高齢の両親へのおかずづくり　9月13日(火)　ナスと豚バラ肉のトマトチーズ煮

豚バラ肉、玉ねぎ、ナス、ピーマン、トマト、チーズ

今日の肉のローテーションは豚バラ肉の日。今日は時間がありませんでした。キャベツとナスをメインにして二品作りました。

トマトチーズ煮の方は、ナスは大きめにスライスし、フライパンに油を引いて並べそっと焼きます。中火で３分くらいで片面に焼き目まで入る感じです。裏返してもう３分。全部のナスにきれいに焼き目を入れ、お皿に移しておきます。
豚バラ肉に醤油、酒、本だしで、下味を付けておき、片栗粉も加えてもんでおきます。タマネギはスライスします。豚バラ肉と一緒に炒めます。
豚バラ肉とタマネギに少し火が入ったら、別皿に入れておいたナスを加え、トマト缶を加えます。今日のトマト缶はダイスカットのトマトに、予めバジルが加えてあったようです。
トマト缶の酸味を抑えるために砂糖を少し加え、後はシュレッドチーズを入れて少し煮込みます。他に調味料は使いませんでした。普段はコンソメを入れますが、今日のトマト缶には少し味が付いていたのかもしれません。

具材の薬膳的な効能はこんな感じです。

豚肉の五味／五性は、甘・鹹／平なので、滋養強壮や緊張緩和、便通に良く、帰経が、脾、胃、腎であることを踏まえ、スタミナアップ、滋養強壮、虚弱体質の体質改善、病後の体力回復などに効果的です。体に潤いを与えるので、若い人の肌の改善に加え、老人にも良さそうですね。

玉ねぎの五味／五性は、甘味・辛味／温なので、滋養強壮に加えた発散作用で気血の流れを良くし、帰経が、肺、胃であることを踏まえ、胃に優しく、胃を整えつつ、血の流れも良くします。肉のパワーを、野菜で穏やかに整え、体に優しくしてくれそうです。

トマトの五味・五性は、 酸・甘／微寒で、帰経は、脾、肝、胃です。効能は、熱を冷まし潤いを与えるそうです。口の渇きや暑気あたり、暑さによるイライラやのぼせを改善します。胃腸のはたらきをよくして消化も促進します。（生津、止渇、解暑、涼血、平肝、健胃、消食、口渇、暑気あたり、肝胃鬱熱の胃痛、不眠、高血圧）

ナスの五味／五性は、甘／涼で、帰経が脾、胃、大腸であることを踏まえ、清熱、活血、利水、消腫、健脾、和胃の効能があります。暑気払いやむくみ、胃もたれによいそうです。体の余分な熱を冷ますので、夏バテ予防によく、胃腸の調子を整えるはたらきがあり、食欲不振、胃もたれにもよいそうです。利尿作用を活発にしてむくみをとる効果もあります。血便にも有効です。

チーズの五味／五性は、甘酸／平で、帰経が肺、肝、脾であることを踏まえ、補肺、補陰、止渇、潤腸という効能があります。肺を補う、腸を潤す、陰液を養う、のどの渇きを止めます。陰・陽・気・血が不足して現れる発熱、糖尿病、便秘、皮膚病に効果があります。