見出し画像

【Column Vol.7】2021年の今、2020年を振り返る

押忍。こんにちは。今回は2020年の振り返りを実施しようと思う。2020年は皆さんにとってどんな年だっただろうか。少なくとも私にとってはとてつもない変化があった1年となった。時系列で振り返っていくので、最後までお付き合いいただけたら幸いだ。

1月~2月WaLaの哲学で思考を深める。

画像1

2019年末に開催された社内のイベントをきっかけにWaLaの哲学に出会う。2020年の最初の変化だ。

【WaLaの哲学とは】
Work anywhere Live anywhere という言葉の略語で屬(さっか)学長のもと、自分自身を哲学する講座だ。この講座は、自分自身を徹底的に見つめなおすことを目的に、様々な情報をインプットする。瞑想やマンダラート、エクセル3万日といったワークを通して生きることを徹底的に考え抜く。脳から汗が出るとはまさにこのこと。

なぜ自分はこの世に生を受けたのか、なぜ自分は150億年という宇宙の歴史の中で今この瞬間を生きているのか考える。生きることを考えることは即ち死ぬことを考えること。その逆も然り。
最も印象的だったワークショップは「臨死体験」だ。臨死体験とは、その字のごとく死ぬことを体験する。

【「死」を体験する。】
「自分が大切にしたい」景色、人、趣味、物等各項目に当てはまる要素を5つ紙に書き出す。一人の男性の一生をナレーションとともに疑似体験していく。人生が進んでいくにつれ決断を迫られる。それは自分自身にとって大事なことを一つ一つ捨てていく決断だ。男性の人生は順風満帆なところから急に「末期のがん」と診断され、今まで意識をしなかった「死」と向き合う。それを通して「自分が本当に大切にしたい」と思うことは何か、見つめなおす体験だ。

私を含め、この講義の受講者は20名くらいいたが、ほぼ全員が一番最後まで残した紙は「家族」「親」といったような身近な人だった。「趣味」や「景色」「物」等は「死」を意識すると真っ先に捨てていた。この体験を通して一つの結論が出た。

お金で買えないモノにこそ価値がある。

お金で買えないモノの代表格は時間だ。一日一日の限られた時間に命を燃やそう。そしてなにより親孝行。

少々余談だが2020年中に交通事故で亡くなった人は全国で2839名いる(警視庁より)。身近に事故が起きていないだけで1日あたり7人が交通事故によって命を落としている計算になる。毎日生きていると、明日が来ることが当たり前に思ってしまう。明日が来るのは決して当たり前ではない。後悔の無いようお世話になった人に感謝や想いを伝えよう。

4月:緊急事態宣言発令、コロナを言い訳に何もしない日々

画像2

コロナは人々の生き方を変えた。振り返るとこの一言に尽きると思う。この時期は広地暮らしの1ルームで籠りっぱなしの在宅勤務。新規顧客開拓は全くうまくいかず、「コロナ」を言い訳に何にもやる気を見出せず、のうのうと生きてしまっていた。せっかく哲学を通して自分自身を見つめなおしていたのに、目先の自分の欲求に従った怠惰な生活を送っていた。最もたちが悪かったのは、哲学を通して自分自身を見つめなおした、という自負が捨てきれず、口だけは意識が高く行動が全く伴っていない自分がいたことだ。更にその自分に気が付いていながらも特段行動を変えることなく時間を浪費していた。漠然とした焦りが日々募りきったある日、自分を変えることを決心する。それは自分の身体を鍛えなおすことだった。決意をしてから毎日の筋トレ、ランニングを欠かさず、徹底的な食事管理を行い、友人からの食事の誘いはことごとく断った(友人とピザパーティーをした時も、自分だけコンビニのサラダチキンを食べていたほど)。トータルで体重はマイナス7キロ、念願の割れた腹筋を手に入れることができた。この時の体験を通して得られた財産は、「とにかく継続する力」だ。継続することにもスキルがあることを自分自身の言葉で言語化できたことは自分にとっての財産だ。ちなみに筋トレは今も続いている。継続するスキルを得るためのnoteはコチラ

6月~8月:環境を変えるために動く

画像3

1ルームアパートでの在宅勤務にはどうしても精神的な限界があり、かつ時期的にも家賃更新のタイミングが来ていたため、引っ越しを決意する。同時期になぜか大学時代の友人と頻繁にやり取りをするようになっていたので、ノリで「一緒に住もうぜ」と言った。友人も相当なアホなのか、二つ返事で「いいよ」と言ってくれた。友人は2020年卒の理系大学院生であるため、双方の職場との距離を鑑みたとき現在住んでいるアパート、埼玉県越谷市に引っ越すことになる。ゴリゴリの文系とゴリゴリの理系が一緒に住むとどうなるか、想像できるだろう。とにかく相性が合わなかった。しかし、同棲をするうえでお互いの共通のルールを「同棲の上での契約書」という形で同意し運用することで揉めることはほとんどなくなった。家族以外の他人と同棲する経験は自分自身初めての経験であり、自分を見つめなおすのには十分すぎる環境だった。改めて文字起こしすると至極当たり前のことであるが、「自分にとっての常識」は「相手にとって非常識」であることが本当に多いこと。その中でも譲れないことをどのように相手に伝えると効果的に伝わるのか、相手に頼みごとをするときはどのように頼めば相手は気持ちよく動いてくれるのか、反対に自分のどの部分を直せば相手が気持ちよく生活できるのか等だ。今まで意識してこなかった他人との付き合い方を見つめなおす環境が強制的に出来上がったのは本当に良かった。

何かを欲しがるよりも、与えること。GIVEのスタンスでいることで幸せになれることに気が付けたのは何よりの大きな収穫だった。与えることで相手が幸せになり、その幸せそうな姿をみてこちらも幸せになる。人間の本質だと感じた。

9月:人生を変える動画との出会い

画像4

株式会社LIM Consultingの経営者である竹花貴樹氏の動画だ。もうすでに削除されてしまっているが「幸せとは何か?永遠に続く気のする時間は有限。だからこそ今その時間を学びに変える、知識に変える、一歩ずつ。」という内容で結局彼の運営する社会人のためのオンラインスクール「MUP」に加入し3か月ほど学んだ。結局彼の経歴にまつわる炎上騒ぎが起きたことでオンラインスクールは退会したが、彼の言葉が原動力になり現れた日常生活の変化は以下の通りだ。

・インスタのアカウントを開設し情報発信を始めたこと
・【時間】対しストイックな考えを持つようになったこと
・日常生活に勉強時間を設けるようになったこと
・noteを書いていること

すべてはあの時観た動画がきっかけだ。特に継続すること、時間に対しての向き合い方に関しては別途noteにまとめているので、ご覧いただきたい。時間に対する向き合い方を変えるnoteはコチラ

11月~12月:必要なモノ、そうでないモノの仕分け

画像5

インスタでフォローしているセカニチさんに感銘を受け、自分の人生にとって必要なモノ、そうでないモノの線引きをするようになる。いわゆる断捨離だ。

【断捨離の意義】
一番は「心を豊かに過ごす」ことが大きな目的だった。

現代は大量生産・大量消費の時代。とにかくモノにあふれている。うまく言語化できないが、モノが少ないと「心がスッキリ」する。(この感覚、伝わるだろうか…)これを私は、「心が豊かな状態」と定義付けている。私にとって断捨離という行為は「心を豊かにする」ために行っている。ぜひ騙されたと思って断捨離してみよう。過去半年一度以上触ったかどうかという軸たった一つで淡々と捨てていく。終わったころには何とも言えない達成感と「心の豊かさ」を手に入れられるだろう。

総括

ここまで時系列で自分の印象的だった出来事を振り返ってきたわけだが、まとめると次のようになる。

•今を一生懸命生きること。いつ死ぬかわからない。
自分の大切な人、お世話になった人に感謝を伝えよう。
•人生を変えるには、日々のどこか一部分を変えること。
自分の人生が変わったかどうかなんて、振り返って初めて気が付く。
•お金で買えないモノにこそ、真の価値がある
特に時間。今日より若い自分はいない。
•何かを与え続ける人間になること
損得勘定は二の次。与え続けたその先に与えられる人間になっているはず。
•心を豊かに過ごす
心の状態こそが日々の生き方に影響する。とにかく断捨離しよう。

2021年が始まって1週間が経過しようとしている。

今年の抱負

画像6

心を燃やして生きること。後悔の無い一年にする。

ではまた。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?