【Column vol.3】時間への向き合い方


押忍。こんにちは。
先週のWeekly Column(以下WC)の投稿をすっかり失念していたので今日の投稿になってしまったことを少し恥じながらこのブログを書いている。さて先週までのWCでは、なぜ今勉強が必要なのかを3つの観点から紐解き、そして自己変革の準備を「アイスを買う冒険に出る」ように、日常にどんなに些細な変化でもいいので取り入れようというマインドセットの話をしてきた。「よし、じゃあ勉強を始めよう」や「よし、新しいことを始めよう」という気持ちになったものの、本当に時間がない、忙しい、という人たち向けへのコラムになっているのでぜひ読んでみてほしい。

「時間がない」は大嘘。

現代人は忙しい。朝から晩まで仕事をして気づいたらもう寝る時間。そんな毎日を私も社会人丸2年間過ごしてきたので本当によく分かる。読書の大切さ、日経新聞を読むことの大切さ、勉強をすることの大切さ、言葉では理解している。理解しているのに圧倒的に「時間がない」のだ。絶対にやったほうがいいと分かっているものの、目の前の緊急のことに没頭し後回し。気が付いたら取り組もうとしていたことすら忘れてしまっている。そんな2年間を私も過ごしてきているので「時間がない」感覚は非常によくわかる。

しかしそれは明確に否定できる。時間がないのは嘘である。これには、「生産時間」「非生産時間」という対照的な概念から説明していこう。


生産時間:将来的に何か自身にプラスのリターンがある行動に使う時間
非生産時間:ただの浪費。

とざっくり私は定義している。つまり、1日の中での生産時間をどれだけ増やし非生産時間をどれだけ減らせるのか、という考え方さえ持てれば、「時間がない」は嘘になる。

時間の内訳をノートに書き出す

日々の選択を人間は無意識的に行っているし、そのほとんどは非生産時間であるケースが多い。意図的な選択を行って使う時間は生産時間だと思ってもいいかもしれない。
「なんとなくスマホを触る」、「往復2時間の通勤時間」、「電話やメール対応」その活動を通して、自分に何かメリットをもたらすだろうか。もたらすことはほとんどないだろう。

何から始めたらいいかわからない人は、一日の時間の把握をすることか一日の時間の使い方を1週間分ノートに書き出すところから始めてみるのをお勧めする。1分単位で何をしていただろうかと振り返るのだ。思い出せない時間は非生産時間の可能性が非常に高い。書き出したらどういう感想を持つだろうか。そのノートを見て本当に、「時間がない」と言えるだろうか。

課金してでも生産時間を生み出す、という思考を持つ

「時間がない」というのが嘘だとわかったところで、私が本当に伝えたいこと。課金してでも生産時間を生み出すという思考を持つことだ。私が1か月前から始めたのが、YouTubeプレミアムの会員になったことだ。音楽をバックグラウンド再生をしたいから、という理由ではない。これは必ず再生される広告を見ている時間(非生産時間)を排除したかったからだ。たかが5秒とは思わないでほしい。私は勉強するとき、YouTubeが教材になるケースが圧倒的に多いので1日にトータル4時間はYouTubeを観る。4時間のうちどれだけ広告を見ているだろうか。少し計算してみよう。

1本10分の動画を観るとして、4時間なので24本動画を1日で見ている計算。そして10分の動画で最低15秒の広告を見るとしよう(5秒スキップ可能な広告3回)。1日広告を見ている時間は360秒、つまり6分という計算になる。6分×30日で180分、つまり3時間、×12か月で36時間。


1年間でYouTubeの広告だけを観ている時間が1日半もある。単純計算だが、これが5年、10年と続いていくと考えたら恐ろしくないだろうか。その時間で自分の好きなことを勉強している人とただ広告を見ている人では差がつくのは歴然だ。YouTubeという観点から見ても1年で1日半も無駄にしている。それに対し月額2千円は高いだろうか、安いだろうか。大事なのは時間は買えないが、お金を払えば時間を作れる場面もある。本気で見直してみよう。

まとめ

あの孫正義も私もビルゲイツも時間は皆が平等に与えられている。その時間の使い方で人生が本気で変えられると信じている。非生産時間を洗い出すところから、やってみよう。

まず、動け。動かないで何が変わることなんてない。

ではまた。


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