近ごろ、井上ひさし氏に何かと縁がある(と一方的に感じている)ため、書店で氏の作品を探して読もうと思った。 そこで今回出会ったのが「十二人の手紙」(中公文庫)である。…
スーパーベータ
2020年8月23日 22:40
近ごろ、井上ひさし氏に何かと縁がある(と一方的に感じている)ため、書店で氏の作品を探して読もうと思った。そこで今回出会ったのが「十二人の手紙」(中公文庫)である。あらすじ(文庫版裏面より引用)キャバレーのホステスになった修道女の身も心もボロボロの手紙、上京して主人の毒牙にかかった家出少女が弟に送る手紙など、手紙だけが物語る笑いと哀しみがいっぱいの人生ドラマ。作中の表現はすべて「手紙」