bentcardboards/yuichi uehara

植原雄一/植原雄一建築設計事務所/ueh.jp

bentcardboards/yuichi uehara

植原雄一/植原雄一建築設計事務所/ueh.jp

最近の記事

#5/ DO IT OURSELVES①

ダンボールの旅と並行して、 強化ダンボールをもちいたワークショップを企画しています。 内容は、このダンボールの形式をみんなでそれぞれ再現しつつ応用してみましょうというものです。 第一部で設計のワークショップ(@zoom)を行い、普段自分が過ごす場所の広さや目的などに合わせて大きさやかたちを考えてもらいます。そして第二部は製作のワークショップ、設計したものを実際に作ってみましょう(剥がして丸めるだけ)というものです。 ↑ 設計WSの様子 ここでは、 このプロジェクトでみえて

    • #4/ 田中さんの場合①

      二人目は、 第二回でも少し紹介した、アーティストの田中彰さんです。 茨城県ひたちなか市のアトリエにダンボールがたどり着きました。 田中さんの反応を少し紹介します。 『キャプションぽくて伝票が良いですね』 『受け取るときに配達の人にこれはダンボール?という謎の質問をされました。』 『どうくつは見つけられるものだと思っていましたが、 与えられたのは初めての感覚です。』 素敵な感想であるとともに、これは普通の人の感想ではありません。 田中彰さんに興味が湧いた方は当人のweb

      • #3/ 澤さんの場合①

        ダンボールの旅について。 まずはじめに、 概要と以下の方針を伝えて 5名の友人にダンボールを送りました。 1. 楽しく使って貰える人にお譲りします 2. 使っているところを写真等で一緒に発信しましょう 3. ひととおり使ってみたら誰かに譲ってみましょう(ルールも伝達) 4. 1-3の繰り返し 5. 自分のものが欲しい、作ってみたい人向けにワークショップを後日開催します コロナ禍のSNSでは、 ブックカバーチャレンジなどといったバーチャルなバトンが流行しました。 このダン

        • #2/ 2019→2020

          前回から少しあいだが空いてしまいましたが、 もう少しこのダンボールについて説明を補いたいと思います。 1. 町田市立国際版画美術館での展示 実は、このダンボールには実際の運用の前例があります。 昨年に、アーティストの田中彰さんの展示@町田市立国際版画美術館の際、作家の滞在制作のためのダンボールスタジオを美術館のエントランスホールにつくりました。スタジオの名前は 'a bent cardboard' 。 田中彰さんは木版画家という括りにおさまらない、木やコーヒーや旅など、

          #1/ bentcardboards

          はじめまして。 植原雄一といいます。 建築設計事務所を主宰しています。 現在は自宅兼事務所で仕事をし、 10日ほど前から写真のようなダンボールと一緒に生活をすることになりました。 素材は強化ダンボールといって、軽量で強固な梱包材などとして普段利用されています。 仮設のものとして展示会のブースなどといった建築的要素としても利用されていますが、広く多くの人が目にする機会はまだ少ないかもしれません。 きっと多くの人がダンボールでやってみた経験があるように? 強化ダンボールの片側