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自然分娩と無痛分娩を経験して感じたこと

今回は自分の経験談も踏まえて二つの出産方法について書きたいと思います。

分娩方法については個人差があるため、あくまで一つの意見・感想としてお読みいただけましたら幸いです!

1. あんなに痛いと思わなかった自然分娩

病院選びの時点でリサーチが甘かった

私は長女を自然分娩で出産し、次女を無痛分娩で出産しました。

長女を出産した病院は自然分娩しか対応しておらず、緊急対応をしてくれる大きな病院という軸で分娩先を選んでしまったので、正直なところ、病院選びの時点ではあまり分娩方法のリサーチができていませんでした

遅ればせながら、分娩先確定後に自然分娩について一生懸命調べました。

もちろん「痛かった」という感想・体験談をたくさん見たので絶対痛いだろうなぁと思いながらも、どこかで「私は大丈夫だろうな、耐えられる気がする」と思っていました。これは母が痛くなかったと話していたのも大きな要因かもしれません。

そして言うまでもなく、出産前日と当日はこの選択をした自分を死ぬほど恨みました。理由はとても簡単です。

死ぬほど痛かったからです!!!!!

なぜ痛いのに子宮口は開かないのか

出産当日の産後ハイ状態で書いた出産レポがあるので、それもいつか載せたいと思いますが、私は本当に子宮口が開かない人間でした。

どれほど切実に願っても自分の意志で開くものではなかったので、本当に絶望的でした。

自然に陣痛が来て入院しましたが、ほぼ無睡で、しかもコロナ禍だったので1人で陣痛と戦い、促進剤も入れた上での長く痛い出産でした。

本陣痛から12時間後に産まれてくれたものの、微弱陣痛ですら痛かった私にとっては20時間以上の拷問でした。

最後は何とか冷静に長女を産むことができましたが、「産まれた!」という気持ちよりも「痛みから解放された!!!」という気持ちが強かったです。

私よりも苦しんだ方は他にもたくさんいらっしゃるかと思いますが、あの痛みは二度と経験したくないです。。。


2. びっくりするぐらい痛くなかった無痛分娩

無痛分娩のできる病院探し

もしまた子供を授かることができたら絶対に無痛分娩にしようと思っていたので、次女を妊娠した時は長女の時よりも念入りに病院をリサーチし、計画無痛分娩のできる病院を選びました。

出産予定日に合わせて妊娠中期に分娩日を選ぶことができたので、家族(特に夫と母)の予定を調整できてとても助かりました。

ただ、私は経産婦だったので入院日よりも早く陣痛が来てしまった場合は無痛分娩の処置ができない可能性が高いと言われました。お産の進みが早く、麻酔が効き始める前に赤ちゃんが出てきてしまうからです。

病院によっては、いつ陣痛が来ても無痛分娩対応をしてくれるところもあるようですが、この点は完全に私のリサーチ不足でした。

分娩日(妊娠38週)までお腹で遊んでいてくれ〜と祈りながら過ごし、次女への願いが通じたのか、何の前兆もなく入院日を迎えました。

一番痛かったのはバルーンと点滴の針

分娩予定日の前日に入院しましたが、子宮口は今回も頑固でした。全く開いていなかったのでバルーンを入れてもらい、翌日の準備で点滴の針だけ刺してもらいました。

驚くことにこの二つが入院中の一番痛かったものでした。

分娩当日は背中にカテーテルを入れることが死ぬほど怖かったのですが、局所麻酔をしていただいたのでほとんど痛みはありませんでした。

陣痛も、そろそろ痛くなってきたかもなぁというタイミングで麻酔を入れていただいたので、朝食も昼食もしっかり完食し、スマホゲームをしながら次女が出てくるのを待ちました。

前回はずっと痛みに苦しみ、泣きながら子宮口が開くことを待っていたので、痛みがなさすぎてスーパーサイヤ人になった気分でした。

今回は出産に立ち会うことのできた夫も、私の余裕っぷりに終始驚いていました。

全く痛みがない状態で娘に会えた

分娩直前、一時的に麻酔が追いつかず「イテテテテ」となることがありましたが、麻酔科の先生がその前に強めの麻酔を入れてくださっていたので、分娩時は完全に痛みが消えました。

そのため、病院の方々の声掛けに合わせてしっかりといきむことができ、落ち着いて次女の誕生を迎えることができました!無痛分娩にして良かったと心の底から思いました。

ただ、産後の処置中に担当してくださった助産師さんとお話ししたのですが、ここまで麻酔がしっかり効いて、完全に痛みのない状態で出産できることは珍しいようです。

今回は本当にうまく麻酔が効いたから良かったものの、少しでも状況や条件が異なっていたら「無痛分娩だったのに痛かった」という記事を書いていたかもしれません。


3. 二つの出産方法を経験してみて思ったこと

私にとって無痛分娩は最高だったけど、ゴリ推しはしない

次女の出産を通して、無痛分娩は最強だと思いましたし、ここまで痛みを無くせるのであれば長女も無痛にしておけば良かったなぁと思いました。

ただ、おそらく私は自然分娩を経験していたからこそ、あの恐ろしい痛みを知っていたからこそ、無痛分娩の良さをより実感できたのかなぁとも思います。

その結果、長女出産直後は周囲の人に「マジで痛いから絶対無痛にした方がいい」と話していましたが、今も同じことが言えるかというと…なかなか難しいところです。

もちろん私にとって無痛分娩は最高でした。ただ、これは二つの出産方法を経験したからこそだと思うので、そう考えると今までのような無責任なゴリ推しができなくなってしまいました。

出産は人それぞれ!人の体験談は参考にするだけに留めること

そのため、出産方法をどうしようか迷っている方には、しっかりとリサーチをして、メリットとデメリットを理解して、ご家族やご友人に相談しつつも、最終的にはご自身で決めていただきたいと思います。

自分で決めないと、何かあった時に人のせいにしたくなるからです(笑)

実際に私は母に「すぐ終わるから痛くないよ」と自然分娩をゴリ推しされ、大したリサーチもせずに自然分娩を選択して後悔しました(笑)

母は自然と無痛、どちらも経験していたのでかなり説得力があったのですが、結果的に母とは全く違う経験をしました。

そのため、人の体験や感想を参考にするべきだと思いますが、自分もそうなると考えてはいけません!!私のようにはならないよう、皆さまはご注意くださいませ!

出産レポはたくさん読むべき

あとは、私以外にも出産レポをたくさんの方々が書いていらっしゃるので、出産直前まで読み漁ることをおすすめします。

私は長女の時も次女の時も、かなりの数のレポを読みました。そのおかげで初めての出産も、初めての無痛分娩も、「これ知ってる!」「出産レポで習った!」と、進研ゼミの広告みたいな体験ができました。

この場をお借りして全世界の出産レポライターの皆様へ心より感謝申し上げます。ありがとうございました(泣)

似ている状況はあっても、全く同じ出産レポは絶対にないので、色々なパターンを理解するだけでも全然違うと思います。

これから出産を控えていらっしゃる方はぜひ色々と読んでみてください!

何度も言いますが、参考にするだけですよ!自分もこうなるんだ〜と考えるのはNGです!(笑)


4. 最後に

長くなってしまいましたが、最後までお読みいただきありがとうございました!

今回はそれぞれの出産については要約のみでしたが、出産当日に書いたそれぞれの出産レポもあります。よかったら読んでみてくださいね!

それではまた次の記事でもまたお会いできますように…🌟Thank you for reading!!!

Berry

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