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春の香り

3がつ24にち

春風吹く頃

所属している管弦楽団が、卒業式での演奏をするとのことで急遽ステージスタッフとして式典をお手伝いすることになった。
スタッフ的な役割や、舞台運営はこれまで何度かやってきた経験があるのでなんとなーくではあるが頭の中でイメトレしてから、卒業式を迎えた。

現在所属している大学の卒業式も行ったことがないのに、学籍がない、学生証すらもらっていない大学の入学式を飛び越して卒業式の舞台に関わってしまうことが人生であると誰が想像しただろうか。なかなか稀有な人生で我ながら面白いなぁと思う。

式典は厳かなもので、オーケストラの演奏によってその格式が元々の雰囲気の数倍にもなっていた。音楽やオーケストラの音色が生む深みはなんとも言えないもので私は大好きだ。言葉では言い表せない良さがあるな、と改めて思うなど。

スタッフの仕事も私の性に合っているし、自由時間はふらふらできるし(ここ大事)、写真撮れたし、知らない卒業生親子の写真も撮らせていただいたし、先輩の卒業生と名前がわからない申し訳なさを抱えつつも写真撮ったし、満足度の高い1日だった。

春の香りがする一日で卒業式にぴったりの陽気だった。
水色の空と、桜に囲まれて今日もまた新しい経験を積むことができた。

(おまけ)
控え室でやったスピードの初代クイーンになりました(なお今後開催があるかは不明)やった!




不安と愛って近そう、って思った話

同じ楽器の同期と後輩と一緒に、少し離れたファミレスで昼ご飯なのか夜ご飯なのか分からないものを食べた。(この曖昧さも、この空間を作る上ではなかなか重要な役割を果たしてくれていたと思う。)

ファミレスでするような話ではない話(場所と話の内容やイメージを紐づけるのも良くないが)、をして個人的にいい空間だったなと思い返して感じる。
将来だったり、今のことだったり。人間って悩みが絶えないものだ。私は自分が悩んでしまっても、あまり人に言えないタイプで全部心へ静かにしまってしまうので集まった彼らから出てくる話のあれこれに、ある種の尊敬もおぼえた。
こんなまだ出会って1ヶ月くらいの人間がいるのに、話の深さは1ヶ月では到底辿りつかないくらいのものばかりだったと思う。

私は相変わらず聞き専ぽくなってしまうのだが(鼎談+私 みたいな構図)、聞き線をしているからこその気づきもあったり、こういうところ残したいなぁっていう瞬間もたくさん切り取ることができる。

今日考えてたこと。
人間誰しも不安を抱えているから、愛せる生き物なのかな、?

私の周りにはたくさん壁があるし、分からないことも未熟なこともたくさんある。でもやってみたいことだったり、人に言えたもんじゃないけれど目標だってある。
それらを越えるためにはどこかで絶対に不安だったりネガティブ要素が生まれてしまう。そういうところを、悩んだり、時には戦ったりする時間って悪い方向に捉えがちだけど大事なものなんだろうなって思う。

他にもたくさん思ったことあったし、その場で言語化して脳内に浮かんだ言葉もいっぱいあったのに、もう眠くて思い出せないのが悔しい。
でも残った言葉より大事なのは、その場で消費されていった言葉や時間だと信じてる。いい消費の仕方をすると、それが自分のどこかで生きてる時があってふとしたときにまた脳内再生されることがある。またその時が来るまで、しばらく心の奥にしまっておくとしよう。


眠すぎて思ったこと100%伝えるには遠い、幼稚な文しか書けないけど、これも今の私なので日記としては合格点。

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