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【日記】心理戦としての共通テスト

昨日,今日と共通テストでしたね。
受験生の皆さんはお疲れさまでした。

私も一応,英語だけは解きました。

全体的に傾向は変わらず,難易度の変化もそれほどなかったように思います。

ネット上では「難化した」という声が多く見られましたが,総評としてはそれほど変わっていないと思います。

とはいえ,そういった声が多く出るのは,英語のリーディングで言えば第6問のBのせいだと思います。

terdigrade「緩歩動物,クマムシ」という単語を知っている受験生は少ないでしょう。(タにアクセント)

文章のテーマとなる単語が分からないのは相当なストレスです。

また,文章後半にもsalivary gland「唾液腺」やesophagus「食道」など,医学で使われる用語が出てきます。

もちろんこれらの単語を高校レベルで知っていなければならないということはありませんので,スルーしても解けるように作られているわけですが,真面目な学生さんほどここで不安になってしまうことも多いものです。

人間の特性を考えれば,自分が当事者である場合,「わからないもの」に注意が行ってしまうのは自然なことです。

ここにストレスを感じてしまった場合,注意力は重要なところに向けられず,ミスにつながってしまうことがあり得ます。

そういう見方からは,より心理戦っぽくなったような印象があります。

情報処理テストとしての性質が強いことはわかっていましたから,注意力の使い方,注意力を発揮できる過ごし方・習慣について,今年度は特に強調してきましたが,改めて重要だと思いました。

ここで紹介した以外にも,「前後関係」や「上下関係」を使ったひっかけなど,いろいろな手法が使われていました。

受験生の皆さんが良い結果を出せたことを願っています。


今年から短めの普通の日記も書いてみようと思っています。頻度も少し上げていこうかなと。

正月に実家でもらった餅を焼いて食べながら。

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