享受会コラム#6「BETAのBはメガネのレンズ!?」byまもさん

大量に発生していた雪虫も消えつつあり、天気予報に雪マークがつき始めました！
四季ならぬ12季あると勝手に感じている富良野も、いよいよ冬の入口（根雪前の季節）ですね。

はじめまして！
富良野BETA大学の大曽根 衛（まもさん・ちゃん）です。
２０１７年に横浜から移住してきました。

ありがたいことに富良野に住んでいると多くの友人が全国や海外から遊びに来てくれます。
そんな彼らと一緒に過ごしていて感じるのは、観光地としての富良野やドラマなどのイメージで知る富良野と、暮らすように過ごしてもらうことで感じ取ってもらう富良野と、魅力には両面あるんだということです。
実際に自分も住んでみて感じています。

もちろん有名な観光スポットもステキだと思いますが、それと同時に「富良野にあたりまえのようにあるものに豊かさや面白さ、美しさがたくさんある」ということです。

友人たちも「切り取った景色がどれも絵画のよう！」、「空が広くて、心も自然とオープンになるね！」、「空気がおいしくていっぱい吸いたい！」、「犬もおもいっきり走るところがあって幸せ犬だね！」、「みんなあたたかくてやさしい！」、「また来たい！というよりもまた帰ってくるね！」・・・
それぞれの感じたことをそれぞれのコトバで表現してくれるとうれしくなります。

知っているようで知らないことってありますよね。
そして、同じ時に同じ場所にいても捉え方って人によって違います。

例えば、富良野の冬の要素でもある「雪」とか「寒さ」も捉え方はさまざまです。
「雪のせいで・・・」「雪は大変・・・」「除雪が大変・・・」という捉え方もあれば、「雪があるからこそ・・・」「富良野の雪だからこそ・・・」「除雪している時期の方が体が元気、近所さんと会話する・・・」「－３０度にもなる富良野よりも、なぜか東京にいるときの方が『寒い』という言葉を使う」「盆地という地形が冬をアートに変える」などという捉え方もあります。

どれが良い悪いというよりは、いろいろな捉え方から自分が選んだ見方（メガネ）をできると良いなと僕は思っています。

遊び心メガネ、美しく見えるメガネ、クリエイティブメガネ、逆さまメガネ・・・違う種類のメガネをかけ替えると目の前の景色が変わって見えてきます。
家によって除雪の仕方のクセが表れているのが面白く見えてきたり、除雪した雪で子供や犬の遊び場をつくれたり、除雪はジョセツ・エクササイズになったり、と。

「マチアソビをする！」がコンセプトのFURANO BETA大学ですが、フィールドにある【あたりまえ×メガネ】という組み合わせをみんなでいろいろ試しながら、知っているようで知らない富良野の魅力と意外な自分の反応を見つけていきたいと思います！
ぜひ、一緒に探しましょう！

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