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[アーカイブあり]エンジニアのためのGitHub勉強会【イベントレポ】

みなさん、こんにちは!bgrass取締役COOのふーみんです!

bgrassは、IT業界のジェンダーギャップ解消を目指して、テックリードを目指す女性・ITエンジニア向けハイスキル転職サービス「Waveleap」を運営しています。

今回Waveleapでは、4月17日に岩永かづみさんを講師にお招きして、「エンジニアのためのGitHub勉強会」を開催しました。

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イベントページ(Connpass)はこちら


今回の記事では、当日の様子をイベントレポートとしてお届けします!


イベントの目的と概要

GitHubはエンジニアにとって開発に必要不可欠な友達のようなものです。

コードの管理だけでなく、自動化のワークフローを構成できるGitHub Actionsや、GitHub Copilot、GitHub Codespacesなど開発を強力に支援する機能が続々と登場しています。

最新技術のキャッチアップやうまく活用していくにあたっての知識をアップデート、具体的な活躍方法を知ることで、エンジニアとして開発効率を一歩上に上げ、スタートダッシュを決めていただくべく、開催に至りました。

講師紹介

岩永かづみさん(Microsoft MVP for Azure/GitHub公認トレーナー/フリーランス・ZEN Architects所属)

業務では、GitHubに関するトレーニングやアドバイザリを担当しています。 個人では、女性エンジニアを応援するコミュニティCode PolarisやGitHubの知見共有コミュニティGitHub dockyardを運営しており、JAZUG for WomenやCogbotの運営にも参画しています。

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インプットセッションの様子

「産休前最後の講座」だからこそのメッセージからスタート

今回は産休前最後の講座ということで、冒頭で自身の経験を踏まえた仕事のお話も触れられました。
「何もできないわけではないのに、妊娠しているからやらなくて良いと言われたら悔しい思いをする。だからこそ周りとコミュニケーションをとって”心を守ることが大切”」とのこと。

仕事も頑張りたい、ライフプランも考えている・・・というエンジニアとって、心に響くメッセージでした。


コード管理だけじゃない!GitHubの機能

自動化ツールが得意というかづみさんから、GitHubの様々な自動化ツールが紹介されました。

例えば、開発においてAIによる支援を得られる「GitHub Copilot」。従来のプラン「Copilot Individual」や「Copilot Bussiness」では、IDE上でCopilotによるコード補完やチャットを利用できます。

さらに、最近リリースされた上位プラン「Copilot Enterprise」では、GitHub.com上でCopilotとチャットでき、リポジトリのコードベースや「ナレッジベース」を用いてリポジトリ上のドキュメントをコンテキストに含めた上で会話できるようになります。また、プルリクエストサマリーの生成機能もあり、開発サイクルをAIによって強力に支援してくれます。

注目度が高い一方、値段や機能の不明瞭さから導入に反対されてしまうこともあるため、「ここを見たら反対された際の説明に役立つ・質問されても答えられる」FAQの場所も紹介されました。

これらは、開発の手助けになる機能を「実際に使い始める」プロセスにおいて、非常に参考になる情報です。社内・チームへの新ツール導入には意外と労力がかかるため、こういった情報はとてもありがたいですね。

高い利便性や安全性を担保する、様々なGitHubのツール

今日のハンズオンで使用するGitHub Codespacesは、コンテナベースの環境です。コンテナ由来の制約があるため向き不向きがありながらも、ポリシー制御やカスタマイズ・拡張機能もあるため、向いている方にはオススメです。

また、イシューやプルリクエストをインポートし管理できるGitHub Projects。従来のProjectsから刷新され、追加のフィールドを定義したり様々なビューを用いて柔軟なプロジェクト管理に利用できます。
それから、掲示板やQ&Aに利用できるGitHub Discussionsも便利です。

他にも静的サイトのホストができる「GitHub Pages」や、リポジトリ内のコードやイシューなどに記述されてしまったシークレットを検出する「GitHub Secret scanning」など、「名前は聞いたことあるけれど、使いこなせていなかった!」という数々の機能の紹介が続きます。

気になる方はぜひアーカイブでチェックしてみてください!

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ハンズオンセッションの様子

GitHub Actionsを使ってみよう!

本日の主役であるGitHub Actions。

GitHub Actionsでは、ymlで記述したワークフローファイルを用いて自動化の処理を定義し、実行させることができます。
ワークフローでは、アクションと呼ばれる、処理を再利用できるようにまとめた部品を利用でき、より素早く自動化処理を構成できます。

アクションは、基本的にはリポジトリで公開されていますが、Marketplaceから探すと便利だそうです。
また、アクションは基本的に誰でも公開することができます。

今回のハンズオンでは、GitHub Codespacesを利用した環境でGitHub Actionsで自動ビルド・テストする流れを体験しました。

立ち上げる工程から丁寧に進んでいきます。

先ほどインプットセッションで説明のあったGitHub Copilotの「チャット感覚で質問できる」拡張機能も、かづみさんの実演を見ることができました。

かづみさんから共有された画面で、ワークフローを実際にデプロイするまでの一連の流れを見ることができました。

「ここを見るとより効率的なワークフローが書けます」
「個人で使う際にはここに気をつけてください」
といった、講座後にも使える説明も充実していたため、明日から業務に活かすイメージを具体的に持てる内容となりました。

参加者の声

満足度の高さが伺えるアンケート結果


イベント後に行った参加者アンケートでは、GitHubの知識が増えたことへの満足感に留まらず、かづみさんのお人柄やキャリアのお話、参加者との交流から刺激を受けたというご意見・ご感想が多く寄せられました。

- 周りからの扱い等で働きづらい気持ちにさせられてしまうことがまだまだあるライフイベントですが、かづみさんのようにフラットに共有ができる場が増やせたらと思いました!

- 自分も女性エンジニアで出産を考えているので勝手ながら目標にさせていただきたい存在でした。たくさんパワーもらえた気がしました。

- 自己紹介を兼ねたインプットの時間なども取り入れていただき楽しかったです。

- とてもわかりやすかった&参考になりました!

- 私もコード作成やデプロイあたりを効率化し、より上流工程のことも考えられるエンジニアになりたいです。

盛り上がった「#waveleap_勉強会」

講座中・講座終了後に、Xでハッシュタグ「#waveleap_勉強会」を付けた投稿で、参加者の皆様からホットな感想を寄せていただきました。
一緒に盛り上げてくださり、ありがとうございます!

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イベント全体の感想

エンジニアであれば触れないわけにはいかないGitHub。
毎日使っているツールにも関わらず「こんなことができるんだ!」という驚きの連続だったことが、参加者皆さんの声からも伺えました。

百聞は一見に如かず、と言うように、大体のことは調べれば分かるとはいえ、有識者の話からインプットしたり、実際に使用している流れとして目にすることで、得られる情報は「痒いところに手が届く」魅力があります。

何よりかづみさんが終始楽しそうにお話されている様子から、明日からどうやって効率的にコーディングに臨もうかとワクワクしてしまいました。

業務に生きる知識に留まらず、エンジニアとしてのキャリア全体に刺激と元気を貰える、あたたかい勉強会となりました。

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Waveleapは、これからも様々な企画を通じて、女性・ITエンジニアの挑戦をサポートします!


Waveleapでは、今後もキャリアの選択肢を増やせるような技術・キャリアイベントの実施を予定しておりますので、ご期待ください!

また、今後はWaveleapコミュニティ限定イベントも予定しておりますので、是非Waveleapにご登録の上、ご注目いただけますと幸いです。


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