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変わっていく会社を間近で見てきた彼女が語る、現場のリアル #店長の仕事 ~エリさんの場合~

こんにちは!ベルパーク採用広報担当の加藤です。今回は人気企画「店長の仕事」をお届けします。今回インタビューした“エリさん”は、もうすぐ5歳になる男の子を持ちながら、会社独自の『慣らしフルタイム制度』を利用しつつ、店長の仕事をもこなすアクティブな女性。

「仕事と子育て、どうやって両立をしているの?」
「会社の支援はどうなってるの?」

こんな風に思っている方はぜひお読みください!それではさっそくいってみましょう!

▼今回紹介する店長はこんな人

お名前:エリさん
前職:有名セレクトショップ系アパレルブランドで販売を経験

ー ベルパークに入社してからの経歴 ー
2011年  キャリア採用入社
2013年  副店長に昇進
2014年  店長に昇進
2015年  関西に転勤。ラウンドクルー(※1)に
2016年  東京に店長として戻る
2017年  結婚
2018年  産休取得、第一子出産、育休取得
2020年  子供が2歳になってラウンドクルーとして復職。3ヶ月ラウンドクルーとして勤務したのち、店長に昇進

※1:ラウンドクルーとは…上司の命を受けて所属する部署の所管店舗の業務を処理するとともに、販売サービスの標準化及び効率化の支援を行う役職のこと。


▼前職の経験

前職はセレクトショップ系アパレルブランドで、5年半、販売の仕事をしていたエリさん。筆者も大好きなブランドですが、そのお仕事でエリさんは顧客を観察することがとにかく得意だったそうです。


エリさん:
勤めていたショップが2階建てになっていて、お客様が1階と2階を行き来しながら商品をみて回るんですね。よくよく見ているとお客様ごとに行動パターンがあって、その行動パターンからお客様の来店目的とか志向を読み取るのが得意でした。

例えば
「こういう系統ばかりみているからきっとこういうのが好きなんだろうな」みたいな感じでニーズ把握が得意でしたね。

お客様の行動を観察してお客様の志向性をメモに取るようにしていました。当時はまだまだアナログで顧客リストは紙でしたから(笑)ずっとメモしていました(笑)



▼転職を考えたきっかけと理由

前職で観察力やニーズ把握力を磨き上げたエリさん。なんと前職では全国の店舗で顧客数1位となり表彰まで受けたそうです。

そんなエリさんが転職を考え始めたのは前職で参加した海外研修がきっかけでした。


エリさん:
前職の研修で海外出張があってロンドンに一人で行ったんです。その時に「海外、メチャクチャ楽しいな」って思ったんですよね。

で、海外にこれからも行きたいと思ったんですけど、アパレルだと給料の8割くらいが洋服に消えていくんですよ。会社から購入を強制されている訳では無いんですけど、自社の洋服が好きすぎて、買っちゃう、みたいなところがあるんですよね!「これじゃ海外にいけないな」って思って。それなら転職しようって思いましたね。



▼ベルパークとの出会い

海外に行ったことがきっかけで転職を検討し始めたエリさん。どんな転職活動をしたのでしょうか。

エリさんはまず求人サイトで「販売」に職種を絞り、様々な会社の求人を見ていくと同時に、その求人企業の会社HPもくまなく見ていったそうです。

そうして見つけたのがベルパーク。
HPを見て、「あ、ここだ!この会社で働こう!」と思ったそうです。
(HPの威力、すさまじい・・・!)


▼店長という仕事

-店長を目指していた?

入社してからトントン拍子に昇進・昇格をしていったエリさん。結果、2年目で副店長、その3ヵ月後には店長に昇進しました。

でも実は最初から店長を目指していた訳ではなかったそうです。


エリさん:
店長は・・・・実は全然目指してなかったですね!(笑)目指す間も無く、当時の課長とマネージャーに「来月から副店長ね」「来月から店長ね」と言われて(笑)

「え〜!!」って言っている間にもうなってました(笑)だから全然目指していません!


本人は「全然目指していません!(笑)」と言ってはいましたが、明るくて感じが良くて、初対面の人にも程よい距離感で気さくに接してくれるエリさん。話をすることも聞くことも得意そうなエリさんを、周りが放っておくなんてことはありませんよね。

-店長という仕事のやりがい

そんなこんなで店長になったエリさん。エリさんに仕事のやりがいを聞いてみると「店長は、一番楽しいです!ラウンドクルーも楽しいです!」と即答でした!

どういうところが楽しいのかというと、

  1. 部下の成長が一番分かる(間近で見られる)

  2. 自分の方針や取り組みが成果に直結する

というところ。


エリさん:
全部「店長次第」なところが楽しいです。成果にしろクルーの成長しろ、全部自分次第やったことが全て結果に現れるところがやっぱり楽しいですね。



▼子育てと仕事の両立

-産休前・育休中の不安

2011年にベルパーク入社し、トントン拍子でキャリアアップをしてきたエリさん。
2017年に結婚、2018年7月には第一子を妊娠。産休・育休を取得するため一時、現場を離れることになりましたが、エリさんの場合、育児の方が不安だったので仕事のことを気にすることはあまりなかったそうです。

というのも、エリさんの当時の上司が明るく「また戻っておいでよ!」「元気な子を産んでおいで!」と声をかけてくれていたので、職場を離れる罪悪感や仕事のこと、復職後のことを特に思い悩むことはなかったとのこと。


エリさん:
むしろ、育児の方が不安でしたね。
わからないことがあればすぐに調べちゃうので・・・。育児大丈夫かなぁ〜という不安の方が大きかったです。


育休中も、上司・部下、職場のメンバーからちょこちょこと連絡があり、一緒に食事に行ったりしていたそうです。そういった繋がりの中で職場に関する情報は頻繁にアップデートされていたので、育休中特有の孤独感や疎外感に苛まれるようなこともなく、むしろ仲間との繋がりに恵まれてそれが安心に繋がっていたようでした。

-復職する際の不安

2020年に子供が2歳になったタイミングで復職が決まったエリさん。2020年と言えば新型コロナウィルスによる緊急事態宣言で日本中が大パニックだった頃。保育園も例外ではなく、4月に入園するはずが、コロナで入園が延期となり、結局に7月に入園することになったので予定が狂い、とにかく慌ただしかったと言います。

そんな状況の中、職場にどのように戻るのか不安は付きものかと思いますが、当時はどのような心境だったのかを聞いてみました。


エリさん:
こういう風に戻りたいなぁとか、そう言った「欲」みたいなものはなかったですね。課長のことを信頼していたので、自分の持っているものを活かせる、課長の役に立てるポジションに置いてもらえるならどこでもいいというか、特に戻るポジションにこだわりはなかったです。

結局、当時、ワイモバイル事業部は30店舗ほどあったのですが、戻る時に課長から「店長の育成をして欲しい」と言われてラウンドクルーとして戻りました。

それまでの経験から、ラウンドクルーは自分に合っているなって思っていましたね。私は誰とでも仲良くなれますし、人の小さい変化に気付くことができたり、不安を拾い上げることができたりするので。これは前職で身に付けたスキルのおかげ、ですね。上司からもずっと「人心掌握が得意」と言われていました。なので戻ってからもそういった部分でサポートできる、役に立てる、と思いました。


-1日のスケジュール

こうしてラウンドクルーとして復職し、現在ワイモバイルショップの店長として活躍するエリさん。一児のママとして店長のお仕事をするのはきっと大変かと思いますが、どんな1日を過ごしているのか聞いてみました。

エリさんの1日のスケジュールはこんな感じ👇


◾️早朝:起床
まだ朝日が昇る前から起床し、自分の時間を楽しむ。
TVerやYouTubeを見たり、ネットショッピングもこの時間!

育児に必要な情報収集や手続きなどもこの時間帯に。

◾️7時:息子起床
子供との時。朝ごはん、身支度、遊びなど。

◾️8時:出発!

◾️9時~18時:仕事
朝、その日やるべきことを書き出し、タスク系の業務を午前中に終わらせる。
やらなきゃいけないことから早めに終わらせ、残りの時間でクルーとの面談やお客様対応をするようにしている。

◾️18時半:お迎え
以降は会社のチャットを見ないようにしているそう。見るとしても子供と直接接していない時間に見るようにしている。

◾️19時:晩ごはん

◾️20時:お風呂

◾️21時:絵本の時間

◾️22時:就寝



やっぱり、自分の時間は朝に限ります。二児を育てている筆者も同じです。

平日はこんな感じでバタバタと忙しいですが、その分休日は子供の保育園も休ませて、子供と一緒に過ごすらしいです!ワーママの鏡!エリさんすごい!(それでも公園を2つハシゴした時は死ぬかと思った、と話していました笑)

-エリさんがワーママ目線で感じるベルパークという会社のいいところ

転職、昇進・昇格、転居、結婚、出産・・・と人生のイベントを次々と経験してきたエリさん。育児短時間勤務制度が子供が4歳になる月末までしか取得できないと知った時、「このままだと仕事を続けるのは難しいな」と思ったそうです。

なんとエリさん、そんな状況について社長にメールしたそうです。


エリさん:
社長はなんかあった時に連絡をするとすぐにレスポンスをくれるんですよね。その時もすぐに電話をかけてきてくださって。そのお電話でちょうど『なでしこプロジェクト』(※2)で『慣らしフルタイム』(※3)の話が出ていることを社長が教えてくれました。その後、なでしこプロジェクトの運営の方から電話がかかってきて「慣らしフルタイムっていう制度を検討しているんだけどどう思う?」と言われ、いろいろ話をしました。「いわゆる『小学生の壁』もあるけど、まずは『育児短時間勤務が4歳まで』という状況を変えないとだめだと思います」という話をしましたね。


会社は全ての社員にとって完璧な姿であることは難しいですが、エリさんのこのエピソードのように、社長が直接社員の話を聞いてくれたり、その声がちゃんと会社が変わるきっかけになったり、会社の変わろうとする姿を間近で見られたりするのは、とても貴重だと思いますし、会社が変わっていこうとする姿は評価できますよね。これからも社員の言葉を拾い続ける会社であって欲しいと思います!

※2:なでしこプロジェクトとは…
2018年に発足した、女性が様々なライフイベントを迎えても、やりがいをもって働き続けられる職場を目指して、結婚・出産・育児等、様々なライフイベントに対応した働き方や制度を企画立案するためのチームです。

※3:慣らしフルタイムとは…
子が満4歳で時短勤務が終了した後の働き方で、「フルタイム勤務と時短勤務をミックスした」完全フルタイム勤務への慣らし期間となるものです。

▼エリさんの今後の展望

最後にエリさんに今後の目標・展望を聞いてみました!


エリさん:
今の部下たちを責任者に育てていきたいと思っています。
昔、自分の部下だったメンバーが今店長や副店長になっていて、みんな楽しそうに働いているんですよね。なので今の部下たちも同じように成長させてあげたいと思っています!


エリさんの人心掌握力や人を見る目があればきっと今の部下の方たちもすぐに成長していくことかと思います・・・!今後のエリさんの益々の活躍に期待して、今回の記事は終わりにしたいと思います!

エリさん、ご協力、ありがとうございました!

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