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捨てられる勇気。Day.33


実家への帰省での出来事


先日、実家に帰省した際に

一人暮らしで使っていた家具や家電を「ジモティ」というアプリを使って

地元の人々に格安で譲ってきた。

このアプリの凄いところは出品して数時間も経たないうちに

引き渡し予定者が決まってしまうこと。
しかも某フリマアプリのように手数料がかかることもない。👏

どうせ持っていても今後ひとり暮らしをすることなんてしばらくはないし

必要な人も格安で家電屋家具が手に入るし、まさに "Win-Win" だった。


ただ、この行動を母はあまりよく思っていなかったらしい。

自分から理由を話した訳じゃないけど

僕が一人暮らしの時に使っていた『思い出の品』が

手元からなくなってしまうことに寂しさを覚えたんだと思う。

僕は親になったことがないのでなんとも言えないけど

母なりに何か思うところがあったんだろうな。


昔はモノを捨てられなかった


そんな僕も昔はモノを捨てられない子供だった。

他人から見ればゴミ同然の使い古したおもちゃやベッドのシーツでも

自分がこれまで大切に使ってきたモノだと絶対に捨てられなかった。

当時好きだったキーホルダーを無くした時には

大泣きして騒いでいたこともあった。笑


それだけ自分の大切にしているモノから離れるのが苦手だった僕も

今ではスーツケース一つで移動できるくらいミニマリストだし

いらないモノといるモノを "感情" で判断せずに "合理的" に判断して生活できるようになった。


捨てられるようになったきっかけ


捨てることに対して躊躇せずに正しい判断ができるようになったのは

出会いと別れを普通の人よりも多く経験してきたからだと思っている。

これまで海外30カ国以上の国を訪れて

気の合う奴やなんでも気兼ねなく話せるような人とたくさん会ってきたけど

帰国のために仕方なく別れてきた、なんてことは何度もあった。

そういう別れの辛さが嫌だったから

いつでもどこでも働ける
海外フリーランス」を目指すきっかけになったんだけどね。


そうは言っても海外なんて簡単に行ける場所ではないし

次にみんなと会えるのはいつかもわからない。

もしかしたらもう二度と会えない人も、中にはきっといると思う。

そんな人たちとの別れと比べたらモノを捨てることなんてなんてことはない。

捨てられることの凄さ


こうして晴れてモノを捨てられるようになった訳だけど

他にも良い意味で変わった点がある。

それはこれまで以上にリスクを取って挑戦できるようになったこと。

リスクを取るということは「安定を捨てる」ことだし

挑戦するということは「成長する=昔の自分から変わる」なので

ともに何かを捨てなければいけない。

でも過去に僕は人との別れを通して

『大事なモノを捨てるということが自分を成長させてくれる』
ということを知っている。

だからこそ人がビビってやらないことでも平気でできるし

大胆な決断をできるような性格に変わってきた。


何を捨てて何を大切にしていくのか?


これは僕なりの解釈なのでこの考えが万人に対して当てはまるとは限らないが

捨てられる勇気を持つことは人生を好転させる上でかなり重要だと思っている。

これからも「何を捨てて何を大切にしていくのか」を
常に意識していきながら生きていきたい。






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