摘読(つまんどく)がとまらなくて
積読(つんどく)はあいかわらずとして、、
摘読(つまんどく)がわれながらひどい、ここ最近。
もともとこのnoteでは「競馬本」を取り上げているのですが、変に読書熱が加速気味で、「野球本」や、それ以外にもいろんなジャンルの本、一定の好みに従ってはいるものの、やや買い過ぎな感があります。
以前は図書館で借りることも多かったのですが、最近は、なんか手元に置いておきたい欲が強く、とりあえず買っておくことが多いのです。
さいきんは、これらの本をちょこちょこと読み進めています。
競馬系が3冊、野球本1冊、あとはエッセイと、旅本。
この中でつまみ回数が多いのは、「味の台湾」と「オレとO・N」の2冊。
「味の台湾」は、三省堂でふら〜っと手にとって、面白そう、と思いつつ、高いな・・と、一度店を出るも、結局戻って買ってしまいました。
台湾の詩人の方が、台湾の庶民料理について書いたエッセイ。
ご時世で気軽に台湾に行けないですが、この本を読んでいるとグルメ旅欲がむくむくと湧き上がってきて。(写真は、以前自分が撮ったものです。この本に料理の写真は載っていません。)
文章は、ただの料理の紹介ではなく、著者のそれぞれの料理に対する思い入れや、有名店の歴史、台湾の時代背景などが描かれていて楽しいです。
「オレとO・N」は、野村克也氏が選手時代、監督時代を通じてライバルだった王貞治・長嶋茂雄について、野村氏の視点から記録を残すことは自らの「使命」だとして、書き記したもの。
これもかなり面白い。
まだ半分ぐらいまで読んだところですが、打者としての長嶋さんについては「天才型」であり、キャッチャーとしては対処のしようがなかった、かなり手を焼いたというエピソードが面白くて、王さんについては、自分の打撃記録をことごとく破られたと、ぼやいています。
ONだけについて書いている訳ではなく、巨人のV9がどのように始まったか、巨人が野球界の王者に君臨し続けて行くのか、その分岐点だったという1965年の日本シリーズ(巨人vs南海)の話などは、当事者ならではの臨場感があって引き込まれます。
後半は、監督としてのONについて書かれているようで、楽しみ。
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