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「こどもにわくわくする食育体験を届けたい」グリコ丸山さん応援レポート
こちらの記事は『Beyond meeting』というブレストイベントに登壇した社会起業家について、イベント当日まで伴走サポートした応援コーディネーターの視点から綴った応援レポートです。
わくわくする食育体験
今回ご紹介するのは、江崎グリコの丸山さん(まるさん)。グリコの新規事業を企画中とのことで、お菓子をよく食べる私は「お菓子メーカーの人たちと話ができる!やった!」と思いつつ、初顔合わせにのぞみました。
まるさんは、1歳5ヶ月の娘さんが生まれ「こどもに正しい食の知識を伝えたい」と思うようになり『体験型食育サービス』のアイデアを企画中。
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同期の真川さん(さなちゃん)と川野さん(みゆみゆ)とチームをつくり、こどもにとって食育が当たり前の世界をつくるをビジョンに、こどもたちが自ら楽しみながら学べる食育体験プログラムを構想中、とのことでした。
「どうしたら食をもっと楽しく、もっとわくわく学べるだろう」
「お父さん、お母さんがお子さんに学んで欲しい食育ってなんだろう」
「今の子どもたちは、どんなことにわくわくするんだろう」
子どもたちは、毎日何かを食べ、何かを学んでいます。生活習慣としての食、健康のための食、文化や科学としての食。いろんな角度からみることができる哲学的なおもしろいテーマです。
『カカオ農家にホームステイ』
農林水産省がつくった『食育ピクトグラム』も、初めて知りました。
「これをみながらブレストしたら、発想のきっかけになるかも」と思い、当日資料の最後に入れてもらいました。
せっかくなので事前の打ち合わせでも、まるさん・さなちゃん・みゆみゆとブレストの予行練習をしてみることに。
「そういえば『子供の科学』は好きだったなぁ。毎月雑誌と実験キットが届く、あれ。理系に進んだのもあの体験があったからなんだよね」
「レシピ通りつくらなきゃいけない、という考え方をなくせるといいかも」
「クリエイティビティを発揮するための基礎知識があるといいよね」
「・・・カカオ農家にホームステイとかどう?」
3人のアイデアを聞いてる時間がおもしろく、あっという間に1時間の打ち合わせが終了。「じぶんもアイデアを出したい!」という気持ちがぐりぐり高まった状態で当日を迎えました。
こんな人たちに集まってもらえるなんて
ブレスト当日、丸山さんのテーマを応援してくれる方々に、オンラインでたくさん集まっていただきました。子ども向けワークショップの主催者、プロの料理人、学校といっしょにプログラムを作る自治体の職員などなど。食育の先輩方に経験と知識とアイデアをどんどん出してもらい、メモ係の私はてんてこ舞いでしたが、かなり本格的で濃密なブレストタイムとなりました。(当日のブレストの内容は、、、参加者だけの秘密ということで)
ブレスト終了後、まるさんからは、こんなコメントをもらいました。
「食と絵本を組み合わせるアイデアは面白かったです。レシピが謎解きになっていたりすると子どもが読みたくなるし、わくわくします。
これまで自分たちには見えていなかった視点や切り口をもらい、やる気もかなりもらえました!しっかりかたちにしていきたいと思ってます。
今日はありがとうございました!」
きって、たたいて、のばして、やいて。リズムに合わせて音をならす音楽にもなれば、手を動かす体育や図工にもなる。育てる人、集める人、届ける人。料理を作る人、レシピを考える人、教える人。広い社会とのつながりに気づくきっかけにもなれば、大切な身近な人に目を向け触れ合う時間にもなる『食育体験』。
「子どもたちに大事なことを伝えたい」そう思う多くの人々の思いが交差する食育の世界。まるさんチームなら、きっと素晴らしいサービスを生み出していけると信じ、応援してます!
Beyond Meetingのご案内
次回のBeyond Meetingは3/16(水)の開催です!ご参加お待ちしてます!
<今回の応援ライター>
安田 圭佑(やすだ けいすけ):京都の電子部品企業に所属。Beyond Meetingには応援コーディネーターとして多数参加。二児の父。