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「やっぱり見立てだ!!」 講座を受けてさらに実感しました。

こんにちは、べすとびじょん横田です。

今回のご相談者は、初級講座を受講されたAさんです。

彼女は特別支援教育の現場で長年働かれ、現在は外国人の子どもたちへの日本語指導を担当されています。
ビジョントレーニングに興味を持ったきっかけは、教育現場で感じた「子どもたちが見ているようで見ていない」「集中できていない」といった学習のつまずきです。特に外国人の子どもたちに対して、言語や文化の壁が教育にどのような影響を与えているかを日々痛感していたそうです。

彼女は、先日の日本ビジョントレーニング普及協会主催のビジョントレーナー養成 認定初級講座を一日で受講されました。
「忘れやすい性格なので、間が空くより一気に受けたほうがいいと思いました」とおっしゃっていましたが、長時間の講座にも関わらず、とても意欲的に学ばれたことが印象的でした。

初級講座での気づき:楽しく学ぶ大切さ

Aさんは、初級講座を受ける中で「楽しく学ぶ」ということの重要性に気づいたと話されました。

特に、外国人の子どもたちが日本語を学ぶ中で、ただ教え込むのではなく、楽しみながら学ぶことが学習の成果に直結するということです。
「無理に教えても、やっぱり楽しくないと覚えられない」というAさんの言葉は、教育の現場において非常に大切な視点だと思います。

私は、「ビジョントレーニングでは、遊びを通じて学びを促すことが非常に効果的です」とお伝えしました。

特に日本では、大人が子どもと一緒に本気で遊ぶ時間が限られており、そこに寂しさを感じる子どもも多いです。
この遊びの時間を通じて子どもたちが心を開き、安心感を持つことで、学びに対する意欲が生まれてきます。

Aさんも講座で学んだビジョントレーニングを実際に取り入れて、子どもたちが楽しみながら学べる環境を整える工夫をされています。

外国人の子どもたちへの指導での悩み

Aさんが現在担当している外国人の子どもたちは、親の都合で日本に来た子が多く、彼ら自身は日本語を学ぶ動機があまりないという点に課題を感じていました。
日本の教育環境にうまく適応できない子どもたちは、しばしば「落ち着きがない」や「学習が遅れている」と判断されがちです。
しかし、Aさんが感じているように、これは単なる言語や学習の問題だけではなく、その子どもたちの「認知の成長」に関わる問題が根底にあります。

Aさんは「ローマ字打ちができるのに、漢字の読み書きが苦手な子どもがいる」というエピソードを話されました。
このような状況は、彼らが持つ能力が正しく評価されていない例であり、彼らの認知や学びのプロセスを見極めることが重要です。
これも、ビジョントレーニングの「見立て」をしっかりと行うことで、その子が何を必要としているのかを理解することができるとお伝えしました。

ビジョントレーニングの力

初級講座で学んだビジョントレーニングは、Aさんのように外国人の子どもたちに日本語を教える現場でも非常に有効です。

Aさんは、すでにいくつかのトレーニングを子どもたちに試しており、「目のついた棒」を使ったトレーニングを取り入れたところ、子どもたちが楽しんで取り組んでくれたそうです。
このように、遊びの要素を取り入れながら、子どもたちが自主的に学べるような環境を整えることが、学習へのモチベーションを高める一つの方法です。

さらに、私はAさんに「認知の育成」の重要性についてもお話ししました。
ビジョントレーニングは、目の動きを鍛えるだけではなく、子どもたちの「見る力」「聞く力」を育て、それが脳にしっかりと伝わり、行動に結びつくためのトレーニングです。
この一連のプロセスが、子どもたちの学習や生活に大きな影響を与えます。特にAさんのように、外国人の子どもたちの支援をされている場合、彼らが日本語という新しい言語を学ぶだけでなく、日常生活や学習においても認知を育てることが重要です。

見立ての重要性

ビジョントレーニングでは、「見立て」というプロセスがとても重要です。これは、子どもたちの現在の状態を正しく理解し、その状態に合わせたトレーニングを行うことを意味します。

Aさんが経験した「知的障害と誤解されて特別支援学級に入れられる」という状況も、見立てが不十分であったことが原因です。
正しい見立てを行うことで、その子の持っている本来の力を最大限に引き出し、誤った判断を避けることができます。

Aさんの実例でも、「ローマ字打ちができるのに漢字が読めない」という問題は、その子が持つ認知の部分が正しく理解されていないことが原因です。見立てをしっかり行い、その子の認知の成長段階に合わせたサポートをすることで、学習の成果が大きく変わってくるのです。

初級講座から得たもの

初級講座を通じてAさんが得た一番の学びは、「楽しく学ぶこと」と「正しい見立て」の重要性でした。
特にべすとびじょん式ビジョントレーニングでは、子どもたちが楽しみながら、認知を育て、学習に取り組めるようサポートすることが重要です。
また、子どもたちの状態を正確に見立てることで、適切なサポートを行い、誤った判断から解放されることができます。

Aさんは、「自分自身もアウトプットが苦手で自信がない」というお話をされていましたが、実際には子どもたちに寄り添い、彼らが持つ力を引き出すための素晴らしい取り組みをされています。
ビジョントレーニングを通じて、子どもたちが自信を持って学びに向き合えるようにするためのサポートを、Aさんのような教育者が日々行っていることは、本当に素晴らしいことです。

今回も最後まで読んでいただいてありがとうございます。
Aさんのように初級講座を受講された方々が、ビジョントレーニングを活かして子どもたちに寄り添い、その成長をサポートしていく姿を見ると、私自身も非常に励みになります。今後も、べすとびじょん式ビジョントレーニングの魅力や実践方法について、皆さんと共有していきたいと思います。

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