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みやぎを旅する商店街 〜 旅するバザール 〜栗原市六日町通り商店街を旅した寄稿レポ
2021年6月に始まった〈旅する商店街〉のプロジェクト。これまで実証実験としてみやぎの各地で旅するバザールを開催してきました。2021年12月、栗原市にある六日町通り商店街での様子を、旅のレポートとしてまとめてもらいました◎
ギブミーベジタブル×旅するバザール!
六日町通り商店街の空き店舗を1日だけの温かな食卓へ
Eテレの紀行ドラマ「ふるカフェ系ハルさんの休日」に取り上げられる等、注目を集める六日町通り商店街。当日は馬場通りにある空き店舗をお借りし野菜が入場料の食イベント、ギブミーベジタブルとコラボして旅するバザールを開催しました。
【ギブミーベジタブルとは?】
入場料、アーティストの出演料が野菜の自給自足型、食+音楽イベント。お客さんが入場料として持ってきた野菜を、その場で料理人が即興料理、無料で提供します…….野菜が生み出す、お金とは違った価値観で生まれる新しい循環と楽しさを、体感してみてください。
小雨の中スタートした旅するバザール
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11時にオープンすると通りすがりの方が立ち寄ったり、近隣だけでなく仙台からきたという方がいました。お客さんと出店者の距離が近いこともあり、店内には出店者とお客さんの楽しそうな笑い声が響いていました。
【出店者情報】
①ともしびプロジェクト「キャンドル」
②発酵商店HATAYA:味噌や梅干しなど発酵食品の販売(味噌3種類の量り売り)
③ふらっと音楽隊「参加型の音楽会」
④菓子・パン工房oui:焼き菓子の販売(委託)
⑤南三陸フードコミュニティネットワーク「野菜販売」(委託)
⑥ギブミーベジタブル
宮城県刈田群蔵王町の台湾料理屋「慢瑤茶」佐藤 雅宣さん
宮城県富谷市の「かいごはん」のふじわら夏衣さん
雨も止んで、夕方から始まったギブミーベジタブル!
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パフォーマンスを披露する「12minutes」というイベントが開催されていました。
今回は旅するバザールの仲間である〈ふらっと音楽隊〉が飛び入り参加しました。
ギブミーベジタブルとは入場料、アーティストの出演料が野菜の自給自足型、食+音楽イベントです。今回は二人のシェフをお招きし参加者が持ち寄った野菜で即興料理が振る舞われました。
ギブミーベジタブルを始めたきっかけについて、佐藤さんは次のように語ります。
「もともとギブミーベジタブルというカルチャーがあって、それを東北でもやろうっていう動きが4〜5年前からあったんですよね。それに参加させてもらって、持ち寄った食材で、その場のインスピレーションで料理を作るイベントがとても面白いと思い、宮城でもやりたいと思って3年前に開催したのが初めてでした。それから、ちょこちょこイベントがあるたびにやっています。」
佐藤さんと夏衣さんは、これまでに何度も一緒にギブミーベジタブルを開催していて、談笑しながら即興料理をする二人のテンポがまさにぴったり。その場から感じたインスピレーションが料理となって現れます。カウンターに集まったジャガイモやにんじん、白菜、かぼちゃなど、たくさんの野菜が美味しそうな料理になっていく景色は圧巻です。
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シェフに対して「これはなんのスパイスを使っているの?」などたくさんの質問が飛び交いました。
材料に合わせて即興で作られたこの日限りの絶品料理は、普段食事をする時よりも一品一品をしっかりと味わうことができました。美味しい料理を囲みながら「栗駒って人もあたたかくて、本当にいいところなんだよ。」と、自然に地域性についての話題にも。
みんなで持ち寄った野菜から生まれた豊かさを分かち合う。
作つ人と食べる人の垣根を超えて、ここでしか味わうことのできない特別な時間を生み出していました。
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これからの旅するバザール
バザールに参加していた栗原市在住の男性は、「若い人たちの力にびっくりしてます。来てくれてありがとう、そんな気持ちです。こうやって盛り上げてくれる人がいるのが嬉しい。」と笑顔でコメントをくれました。
旅するバザールを開催すればするほど、その地域にしっとりと馴染んでいき、土地の人とヨソモノのような垣根が曖昧になっていけるように。
今年も旅する一座は旅を始めています!
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次回旅するバザールかこちらから↓↓↓
coming soon…
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