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べてるの家のオンラインマガジン「ホップステップだうん!」

『ホップステップだうん!』は月2回配信のべてるの有料マガジンです。 向谷地生良さんの連載をはじめ、べてるのメンバーのコラム、イベントの報告や講演録、江連麻紀(写真家)さんの写真連… もっと読む
『ホップステップだうん!』はメールマガジンと並行して月2回配信しています。内容はほぼ同じです。価格… もっと詳しく
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#メンタルヘルス

べてるアーカイブ35th(11) 「当事者の力に支えられる精神医療」 (2008年 精神医学専門誌掲載)

お話し:川村敏明(精神科医・元浦河赤十字病院精神神経科部長・現在浦河ひがし町診療所院長) 聞き手:向谷地生良(北海道医療大学教授・社会福祉法人浦河べてるの家理事) 向谷地 日本の精神医療の歪みの象徴として「多剤多量」 投与が問題となっていますが、薬の処方の仕方が、一つの浦河の精神医療の特徴ではないかと思われますが、川村先生が浦河で精神科医をするうえで、大切にしていることをお聞かせください。 川村 これはいつも感じることだけど、浦河では、いわゆ る「一生懸命治そうとしてない

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べてるの家のメールマガジン「ホップステップだうん!」 Vol.215

今号の内容 ・巻頭写真 「早坂潔さん」 江連麻紀 ・続「技法以前」185 向谷地生良 「生きる苦労の動的平衡」 ・ 伊藤知之の「50代も全力疾走」 第18回「他者と働く」ということ ・ これからも誤作動(1)「誤作動から始まる、家族考」とっとこ ・福祉職のための<経営学> 077 向谷地宣明 「アカウンティング(会計)」 ・ ぱぴぷぺぽ通信 すずきゆうこ 「水がでないんです」 早坂潔さん ニューべてるを歩いているとミスターべてること、早坂潔さんのびっくりした声が聞こえてき

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べてるアーカイブ35th(7) 幻覚&妄想大会 2005~2012

G&M大会2005 グランプリ賞爆発救援隊一同様 あなたは、この一年、相次ぐ「爆発事故」に遭遇しながらも、よく団結し、 爆発のコントロールの研究と講演活動に励み、全国の爆発に苦しむ仲間の励ましと専門家への刺激を発信し続けました。 爆発救援隊への救援要請のトッ プは隊長を筆頭に今のところ他に手が回らない忙しさの中で、自分の救援活動に励む姿は、今後の当事者活動のモデルとなるでしょう。 よってここに2005年度グランプリを授与し、記念品としてスタッフ手作り の「隊旗」を差し上

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べてるアーカイブ35th(5) 「『非』援助の援助」-精神障害者の支援をめぐって

2000年頃に向谷地生良さんが専門職向けに書いたもの。数回に分けて書かれていたものを今回ひとつにまとめた。写真はその頃の「元祖べてるの家」の様子。白いシャツを着ているのが早坂潔さん。 02年には医学書院から『べてるの家の「非」援助論』が出版された。 「社会復帰」を越えて昨今、べてるの家のメンバーは忙しい。代表の早坂潔氏は、秋の掻き入れ時に仲間と共に全国各地を日高昆布の出張販売を兼ねた講演会に走り回っている。彼は中学3年の時「精神バラバラ状態」となり初めて精神科の門をくぐり、

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べてるアーカイブ35th(3) 「治さない医療」

1999年に川村敏明先生と向谷地生良さんが参加した講演会の記録です。場所などは不明です。 川村 今、紹介した4人はたまたま私の患者さんです。あんまり良くなっていない事が分かると思いますが(笑)、「治す」ことだけが大切でない事もある意味では伝わったかと思います。 私は医者としてはちょっと変わってる方なのかと思います。はじめから医者を目指していたわけではなく、北大(北海道大学)の水産学部に行っていて、そこを中退しました。高校のときも300人の内270番という成績で、あまり医

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「ホップステップだうん!」 Vol.169

今号の内容 ・巻頭写真 「 久保田 誠」 江連麻紀 ・続「技法以前」143 向谷地生良 「リアルタイムの創出知」 ・ 土曜 ゆるゆる当事者研究 ・本の紹介『フォスター 里親家庭・養子縁組家庭・ファミリーホームと社会的養育』(生活書院) 白井千晶(著)/江連麻紀(写真) ・福祉職のための<経営学> 031 向谷地宣明 「研究思考/志向」その2 ・ぱぴぷぺぽ通信 すずきゆうこ 「ごはんは大事」 久保田 誠さん 久保田さんはさをり織りを始めて12年の名手で、たくさんの作品

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「ホップステップだうん!」 Vol.168

今号の内容 ・巻頭写真 「 池松靖博さん」 江連麻紀 ・続「技法以前」142 向谷地生良 「不確かさへの耐性-人は合理的に動かないもの」 ・ 伊藤知之の「スローに全力疾走」 第95回 ぱぴぷぺぽ珍道中 ・「商売すっぺ!」を研究する 宮西勝子 ・福祉職のための<経営学> 030 向谷地宣明 「研究思考/志向(Research approach)」 ・ぱぴぷぺぽ通信 すずきゆうこ 「ほめほめシャワー」 ・「べてるアーカイブ」配信のお知らせ 池松靖博さん 今週でべてるの家に来

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「ホップステップだうん!」 Vol.167

今号の内容 ・巻頭写真 「昆布作業」 江連麻紀 ・続「技法以前」141 向谷地生良 「全的結合-気心の知れた関係」 ・ お食い初め ・BaseCampus 人間関係の苦労研究会 第3回「呼び起こせハプニング!仲間の力」 ・なおのん便り 「過去の再構築(The Re-construction of my whole life)〜別の見方」 ・福祉職のための<経営学> 029 向谷地宣明 「定常志向」 ・ぱぴぷぺぽ通信 すずきゆうこ 「専門家」 ・「べてるアーカイブ」配信の

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べてるアーカイブ35th(1)「和解の時代」 〜べてるの家の歩み〜

90年代に向谷地生良さんがべてるの家の歩みについて札幌で教会関係者に向けて講演したときの記録です。 北海道日高の浦河町にある浦河教会は、室蘭からえりもまで総延長200キロ以上に及ぶ地域の中で「共同牧会」という非常にユニークな教会同士の繋がりと支えあいの中で守られてきました。私が浦河に来た1978年当時は、過疎地にあって、経済的にも自立が困難で、選任の牧師も置くことが出来ない貧しい小さな群れでした。ですから、現在でも経済的には、都市部の教会から本当にたくさんの経済的な支えをい

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「ホップステップだうん!」 Vol.166

今号の内容 ・巻頭写真 「セミナーハウス」 江連麻紀 ・続「技法以前」140 向谷地生良「正しい知識は誰が持っているのか?」 ・ 伊藤知之の「スローに全力疾走」第94回 舞台『12人の怒れる人たち』から「対話」について考えたこと ・東京大学ウインタースクール 報告 ・「パワーフード/コンフォートフード」 宮西勝子 ・福祉職のための<経営学> 028 向谷地宣明 誰もが「スターター」になれる ・ぱぴぷぺぽ通信 すずきゆうこ 「俺、石川」 ・「べてるアーカイブ」配信のお

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「ホップステップだうん!」 Vol.165

今号の内容 ・巻頭写真 「木林美枝子さん 」 江連麻紀 ・へなへなの言葉 ・続「技法以前」139 向谷地生良「ディファクト」よりも「デジュール」 ・ 毎月開催「誰でも参加できる当事者研究」をご紹介 ・「コンタックがやめられない」 広重尚也 a.k.a Buddha Alchemist ・ベースキャンプ便り ・福祉職のための<経営学> 027 向谷地宣明 「ゾチアール(Sozial)」 ・ぱぴぷぺぽ通信 すずきゆうこ 「なんヘルデビュー」 木林 美枝子(きばやし み

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「ホップステップだうん!」 Vol.164

今号の内容 ・巻頭写真 「ルピナスの丘」 江連麻紀 ・続「技法以前」138 向谷地生良「子供のいる風景」 ・ 伊藤知之の「スローに全力疾走」 第93回「2019年お正月のべてる」 ・「2019年私のトリセツ」 宮西勝子 ・福祉職のための<経営学> 026 向谷地宣明「べてるもいつか潰れる」 ・ぱぴぷぺぽ通信 すずきゆうこ「向谷地さんの弱さの情報公開 効果あり」 ルピナスの丘 浦河に遊びに行ったら立ち寄ってほしい場所のひとつです。 べてるのメンバーやスタッフにどんな場所

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「ホップステップだうん!」 Vol.163

今号の内容 ・巻頭写真 「小川和加子さん」江連麻紀 ・続「技法以前」137 向谷地生良 「自分自身で、共に-個別化と協同の時代」 ・ 伊藤知之の「スローに全力疾走」 第92回 「生まれ来る子供たちのために」 ・なおのん便り ・【本の紹介】『自殺会議』 (朝日出版社)著:末井昭 ・福祉職のための<経営学> 025 向谷地宣明 ・ぱぴぷぺぽ通信 すずきゆうこ「向谷地さんの弱さ(忘れもの)拡散中」 小川和加子さん 浦河で住んで20年くらいになる小川さん。 自己病名 明るい

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「ホップステップだうん!」 Vol.162

今号の内容 ・巻頭写真 「浦河駅」江連麻紀 ・続「技法以前」136 向谷地生良「コヒーレンス」と「対話」 ・「声の出ない私の研究」 Nozomi(浦河べてるの家) ・「ソロごろにゃんプレイのすすめ」 宮西勝子 ・「スキゾフレニア」  広重尚也 a.k.a Buddha Alchemist(Base Camp) ・福祉職のための<経営学> 024 向谷地宣明 ・ぱぴぷぺぽ通信 すずきゆうこ 「まい家電」 JR日高本線の浦河駅 北海道苫小牧市の苫小牧駅から様似町の様似駅までを

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