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心と体にいいこと #034

『よかれ』という こだわりを 手ばなす

何だかあっという間に
半年が過ぎました。

今日は、「よかれ」という思いの
行き違いを、改めて考えていました。

そう・・この思いを抱く時、
その対象が必ず存在します。
それは自分だったり、
あなたの周りの人だったり。
そう、誰にとって、どの時点での
「よかれ」なのか、です。

この宇宙で起こる人やモノゴトは
全て繋がっている、連係している、
と言われています。
「情けは人の為ならず」という
言葉もその一つの現われですね。
全てのモノゴトは、結局は巡り巡って、
自分に戻ってきます。

言い換えれば、「よかれ」という
思いにこだわり過ぎたり、
引きづられることはない、
ということです。
心の底から「誰かのため」を
思って発した言動といえども、
誰か(何か)を通して、
自分に還ってきますから。

つまり、私が誰かに(何かに)向けて
不快や怒りを感じさせることを
していると、それはまさに
ブーメランのごとく自分に戻ります。

実は、それは相手にとっても
同じことが言えますよね。
つまり、相手が今、なにやら
嫌な思いをしているとすれば、
その人が発信した何かが
誰かを不快にさせていた(いる)。
それが、結局その発信者に
戻っている、ということです。

とまぁ、結局はどっちもどっちで、
どちらか一方が、完全に悪い
というわけではないということです。
なにも、相手のことを1ミリたりとも
考えなくてよい、という極論では
ありません。
そのことにこだわる、こだわり続ける、
それは早々に手ばなしましょ!
という話です。

先人曰く、
「下手な考え休むに似たり」です。
「良かれと思って・・」
「せっかく考えたのに・・」などと、
あれこれと思い悩み、怒ることなかれ。

そこにこだわり、引きずられるよりも、
その都度の直感を大切にしてください。
心地よい! 心地よくない! 
私は 私 あなたは あなた
あなたは 私 私は あなた
そこを自分に感じて、
快適に決断していく力。
これこそ、今の私たちに必要な
「人間力」なのでしょう。

そして、直感的に判断をするには、
普段から自分が思い描く
「幸福な自分」
「自分が幸せを感じる空間」を
より具体的にイメージしてください。
そして、そこに近づいている自分の姿も
しっかりとイメージしてください。
スピード感がなく、遅々とした感じでも、
着実に近づいているイメージです。
そのイメージが浮かぶとき、
私たちは意識することなく、
今の自分が感謝で満たされている、
そのことを実感してください。

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