【15日目】一汁一握
大学時代、友達の家に集まって囲むお鍋ってなんであんなにおいしかったんだろう。
味付けはプ●っと鍋で、食材は安物で、作り方も何もかもが雑なのに。
せまーいワンルームでワイワイつついたお鍋は丁寧に作り込んだ一人鍋より、ずっとずっと美味しい。
大人になると友達と鍋パ(鍋パーティー)することも少なくなって、なんなら1人だと消費に時間がかかる汁物を作る機会が減りました。
そう、ふと考えたら、もう冬もすぐそこだというのにあったかいものを全然食べていなかった。
これはよくないと思ったので、例のごとく形から入る私はお弁当用のスープジャーを新調しました。
前まで使ってたものより容量は大きめで、アウトドアで使う飯盒みたいな見た目が可愛いフードポット。
ついでに隣に並べられていたコチラも購入。
まんまとお店の戦略にのせられている…。こうやって余計なついで買いをさせる匠な商品陳列はさすがですね。
でも便利だったから、文句はありません。
というわけで記念すべきスープ弁当の第一弾は、具沢山のお味噌汁と海苔おにぎり。
大根とほうれん草と豆腐と、舞茸をこれでもか!とつっこんだお味噌汁に、生姜を足して体をあたためる。
めちゃくちゃ染みました。
一汁一握。
バランスが悪く見えて野菜もキノコもたっぷり入ってるから普通のお弁当より栄養がとれてるかもしれない。
簡単だし食材を一気に消費できるし、しばらくはスープジャーが大活躍しそうです。
でもやっぱり大きいお鍋を囲みたいので、久々に鍋パの約束を取り付けました。
作るのはもちろんちょっと高いお肉といい野菜で、あの頃はできなかった夢の贅沢鍋。
…大人だからね!!!!!
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