親の悪口ばかり言う人にはコンサルしない

今日は過去の講義ノートを見直していました。すると、講師がコンサルティングを断る条件として、親の悪口ばかり言う人、というのがありました。

親孝行のできない子は何もできない、という言葉を聞いたことがあります。親に感謝せず、悪口ばかりいう子はよほど心がゆがんでいるのでは?と思います。人に感謝ができないわけで、それだけで、相手にしたくないですね。

五体満足に産んでくれて、健康で、食事や住むところにも不自由せず、1日3食きちんと食事ができているなら感謝するのが普通でしょう。

しかしながら、非常に恵まれた環境にいながらも、親の悪口ばかりいう人もいるようです。

私も人のことは言えず、そんなに贅沢な暮らしではなかったけど、両親が共働きで、欲しいものはある程度は買ってもらえ、食事もきちんと食べられたし、家も大きい方だったので、本来親の悪口を言うよりも、感謝すべきだったでしょう。

しかしながら、親の教育は間違っていた、私の人生は失敗だった、などと以前は親に文句ばかり言っていました。

親に向かって文句を言う人は、どういうメリットがあるのでしょう?過去は変えられないし、親にしたって、それは悪かった、と謝るくらいしかできません。謝ってもらえば満足するならそれもいいのかも知れませんが、謝ってもらったからと言って性格が変わって他人に感謝するようになるとも思えません。

他の考え方の場合は、親に文句を言って小遣いをせびる、という手もあるかも知れません。しかし、悪口を言った相手にお金を渡すでしょうか?

例えば、いつも社長の悪口ばかり言っている社員の給料やボーナスを社長が上げるでしょうか?

お金が欲しいならむしろ、親や会社、社長のことをほめるべきでしょう。

いろいろ考えていると、親の悪口を言ってもいいことは一つもない気がします。おそらく全て自分に返ってきます。文句ばかり言っていたら、その後、また文句を言わなければならない状況が出てくる、ということです。

それに、100%自分原因説にも反します。

すべて自分の責任、と思えて初めて自分の人生を完全にコントロールできます。そういう意味では、親も含めて、他人の悪口を言うのでは無く、その環境で自分が何ができるか?に集中して今を生き切る方がうまく行くと思います。

つまり、仮に親のいうことが間違っていたり、他人に迷惑をかけられたとして、それをどうリカバリーしてよりよい人生にしていくか?の対策を考えるのが建設的です。

親の悪口を言ったり考えている暇があるなら、勉強するなり、何か自分を向上させることをやるのがよいと思います。できれば、親の悪口の原因の出来事によって生じている不都合を解消するような何かをやれば、親が悪かったから、よりいい人生になった、とポジティブに捉えられるようになりますから。

しかし、言っても変わらない人も多いでしょうし、最終的には、犯罪を犯して初めて気づくことになる人もいるかも知れません。そういう人達とは付き合いたくないですね。

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