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『外資系CAの訓練に落ち、クビ(強制帰国)になった話』〜訓練不合格者が語る訓練合格のコツ,某大手外資系航空会社の入社前訓練について〜

はじめに

いつも読んでいただきありがとうございます。
今回は、問い合わせフォームよりご相談いただく中で最も多い質問の、「外資系CAの訓練について」です。

就職活動を真っ只中の方々、内定をもらい訓練を控えている方々、いろんな状況の方がいらっしゃると思いますが、一度は聞いたことがあるのはないでしょうか。

「外資系の訓練は厳しい」
「容赦無く落とす」
「日系は訓練落ちする人はいないけど、外資は落ちる」

結論から申しますと、
外資系の訓練は非常に厳しいです。
容赦無く落とされます。
外国人だから?未経験だから?英語苦手だから?
そんなことは一切考慮されません。

同時期にトレーニングを受けていた同期の中に、exクルー(CA経験者。元外資系経験者、元外資系パーサー経験有等、長いキャリアを持つ人多数)が沢山いましたが、毎日泣いている人や、食事が食べれなくなる人など、本当に皆がプレッシャーとストレスで押し潰されそうな状況でした。

そんな中で、題名にもありますように、私は訓練落ちしました。

そして、不運にも、私は落ちたのは最終のテストです。
(訓練は、大きく分けて、セーフティとサービスがあり、訓練落ちするほとんど人はセーフティで落ちます。私はセーフティの最終テストで落ちました。)
その最後のテストに至るまで、筆記、実技併せて6つ程テストがあります。
exクルーでも合格点ギリギリのスコアを取り、泣いている人もいる中で、私は全てほぼ満点でした。

それでも最後の最後のテストで落ちて、訓練不合格となり、クビ、1週間後には日本に強制帰国となりました。

あと、テストを一つだけ合格すれば、晴れてCAになることができていた。

将来の夢だった外資系CA。
低身長には叶わぬ夢だと思っていた外資系CA。
その夢は、目前で絶たれました。

涙が枯れるくらい泣きました。
ベッドで呼吸するのがやっとの状態でした。
日本にいる家族からは自殺しないか心配されたぐらい人生で一番辛い出来事でした。

もちろん、訓練落ちした原因として、自分の実力が足りなかった事は確かです。
ただ、実力だけではどうにもならなかった、納得のいかないことがあったことも事実です。

この苦い経験を皆様にはして欲しくないから、
訓練を控えている方々が、実際のイメージを持ち、事前に準備できること理解してほしいから、
夢を叶えてほしいから、
この記事を書きます。

なんだか、重苦しい導入になってしまいすみません!!!汗
ただ、この悲劇的な出来事を受け入れて自身の中で浄化するまで、そして、人に伝えるためにこのように記事におこすまで、心の葛藤があった上で、記事を書いているということが伝われば、嬉しく思います。

「英語力はどれくらい必要?」
「事前に準備できることは?」
「そもそも訓練って何するの?」
「訓練のざっくりとした様子を知りたい」
「日本人いじめある?」
「結局、訓練受かる人ってどんな人?落ちる人って?」
「落ちたらどうなるの?」


訓練落ちした私にしか書けないリアルをどうぞ!!

※個人特定を避けるため会社名の公開は控えさせていただきますが、某大手外資系航空会社です。
一つ言わせていただくとすれば、中東系ではありません。中東系航空会社出身のCAも一緒に授業を受けていましたが、彼女らは、ここの訓練の厳しさは異常!中東系より3倍厳しいって言っていました。

これから中東系の訓練を受ける方々は、気を引き締めるためにも読んでみてもらってもいいかもしれません。
もしかして、この航空会社かな?って心当たりのある方、いらっしゃると思います。これから入社される方は是非読んでください。

最近大量採用しているあの航空会社ですので、参考にしていただける方が沢山いらっしゃるのではないかと思います。

私の人生を賭けた経験でしたので、いつもより価格を高めに設定させていただいています。

その分、内容たっっぷりでお送りしますので、是非読んでいただけますと幸いです。

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