前編:ビジネスコンペにトライした話し。
こんにちは、BEUYSで企画やコピーを担当している上田です。
活動記録として、昨年参加したアイデアコンペについてnoteを書いています。
※この記事は、企画を成仏させるための振返りを兼ねているので、コンペ自体は最終に残ることができていませんのであしからず。
今回参加したのはWemakeが主催する 「ゲオ新規事業アイデアコンテスト2021」で、以下2つのテーマに沿った提案が求められていました。
また、それぞれのテーマに対して求められていることが、大きくふたつありました。
それは、提供価値(問題や欲求の設定、ゲオの強みや取り組むべき理由)と、実現性(収益性、競合優位性、方法)です。
例えば、単純なコラボレーション企画や、一過性のキャンペーン、既存事業の改良や効率化、SDG'SやCSRなど、役に立つというだけの提案で事業性のないものは今回の募集から外れるということでした。
初回の企画会議から1ヶ月で、15個ほどアイデアを出すことができましたが、今回ポイントになる実現性を考慮し、最終的には2案作成し提出することにしました。
この記事では、1つ目のアイデア「ゲオマッチ」について紹介いたします。
このアイデアをひと言で言うと「 趣味で繋がるマッチングサービス」です。
「マッチングサービスね」。と言う声が聞こえてきそうな気もしますが、コロナの社会不安もあってか、年齢問わず信頼できるパートナーや繋がりを求める動きというのがここ数年で広がってきています。
また、テレワーク疲れによる孤独や、人に会えないストレスも顕在化してきているので、「共通の趣味や好きなコト」で繋がる機会というのは、オンライン時代のスタンダードになるのではと思っています。
競合との違いやポジショニングは、以下の図を見ていただきたいのですが、
まずマッチングアプリを使う「モチベーション」に違いがあります。もちろん明確に分かれているというよりは、グラデーションのようなものだと思うので、この境界線というのは曖昧ですが、ゲオマッチの場合は「結婚相手探し」のように真剣度の高いものではなく、「友達・恋人探し」をする20代〜30代前半をメインターゲットにした企画になっています。
他の違いとしては、実際の購買履歴やエリア、お気に入りの情報など、共通の趣味をベースにした、リアルなマッチングが可能になることも違いとしてあります。
以下の図は、簡単なビジネスモデルと、課題と提供価値をワンスライドにしたものです。
コンペを通過することはできませんでしたが、人との繋がりを創出するゲオマッチは、ゲオグループの経営理念である「豊かで楽しい日常の暮らしを提供する」にも則していると思うので、何かしらの形で実現されたらいいなぁなんて思っています。
近々、提出した2つの案のもう片方についても書こうと思いますので、よかったら見てみてください。