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自己紹介と院進学までの経緯

ななもとです。今回からnoteにて様々なお話を書いていこうと思います。大学院進学を考えている大学生の方々や、大学での学びに疑問を抱く方々の回答の一助になれば幸いです。

簡単な自己紹介

まずは私の簡単な自己紹介から。私は某地方国立大学の4年生になります。所属は教育学部で、主にICTを活用した教育について学んでいます。

私は中学生の頃からインターネットが大好きな子供でした。家に帰るとすぐにオンラインチャットでインターネットで出会った友達と夜通し話をする、そんな学生生活を行っていました。そんな私がなぜ教育学部へ進学をすることになったのか。まずはそこから話をさせてください。

なぜ教育学部へ?

何事もきっかけというものは単純でありまして、10年ほど前に遡ります。何気なくインターネットを利用していた時に仲良くなった女の子がいました。その女の子は自分のあらゆる所にコンプレックスを抱いていました。さらに家庭環境も悪く、彼女はいつも精神的に不安定でした。

ある時、その女の子からの連絡が急に途絶えてしまいました。自傷した写真とともに消えてしまったんですね。それ以降彼女のアカウントは永遠にオンラインになることはありませんでした。

「もっと自分が彼女を支えられる立場だったら、彼女を救えたかもしれない。」「彼女のように苦しむ人をこれ以上生んではならない。」そんな使命感とトラウマから紆余曲折を経て教師への道を歩み始めるわけです。


どうして工学部への進学を?

教育学部に入った私は教師になるために講義や様々な活動に全力を注いでいました。学業では特待生を取り授業料の減額をしていただいたり、学内でも様々な教授のお話を聞かせていただきました。そのような学生生活を送っている中で思ったんですよね。

教員にこだわらなくても目的は達成できるのでは?

教育学部というものは教師を神格化しすぎています。教師になることを是とし、他の進路を非とする。そのような古典的な考えが未だに横行しているような気がします。(あくまでも私の学校だけかもしれませんが)

人並みな道が嫌いだった私にはそれがひどく気味が悪く、学部3年生の頃から工学部への転部を考えていたほどです。しかし時期などの関係で大学院での進路変更に至ったわけですが。

「"教育"学部なのだから教員になることが正解で間違っていないだろう」
「それならどうして教育学部を選んだのだ、そこから間違っている」

このような考えを述べるとこのような意見が表出されることは目に見えていますので先に答えさせていただきます。

確かに教育学部に入ったからには教員になるのは正解であることに違いありません。しかし論点はそこではありません。"教員になる"ことがゴールになっているのが問題なのです。詳しくは別の機会に。

さて、話を戻させていただきます。教員にこだわらなくても、私の目標であるインターネット上で苦しむ人を救うということを達成できるという内容の続きです。

大学に入学する以前の私は、教育現場からしかフォローができないと考えていました。しかしもっと近くでフォローをする場所があるではありませんか。そう、インターネット上です。

インターネット上での子供たちの生活をフォローする。そうすればもっと多くの子供たちを救えるのではないかと考え、工学部への院進学を決意しました。もっとコンピュータの仕組みを学び、将来的には子供たちが安心してインターネットを利用できる環境を整える。これが私がやりたい事なんだと大学に入って3年目でようやく気付くことができました。

そこから私は3月頃に大学院で進学する研究室の教授と連絡を取り、様々な過程を経て先日無事、大学院合格を果たすことができました。


おわりに

ここまでが私の歩んできた大学生活です。後2年間大学生を続けていくことになりますが、常に信念をもって物事に向き合っていきたいものですね。

最後までこのような駄文を読んでくださってありがとうございました。

それでは、またどこかで。


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