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相方が来た

今年は実家の京都に帰省することが、スケジュール的に難しく、こちらで生活しているところへ夫がやってきた。
夫は仕事を京都でしているし、親も京都にいるので、関東へは来ていない。

 子どもと私が京都にいるときは、夫が東京勤務で、東西逆になることもあった。

3日間の滞在だったが、普段の暮らしと違うリズムに夫は疲労していた。
私達の生活の中心に勉強があることや、その合間に仕事や部活動をしており、私には家事もある。ほぼ来たとしてもゆっくり相手ができないのだ。
お客様ではいられなかったんだと思う。
寝る時間も違うし、今は京都でやれやれとホッとしているのは間違いない。

同居していない家族の変化を知ることには意味があるなと思う。
50代、夫の老化ぶりにやっぱりねと思ったり、私にもそう思っただろう。
子どものしっかりさにも驚いた…父親をおじいちゃんのようにいなす。
適当にうまく相手をしているのだ!
小学生の頃は口を利かなかったのに。

家に人が一人増えるだけで、空気が変わる。老後、私はこの人と二人で住んでいく自信がない。
一人で好きなことを勝手気ままにしてから、であれば、同居もありかと。
子どもが独立して家を出るまでは、家事もしているけど、それからやっと一人だ!と思ったところで夫の存在が増えるなんて、残念すぎる。
好き嫌いの問題じゃなく、私が求めていることが手に入らなくなる、それは好き勝手に生活したいという希望のこと。
ずっと誰かの生活基軸に自分を合わせていたから、もう嫌なのだ。私の予定で暮らしたい。

未亡人からしたら、罰当たりなことを言うようだけど、正直に言うとそうなのょ。

そして、夫も同じ思いかもしれない。

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