ヨガ的『仕事のポリシー』。仕事が好き。でも、溺れないようにするには
私、バクティ・シュリーは、会社では人事のお仕事、個人ではヨガインストラクターとして活動しています。
人事のお仕事も、ヨガのお仕事もどちらも好きですし、いつもゴキゲンに働かせてもらっていますが、根がワーカホリックなのでつい働きすぎになってしまいがち。
今回は、仕事が好きだけど、仕事に溺れないために気を付けていることについてお伝えしたいと思います。
キャリアの変遷・なんでヨガをつたえるようになったの?は、こちらから。
ワーカホリックさんが陥りやすい悩み
いつも仕事のことで頭がいっぱい
家族よりも恋人よりも仕事を優先してしまう
完璧主義で必要以上にやりすぎてしまう、自分を追い込んでしまう、人に厳しくしてしまう
当てはまった方、ドキッとした方、いらっしゃるのではないでしょうか?
私も心当たりがありまくりで、特にヨガに出会う前は『常に・全部』当てはまっているような状態でした。汗
仕事が終わって友人と飲みに行ってもつい会社の携帯を見てしまう。
仕事が入ると、プライベートの予定をおろそかにしてしまう(それが原因でフラれたことも…)。
仕事が終わった後や休みの日にも、仕事のことを考えてしまい、夢に出てくる。
せっかく早く仕事が終わっても特に他にやりたいことが無く、手持ち無沙汰になってしまう。
好きでやっている仕事なのに、仕事のせいで自分の心と身体に無理をさせていて、いつも『本当にこれでいいのかな』という何とも言えない不安・不満を持っていました。
ヨガ的『仕事に溺れないため』の心得
身体を動かすだけでなく、日常生活の考え方・指針も与えてくれるヨガ哲学によると、『仕事をすること』もヨーガの一環だとされています。
ただ、今目の前に与えられている仕事を、自分の成果や評価のためにではなく他者(ギーターでは神)のために行うこと。
そうすれば苦しまずに済むよ、幸せになれるよ、と説いています。
神、というものを意識していない人でも、自分のためにではなく、結果に執着せず仕事をするといいよ、というのは仕事に溺れないための大切な教えだと感じています。
日本のことわざで言うと、『人事を尽くして天命を待つ』がしっくりくるのではないでしょうか。
実際に、この教えの通りに仕事をするようにしたら、日常が大きく変わりました。
いつも仕事のことで頭がいっぱい⇒結果に執着しなくなったので、やれるところまでやったら頭を切り替えられる
家族よりも恋人よりも仕事を優先してしまう⇒仕事の区切りをつけることができるようになり、家族も恋人も仕事も全部大切にできる。効率よく仕事を進められる
完璧主義で必要以上にやりすぎてしまう、自分を追い込んでしまう、人に厳しくしてしまう⇒自分のために、ではなく、他者のために行うことだと考えると、自分や人の失敗も許せるようになる
仕事に溺れない、だけではなく、仕事の効率もアップして、なんと業績もアップしました!!
日常生活も楽になるし、仕事もデキるようになる。一石二鳥ですよね?笑
それでも溺れてしまいそうなときは
ヨガ哲学万能!といっても、やっぱり忙しいときはあるし、期限が迫っているタスクが複数あったりすると、前のめりになってしまうこともあります。
そんなときのために、仕事のポリシー・心得のほかに『自分的セーフティネット』を持つようにしています。
自分じゃ気付けないとき、人に言われてもやりすぎていると認められない状態(=メンタルに支障あり)にならないようにするための予防線を張っておくんです。
身体を動かす(ヨガ!)
1日の終わりにプチ日記を書く(ネガティブワードが並ぶようになったら要注意)
家族や信頼できる上司・仲間に、『仕事に溺れやすい傾向にある』ことをぶっちゃけておく
仕事以外の趣味や大切なことに時間を使えていたか1週間の終わりに振り返る
私の場合はこんな感じです。
身体を動かすこと、プチ日記はかなりオススメです。日々の小さな変化にも気付けるようになりますし、これまた一石二鳥。
好きな仕事がある。これってすごく幸せなことだと思います!
その幸せな状態を、より自分にとっても他の人にとっても心地よい状態にキープするための仕事のポリシー。
参考になれば嬉しいです。
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