「借りもの」と考えると大切にできる。
引き続き断捨離をしています。
断捨離が高じて,部屋の気になる汚れなども掃除し始めました。
毎日拭いているからきれいだと思っていた玄関の三和土なども,よく見てみると汚れていることに気が付きます。
床なども気が付けば汚れているので,そういうものは気が付いたら拭くことにし始めました。
後回しにするとどこまでも後回しにする性格だからです。
以前にも断捨離から循環についての話を書いています。
断捨離しながら,ものをきれいにしていると,ふと「借りもの」という言葉が頭に浮かんできました。
先に紹介した記事でも触れているのですが,「循環」という言葉と合わせると,「あれもこれも『借りもの』で,全部循環しているんだな」と感じられてきます。
賃貸に住んでいるので,法律的にもまさに借り物で,きれいに使うのは当たり前なのですが,シェアの意識が強い時代では,自分が所有しているものも,不要になったら簡単に他の人に渡すことができます。
その時はなるべくきれいな方が喜ばれるでしょうから,現代では所有物も借り物の意識でいた方が良いのかも。
そして借りものの意識で物と接すると,自然と大切にしようという気持ちがわいてきます。
これは元々私が物を大切にしないがゆえに,わざわざ意識に上がってくるのかもしれませんが。
「これが借りものだとしたら,どのように扱うだろうか?」
と自問するようになってきました。
考えてみれば,所有している物でも,持ち主が死んでしまえば所有者は変わります。
そう考えると,終わりがある限りあらゆるものは借り物で,仮初めのものなのかも。(これは言葉が似ているから使いたかっただけ)
しばらくそのように考えながら,物を大切に扱うようにしてみます。
この考え方,もう少し発展しそうです。
今日は風が強く,外ではすごい音がしています。
皆さまも温かくしてお過ごしください。
(サムネイル:AI生成の"Something Borrowed"。映画のポスターかCDのジャケ写のようだ。「借りものの愛」をテーマにしているのだろうか。偽装結婚観が否めない。)
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