愛の空間、甲羅の中身

今日は蟹座の話をしようと思います。

「自分は蟹座じゃないから関係ないやー」
と、さようならをするのもアリですが、
身近な人に蟹座さんがいたら、
その方を思い浮かべながら読んでいただければ
面白いかもしれません⭐︎

そんなことを言っておきながら、
私はホロスコープを読み解くことはできません。
ただ、小さな頃から夜空を眺めて星や月、宇宙空間について想像を膨らませることが大好きでした。
その延長線上に《星占い、星読み》があるという感じ。

読んでみてスッと身体に入ってくる、
そんな星の読み方（感じ方）をしている方たちが数人いますので、そこから私の蟹座論を書いていきます。

小さな時から「この子だけは必ず守りたい」「仲の良い友達には話せるのに、初対面だと緊張して話せない」「知らない場所では自分らしく居られない（いわゆる、ホームとアウェイ）」などがありました。
蟹座じゃなくてもあると思うのですが、仲間を守るとかになると腹の据え方が尋常じゃない。
なんとしてでも勝ち抜ける、とか指一本触れさせない、みたいな。
頼まれても居ないのに笑
相手にしてみれば、「アツイ奴だな」「大袈裟な」と感じたかもしれません。

体育祭や学校祭は、この想いがヒートアップするわけです。
このクラスを必ず一位にしたい！と意気込んじゃってさあ大変。

リーダーや音頭をとるクラスメイトは他にいるけれど、
私はというと、その人たちに乗っかってメラメラしているのです。
自分の内側で、最大限にたぎらせているもの。
未熟な自分だとコントロールできないもの。

『愛情』なんですよね。

これ、うちの子が一番可愛いとか、そういうやつ？と思うかもしれませんが、そうでもなくて。

私の場合、家族に対してはシビアです笑


家族は本当に心を許した仲の良い友人と同じ波紋の中にいる感じ。
ただし、家族を第一に考えていないのか、とか血の繋がった愛する子どもたちを友人と一緒にするのか、とかそういうことじゃあ、ない。


血の繋がりや過ごした時間は私にはさほど関係なく、自分の内側に招き入れても大丈夫と認識した人たちと捉えています。
逆に言えば、血が繋がっていても内側に呼びたくない人もいるかもしれません。


本には、その招き入れる場所を甲羅の中と書いてあることが多いですが、正にその通りだなぁと納得して嬉しくなりました。
中はとても暖かくて、暖色系のライトで照らされ、今日の疲れや居心地の悪さを拭ってくれるような、ホッとできる場所になっています。
ふかふか、とろーん、チャポーン、ゆるり、
とこんな感じでしょうか。

私は子宮の中を連想してしまいます。
お腹の赤ちゃんにとって安心安全で最高の場所は子宮の中ですし、
今や大人の私たちも、そこでぬくぬくしていたんだなあ。
温泉みたいな。



けれどその甲羅、外側はかなり硬いので鉄格子とか鉄の扉が付いているかもしれません。
外から勝手に開けて入ることは不可能です。



人を選んでいるようだ、と気分を害する方もいるかもしれませんか、
柔らかい内部（こころ）を守るための術なのです。

それに、本来の愛情深さも蟹座さんといえば！です。
今は受け入れられない事柄も、
成熟するにつれて招き入れる世界を広げ、受け入れていきたい。
そう思っています。
宇宙空間をすっぽり包むぐらいの底力を秘めた愛情。それぐらい広げられそう。

私はめちゃくちゃ調子が良い時、
世界全てが愛おしくて、虫や花や木の存在に涙が出て、今この瞬間を生きていることに手を合わせてしまう。
ただ、めちゃくちゃ調子が良い時！です。

それぐらい豊かな感性を持ち合わせている自分であること、
それが誇れることなんだ。
とようやく自覚し、自信になってきました。

少し前まではその感性に振り回されて、
ファンタジーの中と現実の狭間を生きているような感覚で辛かったです。

それから、
蟹座さんは水の性質も持ち合わせています。

水のように感情が揺れます。

凪の時もあれば、
うねる北の海のような時、
さらさら流れる小川のような時、
雨の後の水たまりのような時も。

私の夫や母を見ていても、
私のその時々の感情に振り回されているなぁと感じます。反省です。

なんでこんなに振り幅が大きいのかな、さっきまでイライラしていたのにもう笑ってる！という日も。
そうかと思えば甲羅に閉じこもり、悲しみの水たまりを作る日も。

この流動する感情に、本人も振り回されているかもしれません。
私はそうでした。

水は滞ると腐敗します。

感情も同じ。
だから、身体から出そう。
水に流しましょう。

甲羅の中を自分の好きと愛情を込めたものに。
招いた人が安らげるおもてなしをできるように。

私も自分の内側を見つめていきます。

最後まで読んでくれて

ありがとうございました╰(*´︶`*)╯♡