BEUYS(ボイス)

日々目にするニュースや、暮らしの中で気づいたアイデアやひらめき。 ふと心に浮かんだこと…

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日々目にするニュースや、暮らしの中で気づいたアイデアやひらめき。 ふと心に浮かんだことを、カタチにしていくのが活動内容です。 頭と心と体をつかったフィールドワークを通して、デザイン視点・発想でおもしろい社会に向けた後押しをしていきます。 https://www.beuys.jp/

マガジン

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    Beuysの活動を記録するマガジンです。 主に、自主制作やコンペ参加への振り返り記事になる予定です。

最近の記事

インフルエンサー社長が抱えるリスク。

”令和の虎”に出演する社長たちが違法賭博をして活動休止になった事件を見て、思ったことがふたつある。 ひとつは「インフルエンサービジネス」について。そして、もうひとつは「その手段を取ることの生きづらさ」についてのふたつだ。 まず、前者のインフルエンサービジネスについてだが、平成の後半から今にかけてのビジネスでは、社長自らがインフルエンサーになることが、マーケティング戦略上有効な手段になってきている節がある。 考えられる理由としては、”差別化の難易度”が年々高くなっているこ

    • たぬかな選手の不適切発言から考える、ビジネス視点での商品価値について。

      ニュースで話題になっているためご存知の方も多いと思いますが、今プロeスポーツで活躍する「たぬかな選手」の不適切発言「170cm以下の男は人権ない」がかなり問題になっている。 事件の詳細については、上の記事を見ていただきたいが、その問題は謝罪しても収まることがなく、スポンサーであるレッドブル、そして所属するチームとの契約解除にまで発展している。つまり深夜にLive配信したこの発言によって、一夜にして無職になってしまったのである。 差別発言によって、誰かを傷つけ、その結果、世

      • 後編:ビジネスコンペにトライした話し。

        こんにちは、BEUYSで企画やコピーを担当している上田です。 この記事は、前回書いた「ゲオマッチ」の続きで、ふたつめのアイデアです。 このアイデアはシンプルで、かなりストレートな案なのですが、みんな(老若男女)が抱えるコーディネートの問題を気軽に解決できることもあって、個人的にも実現してほしいと願うサービスでした。 ※このアイデアも最終に残ることができませんでした。めっちゃ残念! ユーザーにとってのメリットは何かというと、セカストを「自分のクローゼットのように使える」ので

        • 前編:ビジネスコンペにトライした話し。

          こんにちは、BEUYSで企画やコピーを担当している上田です。 活動記録として、昨年参加したアイデアコンペについてnoteを書いています。 ※この記事は、企画を成仏させるための振返りを兼ねているので、コンペ自体は最終に残ることができていませんのであしからず。 今回参加したのはWemakeが主催する 「ゲオ新規事業アイデアコンテスト2021」で、以下2つのテーマに沿った提案が求められていました。 また、それぞれのテーマに対して求められていることが、大きくふたつありました。

        インフルエンサー社長が抱えるリスク。

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          13本

        記事

          レペゼン地球に見る、プロセスエコノミーの話。

          今日はレペゼン地球に見る「プロセスエコノミー」について書いてみたいと思う。 この話の核は何かというと、プロセスが売れる今の時代では「挑戦」そのものがコンテンツになり、「成功の可否」に関わらずマネタイズができるという「挑戦インフラ」にある。 挑戦するプロセスがマネタイズになるということは、一見無謀に見えて無謀ではなく、やり方によっては、安全圏での挑戦ができるようになったということである。もちろんスタートも違えば、過激なことを行うYouTuberも多数いるため、そのすべてが「

          レペゼン地球に見る、プロセスエコノミーの話。

          古塔つみさんの「トレパク疑惑」から考えるオリジナリティについて。

          今日は「古塔つみさんのトレパク疑惑」から考えるオリジナリティについて書いてみたいと思います。 事件の詳細については、色んな記事が出ているのでそちらを見ていただきたいですが、ざっくり云えば「権利者の許諾を得ずに投稿・販売」をしたことが問題に挙げられています。 この事件から、3つのことを考えました。ひとつは「なぜこの事件が起こったのか?」ということと、ふたつめに「なぜトレパクが悪いのか」、そして最後のひとつは「今後どのようになってほしいか」というものです。 まず、ひとつめの

          古塔つみさんの「トレパク疑惑」から考えるオリジナリティについて。

          デジタルマネー時代の財布のミライ。

          どうも、BEUYSで企画やコピーを担当している上田です。 先日、デザイナーの奥田氏と行っている週イチの定例ミーティングで、こんなニュースがありました。それは「中国人は財布を持つのをやめた」という話です。 参考記事:財布を持たない、という日常-中国におけるキャッシュレス化の浸透度 上にあげたこの記事がもう4年も前のものなので、今はまた違う変化を遂げているかもしれませんが、日本ではまだ当たり前にみんなが持っている財布が、これからの10年、50年先でどうなっているのか?というの

          デジタルマネー時代の財布のミライ。

          前編:乾杯の序列を覆すRULES(ルールズ)。

          どうも、BEUYSで企画やコピーを担当している上田です。 今日は、昨年に行った私たちのプロジェクトについて振り返り含めて書いてみようと思います。 どんなプロジェクトだったかというと、サムネの画像にもあるように日本酒を新感覚で飲めるようにするというものでした。 ※企画の詳細については、こちらからご覧いただけると嬉しいです。CAMPFIRE:乾杯の序列を覆す「日本酒カンパイドリンク計画」で日本酒の消費量に貢献したい!! このプロジェクトが立ち上がったきっかけには、大きく2つ

          前編:乾杯の序列を覆すRULES(ルールズ)。

          お賽銭の手数料赤字問題を両替マッチングアプリで解決。

          こんにちは、BEUYSで企画やコピーを担当している上田です。 先日、デザイナーの奥田氏と行っている週イチの定例ミーティングで、こんなニュースがありました。 それは、お賽銭の手数料赤字問題です。この問題をざっくりお伝えすると、これまで無料だった入金手数料が有料になったので、1円、5円の少額硬貨をバンバン入れられても、手数料の方が高いのでお賽銭が消えてしまうという問題です。 場合によっては、一円も残らないどころか赤字になる可能性もあるようで、神主さんや住職さんにとって、かなり

          お賽銭の手数料赤字問題を両替マッチングアプリで解決。

          「Me Ring」。性の多様性を受け入れた社会のコミュニケーションをハック。

          こんにちは、BEUYSで企画やコピーを担当している上田です。 この記事は、前回書いた、以下記事の続きで3つ目のアイデアです。 前回の記事:「CREATIVE HACK AWARD」2つ目のアイデア「みんなが平等に使いづらい自販機」。 このアイデアが解決するのは、”LGBT”や”SOGI”に関する問題で、マイノリティ同士の恋愛のすれ違いや、リテラシーの有無によって不用意に相手を傷つけてしまうことを解決したいという想いがあります。 「自身の心の在り方を、口に出さなくともスマ

          「Me Ring」。性の多様性を受け入れた社会のコミュニケーションをハック。

          「みんなが平等に使いづらい自販機」。平等を目指す社会をハック。

          こんにちは、BEUYSで企画やコピーを担当している上田です。 この記事は、前回書いた「お卒暮」の続きで、ふたつめのアイデアです。 このアイデアは、現代の課題について考える際に、奥田氏がポロッと口にした、「最近のポリコレの対応は行き過ぎていると思う」。という話から端を発し、行き過ぎだと思える多様性や、平等・同一化についてのアンチテーゼとして「同一化による不便」を「日常風景にある自販機×右利き優位なデザインの撤廃」で表現したものです。 なんでもかんでも、フラットにすることで本

          「みんなが平等に使いづらい自販機」。平等を目指す社会をハック。

          「お卒暮」退職時の言い出しづらい空気をハック。

          こんにちは、BEUYSで企画やコピーを担当している上田です。 活動記録として、昨年参加したデザインコンペについてnoteを書いています。 参加したのはWIREDが主催する 「CREATIVE HACK AWARD」。 テーマは「HACK(ハック)」で、以下の強いメッセージから始まるのが印象的なコンペでした。 挑戦的で表現方法も委ねられるこのテーマを前に「芸大生時代が懐かしくなるね」。なんて言いながら、デザインを担当する奥田氏と一緒に「何をハックするか、なぜそれをハックする

          「お卒暮」退職時の言い出しづらい空気をハック。

          文房具コンペにトライした話し。Rememo(リメモ)

          こんにちは、BEUYSで企画やコピーを担当している上田です。 活動記録として、最近参加したデザインコンペについてnoteを書いています。 参加したのは「コクヨデザインアワード」のコンペで、テーマは「UNLEARNING」。※現在は最終に進む10組のファイナリストが決定し、最終審査は3月となっています。残念ながら私たちは残ることができませんでした。これは悔しい! という悔しい状況なので、成仏させるためにも振り返っていこうと思います。 このテーマの募集対象は、「働く、学ぶ、

          文房具コンペにトライした話し。Rememo(リメモ)

          香りをテーマにしたコンペにトライした話。「メッセージフレグランス」

          こんにちは、Beuysで企画やコピーを担当している上田です。 最近参加した、デザインコンペの活動記録としてnoteを書いています。 今回、参加したのは「富山デザインウエーブ」のコンペで、3つあるテーマの中で「香りを拡げる」を選択しました。 富山デザインコンペの特徴は、全国初の「商品化」を前提としたコンペのため、地元企業が抱える課題がテーマになっています。今回も実際に取り組む企業がベースにあるため、企業の沿革や、現在のプロダクトの理解を深めながら企画を起こしました。 Be

          香りをテーマにしたコンペにトライした話。「メッセージフレグランス」

          新しいプライバシー領域の概念「YES NO トビラ」

          こんにちは、Beuysの上田です。 自分は、主に企画とかコピーとか、調整とかフロント部分を担っています。 今日は、先日応募したコンペが残念ながら通過しなかったので、活動記録としてとっておこうと思いnoteを書いています。 で、どんなコンペだったの?なんですが コンペのお題は「THE NEXT WELLBEING」です。 ざっくり云うと、コロナによって個人も社会も、生活とか、生き方とか変わりましたよねと、これからの幸福・健康のあり方ってどんなものでしょうね?というものです

          新しいプライバシー領域の概念「YES NO トビラ」