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高齢の両親へのおかずづくり 12月20日(火) 鶏肉とほくほくジャガイモのキッシュもどき

鶏もも肉、玉ねぎ、人参、卵、チーズ

鶏もも肉は、小さめに切りました。酒と醤油と本だしで下味を付けておきます。柔らかく仕上げるために片栗粉も少し加えて絡めておきます。鶏もも肉は下味が付いたら炒めておきます。
ジャガイモはメッセナゴヤで富士海運からもらった小粒のものを綺麗に洗い皮をつけたまま輪切りにし、レンチンしておきます。玉ねぎをくし切りに薄く切り、バターで炒めます。最初は弱火で3分くらい蒸しにするようにし、2回くらい繰り返してから、中火にします。この後、炒めておいた鶏もも肉と、レンチンしておいたジャガイモを加えて火を消します。
卵2個をときたまごにし、シュレッドチーズと、生クリームの代わりに牛乳を入れ、白ワインを少し入れた後、炒めておいた鶏肉、ジャガイモ、玉ねぎを加えて絡めます。イタリアンハーブをたっぷり入れます。塩こしょうも加えます。
パール金属のパンにヘビーデューティーのアルミホイルをひき、絡めておいた具材を並べて、魚焼きロースターで、弱火で11分焼き、最後に中火で3分ほど追加して焼き加減を調整しました。

今日のお肉のローテーションは鶏肉の日。クラシルで見た初めてのレシピです。本当は耐熱容器にパイ生地を敷いて上の具材を入れて焼きます。食べてみた感じですと、シャウエッセンなどのソーセージ系を入れても良かったかもしれません。

具材の薬膳的な効能はこんな感じです。

鶏肉の五味五性は、甘味/温で、帰経が脾、胃であす。効能は、補気、温中、益精、填髄とのことです。総じて、鶏肉は、肉質が柔らかく、消化吸収がよいので、胃腸に負担をかけず胃にやさしいです。お腹を温めて気を補うので、体力を回復すると言われています。食欲がない時や慢性的な下痢の改善に役立ちます。
「補精填髄」とは、「精」を補い、「髄」の生成を促進させる働きがあり、「精」は「髄」を作り出し、「髄」は「骨」を養うといわれています。から、「精」「髄」を補う鶏肉には、血を増やし、免疫力UPの効能も期待できます。

玉ねぎの五味/五性は、甘味・辛味/温なので、滋養強壮に加えた発散作用で気血の流れを良くし、帰経が、肺、胃であることを踏まえ、胃に優しく、胃を整えつつ、血の流れも良くします。肉のパワーを、野菜で穏やかに整え、体に優しくしてくれそうです。

じゃがいもの五味/五性は、甘味、平性で、帰経は、胃、大腸です。気の虚弱を補益する。臓腑の働きを補強する。息切れ・疲れ・勝手に汗が出る・めまい、動くと症状が悪化するとか、舌の色が淡くて苔が白い・脈が弱いなどに弱っている脾の働きを正常にする。脾気虚の疲れ・めまい・食欲不振・おなかの張り・むくみ・下痢などによいそうです。難しいことばかりです。消化器の虚弱、胃腸自律神経失調症の悪心、嘔吐、潰瘍、便秘によい。

チーズの五味/五性は、甘酸/平で、帰経が肺、肝、脾であることを踏まえ、補肺、補陰、止渇、潤腸という効能があります。肺を補う、腸を潤す、陰液を養う、のどの渇きを止めます。陰・陽・気・血が不足して現れる発熱、糖尿病、便秘、皮膚病に効果があります。

鶏卵の五味・五性は、甘/平で、帰経が肺、脾、胃、心、肝、腎です。帰経が多いですね。効能は、高い栄養価で、虚弱体質を改善します。白身はもちろん、とくに卵黄には、不足している体液や血液を補い、体を潤す効果があります。病気の方や虚弱体質の方に元気を与えるので、妊婦や赤ちゃんにもおすすめです。また、発熱後の精神不安、不眠、咳、のどの乾き、声がれなどにも有効です。

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