙っていた者たちは死にました。」
そこで、ヨセフは立って幼子とその母を連れてイスラエルの地に入った。