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【シャニマス4th】両日現地参戦レポ 《前編》

 先日、4月23日~24日にかけて行われた『シャニマス』のライブイベント「THE IDOLM@STER SHINY COLORS 4th LIVE 空は澄み、今を越えて。」。ナンバリングライブ、いわゆる「周年ライブ」であった本ライブは、幕張メッセ展示場1~3をぶち抜く大ホールで行われ、5年目を迎えるにふさわしい熱気を保ったまま、その幕を閉じた。

 約1年前、このnoteに書かせていただいたように、僕は前回の3rdライブツアーの福岡Day1で初現地を果たした。


 この時、僕は「幕張メッセは三蔵法師の目指す天竺のように遠い」なんてよく分からない表現を使っていましたが、なんと今回!ええ、

今日は晴れてるねぇ〜w

 行ってきましたよ、幕張メッセ

 4thのためにアソビストアプレミアム会員に入り、Day1当選。Day2もゲーム先行で何とか拾いにいき、両日現地参戦を叶えました。

 本当はオタクと連番だったのですが、彼が家庭の事情で来れなくなってしまったので、その分も含めて楽しもうと意気込みました。

 と、いうことで、本稿ではシャニマス4th Day1でオタクの体験したあれやこれやを文字にします。どうぞお付き合いください。

出立、到着 ~都会の荒波

バキッ!

 家を出て早々、旅行カバンのチャックがぶっ壊れたのですが、なんとか直して新幹線へ搭乗。

イクゾ-!デッデッデデデデ

 およそ4時間の長旅、オタクはウィークリーシバき兼True鉱脈掘りをしていました。僕は4thPカップが走れなかった愚かな人間です

俺も腹が減ったよ小糸……

 運命の再会ガシャで唸ってる頃にはもう関東平野が窓の外に見え、都会の街並みになり、気づけば東京駅。

 実は僕、東京駅に新幹線で来るのは生まれて初めて。聞きしに勝る混雑&複雑具合でした。何とか人波を避け軽く飯を食い、浅草橋周辺に取っていたホテルへチェックイン。この時点で時刻は15時ちょうど(チェックインが15時からだったので)。ここから40分ほどかけて、幕張メッセの最寄り駅、海浜幕張駅へ向かいます。

 ここで今日の服装チェック!今日は就活用のスーツです。なんで?

 そんなのシャニPのオタクだからに決まってんだろ!!!!!

ぐちゃぐちゃに引き裂かれてしまえばいいのに

 コスプレというものに淡い憧れを抱いているので、シャニP面のオタクになりました。歩くことは分かってたので靴はシューズだったけど。

 そして16時すぎに到着。物販をチラ見しましたが流石に時間がぎりぎりすぎたのでそのまま入場です。

開演 ~過去、”今”の始まり

 ついにシャニマス周年ライブ、「空は澄み、今を越えて。」が開演。

 入場したとたん分かる広さ、そしてオタクの熱気!これよ、これが現地だ。

 「ほえ~」とあんぐり口を開けながら席を探してると、急に線路を渡らされてビビり散らかしました。え、何が走るのこれ……。トロッコ的な何かがある……?

B17。着席。今回は連番ながら右に座るはずだったツレは来れていないので、その向こう側の方にご挨拶。

🐦「お願いします。あの、ここツレの席なんですけど、来れなくなっちゃったので……気軽に使ってください」

🙂「え、そうなんですか。それは……心中お察しします……」

🐦「! ……あ、ありがとうございます……!」

🙂「この方のぶんまで楽しませてもらいます」

 ……聖人?ってぐらい善良オタクでした。ご挨拶だけになってしまいましたが、本当にありがとうございました。マジで嬉しかったです。

 と、いうわけで開演。はづきさんと努の挨拶のあと、OP。

 曲と共に広がる、パノラマの星空。そして光とともに現れるアイドルたちですでに涙腺がやばかったんですが……。「Spread the Wings!!」と「Ambitious Eve」で、「ああ、シャニマスだ」と気合いを入れなおしました。

 そしてステージ構成を理解する。

 詳しいステージの構図は他所に譲るが、今回のテーマである「過去・現在・未来」をイメージする3ステージと、”現在”ステージ(メインステージ)から花道がつながってセンターステージが存在する。

 このセンターステージがせり上がり、そして二つに割れてさっき渡ったレールに沿って動き出したときは「は!?」と思わず声が漏れそうでした。いやごめん、漏れたかもわからん。

 そういえば前日のカフェ高山出張版で、おじさんたちが「明日のステージは驚くと思う」と言ってたな……なんて思いながら、ほぼ目の前までウィーンと駆動するステージの上のアイドル、もといキャストの皆さんを眺めて、黒ひげになりました

 目の前に来たシャニマス声優の皆さんはほんとうに美人で顔がちっさいのガチでぴょぷぷ~。いるんですよ、彼女たちが。そして歌って踊っている。感動です。俺はにわかシャニマス声優オタクなんだ……。

 全員でのご挨拶。特筆するのであれば、やはり三峰結華役・希水しおさんのご挨拶。

 大拍手。万雷の拍手って、多分この事を言うのでしょう。現地みんなが全身全霊で拍手していました。この拍手にはあらゆる気持ちが込められています。主に感謝。「三峰結華」として、この場に立って”今”を見せてくれていること。本当に、本当に、嬉しいです。

楽曲披露 ~いるひと、いないひと、いたひと

 さて、セトリをユニットごとにざっと振り返ります。がその前に。

 今回、各ユニットのパフォーマンスごとにそのユニットに所属する「アイドルの手紙」が披露されました。Day1は恐らく「過去」の自分、あるいは「"今"の始まり」へ向けた手紙です。

 ええもうほとんどのところで泣きました。こらえるのに必死で、終始目に涙を浮かべて、鼻もすすってました。お恥ずかしいですが。

 その手紙にも触れつつ行きましょう。

 アンティーカ。
 アンティーカの手紙で印象に残っているのは恋鐘でしょうか。

 これは2日目の恋鐘役・かりりんの挨拶とも被るんですが、恋鐘は本当に283プロを見つけて、見つけてもらえてよかったな…と、恋鐘の過去の話を思いおこすたびしみじみ思います。
 そして希水しおさんのユニットパフォーマンス、その初戦。……もうあらゆるところで言われているとは思いますが、あえて強い言葉を使います。「完璧」です。出身の畑がちゃんとしているのもあると思いますが、ここまで溶け込み、この短期間で仕上げていること、そして歌声の伸びに、あの”過去”を想起させられたのは僕だけじゃないと思います。5人のアンティーカが、周年ライブに君臨していること……この半年、色々なことを考えたプロデューサーたちに対する答えのように思いました。

 次はストレイライト。

 Day1で一番泣いたかもしれないのは、実は冬優子の手紙です。.run()から丁寧に描写してきたストレイライトの物語を想うと、黛冬優子という人間とストレイの関係性に涙が止まらなくなりました。
 さて、相変わらずくっそ強いストレイのパフォーマンス。ペンラを振る周りのボルテージもガンガンです。納得のUO率。
 爆速トロッコもありましたね。僕は幸村恵理というファンサ女にすべて持ってかれました。俺冬優子担当なんかな……。

 そして”過去”の時間。Synthe-side楽曲フル初披露「Killer×Mission」。
 これはもう落ちサビ(のはず)のこがあさの背中合わせですよ……エモ~~~~~!!!!!!(エモバーグ師匠) その後のまみふゆとかさくめいとかもうやりたい放題ですシャニマス。オタクを効率的に殺さないでくれ。

 続いてはアルストロメリア。印象的な手紙は甜花でしょうか。

 過去に攻略を送るんじゃない。でも、甜花ってW.I.N.G.からLanding Pointを経て本当に成長したなと、しみじみもしちゃいました。
 ほんで衣装が激カワなんだわ。似合いすぎる。典子…………かわいいぜ…………。ラブ・ボナペティートのイントロ拍手も楽しかった。

 シーズ。あの、ルカとのことは「何も無かった」で済ませてあげないようにしてやってください美琴さん。頼みます。

 パフォーマンスはもう、ね。あれからほぼ1年かと考えると、すさまじい成長ですよ。福岡を入れて5回目の披露ですが、安定感が本当に増してると思います。 あとは個人的に一番近いパフォーマンスでした。お御足が眩しい……。

 続いてはイルミネーションスターズ。
 今回、灯織役・れいれいが親族にご不幸があったということで欠席。イルミネ2人でのパフォーマンスです。ということだったので、特にグッときたのは灯織の手紙かもしれません。

 「PRISISM」が始まって、灯織のパートが始まったとき、我々は確かにれいれいの声を聞いた。……この書き方だと幻聴みたいですが、本当に灯織パートの音声が流れたんですよね。今まで、真乃役・ひとみんとめぐる役・だまゆのふたりでカバーするステージもありましたが、今回は灯織パートで灯織が歌ってくれました。しかも、恐らくですが、CD音源ではない、ように思います。幻聴?

 今度は”未来”の時間です。Synthe-side楽曲「Secret utopIA」。ラスサビの転調が驚きポイントかな。あれは好きなタイプの転調です。あとラップもいいよね!CDはDay2に買えたので、ソロバージョンでラップを聞き返そうと思います……。

 さて、ノクチル。手紙は……円香ですかね。

 ノクチルの中では一番コミュを追えている円香。彼女の覚悟が改めて垣間見えた手紙だったと思います。
 ノクチルはなんと”未来”ステージと”過去”ステージ両方から二人ずつ登場!現地のオタクのほとんどは「両方にいる!」って分かってだいぶ狼狽えてましたけどね。真ん中を通ってくれたので、キャストによるまどこいを摂取。寿命、延びます。

 放課後クライマックスガールズ。ここの手紙一番は夏葉かなあ。ポジティブながら様々なことを考える夏葉の言葉が刺さったというか……。

 そして、放クラは樹里役・ながどんが耳の病気の治療中ということで、ユニット曲は欠席。智代子役・はるすもDay2のみの参戦なので、この日の放クラは3人です。
 しかし半泣きのところ、突如遊園地に招待され、「感情」という名のついたジェットコースターに3人の手によって乗せられる放クラパフォーマンス、素晴らしかったです。放クラはずっと、いない人を皆でカバーするユニットですね。

 そして”現在”の時間。Synthe-side楽曲「相合学舎」。楽し~この曲!主にラップなので2番の歌詞はまったく聞き取れませんでしたが、それでもペンラ振るのも聞くのも楽しい曲です。少し毛色の違う青春のぶつかり合い。皆でカメラに歩きながら、楽しく掛け合うのも見どころでした。

ひとまず、終演 ~明日の空も楽しみに

 ヌルっとアンコールが始まり告知情報。Day1の告知は割愛。
 そして1stライブを思い起こさせる「ビヨンドザブルースカイ」での円陣。正直な話をすると、1stは1度しか見ていないので、BGMまで一緒であることには気づけなかった……。
 そして、なんと「Resonance⁺」「シャイノグラフィ」、挨拶後には「虹の行方」と今後ありうるかどうかも分からない豪華全体リード曲メドレー。シャニマスくんは物量でもオタクを殺せるキラーコンテンツ(文字通り)である。
 挨拶。しおちゃんもそうですが、Day1最後に涙腺に来たのはながどんの挨拶でした。もうほんとに。会場の大きな拍手を聞いた瞬間、感極まっていた姿をみて、こっちも感極まってしまった。こっちはこのライブで何回感極まってるのか分からないけど……。ながどん自身がとても不安で、悔しかったと思うので、安心してもらえたなら本当に良かったなと思います。

 ということで、シャニマス4th Day1も閉幕。

わぁ、牛丼!

 この記事も、ひとまずここまで。次の記事(後編)以降ではDay2と、聖地巡礼なども含めたライブ以外のことも書いていきます。

 ではひとまず、おしまい。

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