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【回顧】My AKG Live 2009 -1/2-


なんと5回目まで来てしまいました。

3回目くらいで書くの挫けるかと思いましたが、継続できてるのは、読んでくださる方々のおかげです。
本当にありがとうございます。

また、アジカンのセトリ予想のnoteが思った以上に閲覧数多くてビビってます。合ってるかどうかも勿論気になるところではありますが、良い意味でそれを裏切られたりもされたいので、予想をするという行為、楽しいっす。


真相は10/15に札幌で見るまで我慢なので、耐えの期間。Xのネタバレはなんとしても避けたい…。福岡公演終わったあたりから、行った人のツイートの数爆増でひやひや…苦笑。
行った方、ネタバレとしても書くなら「江ノ島エスカーやった!!」くらいにしといてください。


ではでは。


【7】Tour 2009「ワールド ワールド ワールド」(全17箇所18公演)
▶︎2009.01.11 北海道・札幌市民ホール


自身7本目のアジカンライブは、アジカン初のホールツアー。前年2008年のツアー「Tour 酔杯 2008 ~THE FINAL~」、最終日の大阪公演からわずか3週間という恐ろしい短いスパンで開催。それでもって演奏される曲は「ほぼ総入れ替え状態」という、ファンサービスというには恐ろしいほどの変わり具合。

整理番号1番から3階席という変わり具合。


個人的な話ですが、当時高校2年生の自分、前回の2008年の酔杯ツアーと今回のこのツアーが同時発表されて、最初どちらかでいいやと決めて酔杯を見に行ったんですよね。今考えるとなんという判断…我ながら恐ろしいです。というわけで、とっくに一般発売が始まり、なんなら公演10日前くらいにチケットをローソンで購入。席は3階席、後ろから3列目という、いわゆる天井席。

やっぱり行きたくなってるじゃん、自分…。

行ってなかったら死ぬ程後悔でした…。

ちなみにこの札幌市民ホール、当時わりと完成したばかりで、杮落しではないが、ロックバンドがこの札幌市民ホールで演奏したのは、なんと、アジカンが最初でございます!光栄!

では、札幌公演のセットリスト。


2009/01/11 @北海道・札幌市民ホール
【第1部】
1 ノーネーム
2 ムスタング
3 ネオテニー
4 ナイトダイビング
5 無限グライダー
6 深呼吸
7 Re:Re:
8 アンダースタンド
9 夜の向こう
10 君という花 (Acoustic ver.)
11 ワールド ワールド
12 真夜中と真昼の夢 (Acoustic ver.)
13 海岸通り (Acoustic ver.)
14 夕暮れの紅
15 永遠に
16 タイトロープ
【第2部】
17 藤沢ルーザー
18 鵠沼サーフ
19 江ノ島エスカー
20 腰越クライベイビー
21 七里ヶ浜スカイウォーク
22 稲村ヶ崎ジェーン
23 極楽寺ハートブレイク
24 長谷サンズ
25 由比ヶ浜カイト
26 鎌倉グッドバイ
【Encore】
27 ループ&ループ
28 遥か彼方
29 羅針盤
30 ワールド ワールド ワールド
31 新しい世界

このツアー、本編は初の2部構成。
第1部は、当時わりと演奏頻度の低かった曲、そして初披露の曲がメインの過去曲ブロック。
第2部は、当時のアルバム「サーフ ブンガク カマクラ」の再現。
演出の都合か、本編のセットリストは全曲固定。アンコールは各地日替わりも、最後の『ワールド ワールド ワールド』~『新しい世界』で終わる流れは各地同じです。『新しい世界』のラストでは客席内に花吹雪が舞ってましたね。あの時アジカンのライブってのを忘れかけてました…。


陰と陽ではないけれども、雰囲気もどこか対になるような感じで、第1部の「じっくり聴かせる」ような感じが、当時のアジカンのライブではなかなかなかった雰囲気。でも飽きるようなことは勿論なく。また、季節が冬だったのも良かったのかななんて。また、メンバーの衣装も1部と2部で変わってました。2部のあの無地のカラーポロシャツ、ユニクロで1500円くらいで売ってそうな感じないですか…?

まず、演奏曲数30曲超えというボリュームにまず大興奮。

そして酔杯のセトリとほぼ総入れ替えな選曲に大興奮。

2部で『藤沢ルーザー』のイントロが鳴った瞬間、ステージセットが「サーフ ブンガク カマクラ」仕様に早変わりし大興奮。

アルバム「サーフ ブンガク カマクラ」のジャケットに描かれていた鳥居や狐、狛犬、江ノ電がそのまま巨大化されてステージに現れてて、まさにこれぞホールツアー。

鳥居が上から舞い降りてきたとき、思わず笑ってしまいました…。

そしてセットの江ノ電に関しては、曲が変わるとその度に江ノ電の行先表示が曲のタイトルについてる駅名に変わるという細かい仕様も良いです。

そして、江ノ電と言うと、当時のツアートラックですが…江ノ電仕様になってました。


画質の荒さが時間の経過を感じる…


当時、自分が撮ってた画像を見つけたので貼っときます。なんかこういうトラック見ると、一流のツアーバンドって感じしてテンションあがります…!完全にB'zの影響を受けています。

ちなみにステージセットの話に戻りますが、第1部でもアルバム「未だ見ぬ明日に」のジャケに描かれている人物と動物がステージ下手にいましたね。



ライブについては、セットリストは本編は固定ということもあり、映像作品集を見ていただければと思うので、ここでは個人的に印象に残った演目に触れていきます。

まず、ステージ上、前3人の足元に絨毯が敷かれています。今では、ゴッチの足元のみ敷かれてますが、当時、このツアーの時は、喜多さん山田さんの足元も絨毯が敷かれてましたね。

オープニングでメンバー1人1人ステージに出てきて、ステージ前方に用意されている「テノリオン」という楽器を1人1台操作し、そのまま『ノーネーム』に。更にそのまま『ムスタング』に雪崩れ込む流れがめちゃくちゃ良かったです。『ノーネーム』と『ムスタング』って同じBPMなんですね。この流れ、「未来の破片」~「サイレン」の流ればりに良かったです。

そもそもライブの1曲目が『ノーネーム』っていうのも当時はすごい斬新だったなあと。今では1曲目に『ソラニン』とか、『UCLA』とかやったりするけど、当時は振り返ると、ライブの1曲目は圧倒的にアップテンポの曲だったと思うので、結構な衝撃でした。

そして中盤のアコースティックパート。メンバーも座っての演奏は、いかにもホールツアーならではの光景。潔さんはいつも座ってますが…。

超個人的な話ですが、当時高校生の時にコピーバンドを組んでいて、僭越ながらギターボーカルをしておりました。で、このライブを見た2か月後に、そのコピバンでライブをやったんですが、このホールツアーで見たアコースティックの『君という花』に感化されて、「君という花」の弾き語りのカバーを一人でやりました。本当はバンドでやりたかったけど、当時、恐らくバンドでの練習時間が足りなかったんでしょうね…。懐かしい。

また、前年のアルバムリリース後のツアーでは未演奏の「ワールド ワールド」も初披露。この場を逃したらいつ演奏する?という感じでしょうか。

ストリングスの方々を加えての『真夜中と真昼の夢』、『タイトロープ』が良すぎました。そろそろ『タイトロープ』やってください…。

「サーフ~」の曲は短い曲が多いからか、第2部あっという間に終わってしまった感が強いです。

『鵠沼サーフ』の間奏のセッション的なアレンジは、現地で聴いた時はなまら興奮しましたね。今年のツアーでもやってるのかな。

アンコールについては、札幌公演ではなく、その前のツアー初日、函館公演の話を少し。

私の友人がその函館公演に参加していて、結論からいうと、『リライト』を2回連続でフルコーラスで演奏したという…!笑


アンコールでまず『リライト』を演奏した後、

客席の少年:「もっとリライト!」

ゴッチ:「えっ?今演ったばっかだけど笑。じゃあ、もう一回演る?笑」


という流れから2回目の『リライト』が演奏されたという…。
後にも先にも『リライト』2連続はこの函館公演のみとなってますね。
にしても、「もっとリライト!」って…笑。


さて、サーフツアー札幌公演まであと2週間。待てん…。


過去のnoteは下から。

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