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筋トレ短歌ノート②

 気がつくと9月が終わりそうです。まだまだ暑い9月のイメージが、今年は寒くてたまらない9月、そして暑さ戻る9月となりました。
 ふりかえると、東京から帰省した友と再会。亡くなった親友のお母様に会いに行き、ハグ。友のお墓参りで、涙を流す。美術館(青森県美)へ行き芸術に圧倒される。
 次の週は、妹の知人の絵画の個展へ出かけ芸術の秋。

三浦孝治展より

 テレビでは、やっと「力の指輪」の世界に没頭、物語の秋。前に見ていたシーズン1の中身を忘れて、見直して、また同じところで驚いた。(多分)だから、三浦君の作品を見ても、全部「力の指輪」の世界の絵に見えてしまった。許せ、三浦君。
 彼岸のお墓参りを雨が上がった三連休最終日に。彼岸団子とおはぎを母の好きだった三笠屋で買う。母を偲びながら、食べるのは自分。食欲の秋。
 長い順番を待って借りた「ようこそ、ヒュナム洞書店へ」を読み終え、読書の秋。心に残った言葉を後で書き留めようと付箋を貼る。しかし、その付箋の数が半端なかった。読み返したいところもたくさん。だけど、もう返さないと・・。この本、買おうと思った。

本屋さんになりたくなった

 お散歩クラブでは、「鹿内明美 色えんぴつ画展」へ。鹿内さんは退職してから本格的に描き始めたそう、色えんぴつでここまで描けるのかと感動、芸術の秋。

空の色が素敵だ!

 母と同僚だったと思われる方の死亡の知らせにあたふた、お悔やみに行ってまた涙。偲ぶ秋・・・。
 
 とにかく忙しかった9月が終わろうとしている。しかし、前回の短歌から2週間も経っている!短歌筋トレしてるんかい?
 今回も相棒に選んでもらい、2首。



賑やかにあおもり犬に集う子ら青いスモックコラボしている

 青森県美術館のあおもり犬。その下に青いスモックを着た子どもたちがたくさんいた。その青いスモックの色があおもり犬とコラボしているように映えていた。

跳ね回る子どもたち

我が足に身をすりよせる黒猫よ指はうまいか痛いぞこらぁ

 外出して帰ってきたわたしを玄関で迎えてくれる黒猫ぐる。足にすり寄ってきてスリスリする。どうして猫って足が好きなの?愛を込めてカミカミしてくるし。

足を求めて

 猫の世界や猫の秘密に迫りたいながそれはまた後日。

 今回は、朝日新聞の歌壇から書き写していた好きな歌の中から紹介します。

カッコーの声より早く畑に出て千個のりんごに袋を着せむ

    (青森県)岩舘 順  2018年7月朝日歌壇より

 

りんご畑と猫たち


 青森県の方だからと書き写していたのだと思うが、その後、自分の息子がりんご農家を目指すことになるとは思いもしなかった。
 自由人になり、息子のりんごの仕事を時々手伝うことがあり、この歌をよく思い出した。りんごの手伝いをしたあとは、目の中にりんご畑のりんごが残っていた。

収穫が待ち遠しい

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