日記・2024/07/27

 最近、以前にもまして将来のことについてよく考えるようになった。

 考えるようになったのは良いけれども、なんとなく具体的なイメージが浮かんでこない。自分としてはクリエイティブ系の職種に就くことが出来れば御の字、それか地方公務員にでもなって安定した収入が得られれば嬉しいな、くらいの気持ちでいるんだけども、どっちも「就職できる自信があるか?」と言われればそんなことはない。

 自信がないのは就活をちゃんと一生懸命取り組んでいないからなんだけども、一生懸命取り組むにはイマイチ時間が足りない。そもそも3年生から就活が始まるのってやっぱおかしいんじゃない?という気持ちがある。インターンシップの応募は一応何件かやってみたけど、今になって取り消したい気持ちの方が強くなってきた。

 そもそも自分がちゃんと仕事をできるのかも不安で、自分はこれまでバイトを一回もしたことない(!?)という驚異の経歴の持ち主。そんな自分がバイトをすっ飛ばしていきなり責任のある仕事を出来るのだろうか……と不安になってくる気持ちもある。

 先輩から「就活は早め早めに始めておいた方が良い」とアドバイスをもらっていたので始めたのは割と早かったんだけど、でも始めただけで現状はほぼ何も出来ていない気がする。もう少し真剣に取り組まねばな、とは思ってるんだけども。

 それか先輩たちの多くがそうしているように、フリーターか大学院にでも進むか?とも考えた。けれど、そこまで親には頼れない気がする。去年の末に親が倒れて、一気に「これ以上親に頼るのはマズいかもな」という気持ちが湧いてきた。でもやはり就職することは怖い、というかどちらかというとかなり面倒くさくて、このまま大学生活が続かないかなぁなどとのんきなことを考えている。

 自分は大学生活の中で、小説を(一般大学生よりかは)まあまあ書いてきた方だとは思うけど、それでもアオイホノオのように在学中に賞を獲って職業に出来るとは思ってないし、そもそもプロになるためのスキルが圧倒的に不足していると思ってる。「プロになって小説執筆を職業とする」というのは、一番素敵な方法だけど一番確率が低い方法でもあるだろう。

 結局は、就職するかフリーターになるか選ばないといけない時期が迫ってきているのは明らかで。就職するのなら好きなところへ行けるだろうけど、フリーターになるのだったら地元へ帰らないといけない気がする。地元へ帰るのは持病の観点から言ってかなり嫌なのだけど、就職しない身で親に文句を言うのも違うと思う。

 人間、生きるためには絶対に働かないといけなくて、それが自分は嫌なのだなぁと再認識した。

 ……と、ここまで思考を綴ってきて思ったけれども、結局この問題はずっと考えても答えが出ない問題だし、答えが出ない問題について考えるのはアホくさいのでやめる。どうしても考えないといけない時になったら考えて、それ以外は自分が今出来ることをこなしていく方が有意義でしょう。

 そういうことなので、これから課題をやってきます。

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