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第18回目~サタンの誘惑③~

イエスが受けたサタンからの誘惑、2つ目、神殿の誘惑の後半です。

この誘惑の中であげられる3つの大切な意味。

② 名声や高い地位を得たりプライドを立ち上げさせようとした。
②イエスの2つの性質を崩そうとした。

今日は3つ目の意味です。

③ サタンは今回は聖書の言葉を用いました。

こう言った。「あなたが神の子なら、下に身を投げなさい。『神はあなたのために御使いたちに命じられる。彼らはその両手にあなたをのせ、あなたの足が石に打ち当たらないようにする』と書いてあるから。」
マタイの福音書 4章6節

この『 』の部分は、詩篇91:11〜12の言葉です。
サタンもある意味巧妙です。1つ目の荒野の誘惑の時に、イエスが神のみ言葉(聖書の言葉)で誘惑を退けたことを受けて、今度は自ら神のみ言葉で勝負をかけてきました!

この誘いは、クリスチャンにとって学ぶところがあります。
クリスチャンは聖書の言葉がどれほど重要で、また真理であるかを知っています。

☆それ故、聖書を引用した話をすぐに鵜呑みにしてしまうことがあるとは言えないでしょうか?

また、その裏返しで

☆クリスチャン自身が聖書の言葉を都合の良いように使うことはないでしょうか?

サタンは後者でした。

詩篇91で書かれていることは、主を信じ、主と共に生きる者へ対しての言葉なので、神殿から飛び降りて名声を高めることに対しては何の関係もありません。

では、イエスは何と答えたでしょうか?

イエスは言われた。「『あなたの神である主を試みてはならない』とも書いてある。」
マタイの福音書 4章7節

イエスはまた、神のみ言葉で対応されました。
(申命記6:16)

サタンに対して、そのみ言葉使い方は間違っている。
わたしに神の子なら飛び降りることができるか試してみろ、と言うのなら、このみ言葉を知らないのか、と言わんばかりの直球!!

父なる神様と子なる神様との関係は崩されることがありませんでした。

神と人との両方の性質を持った方が、人となりきって誘惑に陥らないようにされている、この場面を見ると、私達にもそれは可能なのだと、教えられます。
と同時に、「真理が散りばめられている聖書を正しく知ることの重要性」をも思わされる貴重な時ともなりました。

何と感謝なんだろう!と深い感動を覚えました。

最後に、前回の終わりに書いたことが質問のままになっていました。

恥や恐れ、落ち込み、怒りや悲しみ、憎しみ、またプライド、自己中心などありとあらゆる良くないものを持ってこようとするサタンに対して、サタンが絶対に勝てない三位一体なる神を私達が受け入れるとどうなるのか…?

私は、主によって私達は圧倒的な勝利者となる!!

そう思っています!

聖書の言葉の1つ1つには、本当に深い意味がありますよね。


Have a blessed day!



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