私で良ければ話聞きますよの罠
「死にたい」
のつぶやきに多くのリプがつく
たくさんの
「大丈夫ですか」「そんな事言わないでください」「何があったか?知りませんがダメです!」等から始まり、そして......
「自分で良ければ話聞きますよ」
「私で良ければ話聞きますよ」
「俺で良ければ話聞きますよ」
タイトル通り心配して
声を掛ける人たちが必ずいます。
本当にツラいので警戒心もなく自分の境遇や不幸をひとりの相手に話したりします。必ず「それは大変でしたね」と手短に返事を終わらせて次はこうです。「実は私(自分)も...」と話し始めます。自分の不幸を聞いてもらった事もあり、相手の話を聞き始めます。長い話が始まります。確かに話を聞いてみると重く不幸な話でした。こちらも本当は何とも声の掛けようのない重い内容なのですが、頑張って声を掛けます。「大変でしたね」「それは酷い目に遭いましたね」「許せませんね」とかとか。
これまた「そう思うでしょ?」から始まり相手方の恨みつらみの話がまたまた延々と続きます。途中で話を切るのは悪い感じがして、つきあうように、その延々と止めども無い話を聞かされてしまいます。
「この事実を世間に広く知って貰いたいんです!出来れば、固定ツイートをリツイートしてください」同情するがの如くリツイートすると、それにまた同情したり怒りを覚えた自分とは関係ない方々がリプしてきたりします。「それは本当ですか?」「大変な思いをしましたね!」「その相手許せませんね!」「頑張ってください!応援しますよ!」その方のツイートした話題(事情)に自分のアカウントは占拠されてました。
(-ω-;)アレ?(-ω-;)アレ?(-ω-;)アレ?
自分の「死にたい」はどこにいった?「自分で良ければ話聞きますよ」はどこにいった?こっちの話は「それは大変でしたね」11文字だけで返されて終わり。「自分で良ければ話聞きますよ」って全然聞いてないじゃん!寧ろ相手の話をこっちこそが長々と聞かされた。この人はなんなの?何の為に「自分で良ければ話聞きますよ」って言ったの?
自分の話を聞いてもらいたい!
から言ってるのだ!ぐぬぬ…:( •ᾥ•):
しかも、貴方の話なんて大した事ないじゃん。私はもっと不幸な目に遭ってるんだよ。それを聞きなさい。同情しなさい。共感しなさい。私の話をもっと世間に広めて私にもっと同情を与えてください!
なんだ?これ?
しかしながら世の中にはこんな人が多いし。成り行きを知らない、その方の話題に乗る人たちもまた多いのです。本当にバカバカしいし怒りを覚えた。
だから
「自分で良ければ話聞きますよ」
「私で良ければ話聞きますよ」
「俺で良ければ話聞きますよ」
を自分は信じない!(*`・з・´)
(-ω-;)アレ?(-ω-;)アレ?(-ω-;)アレ?
最初の最初の自分の
「死にたい」
という気持ちが怒りヽ(`Д´)ノに変わってる
結果論、不愉快だけど余計な厄介だったけど
死ぬ気にならなくなったのも事実だ。
そして自分は2万5千人もフォロワーがいたTwitterアカウントを捨てました。
「他人(人)の不幸は蜜の味」
とはこういう事か?と納得しつつ
おしまい
((。´・ω・)。´_ _))ペコリ