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Designer's Career _ キャリア関連

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記事一覧

未来をデザインする為にサービスデザイナーとして意識した3つの振る舞い

読者のみなさま、Fjord Tokyoの記事を楽しんでくださっていますか?同じ組織にいるので各メンバーの活動は初めて聞くものではないのですが、改めて記事で読むとデザインの仕事のダイナミックさを再認識することができ、毎回一読者として楽しみにしています。 note連載ではFjord Tokyoのメンバー個人の視点を紹介することを目指しているため、今回は”私的、サービスデザイン”について書きます。サービスデザイナーたちは、壮大なテーマのもと、計画を練り、生活者、クライアント、未来

デザイナーになってよかった ─20年前デザイナーになろうと思った僕と今の僕─

noteでCDO(Chief Design Officer)をしている宇野です。 Designship 2022がもうすぐ始まりますね。そんなDesignshipに合わせてnoteでは「#デザイナーになったわけ」with Designship というお題企画を実施します。 それに合わせて僕もデザイナーになったわけを書いてみようと思います。約20年前のこと。時代が違うので今の若い方には参考にまったくならないのですが…… 一人の大学生がデザイナーを目指して今日に至るまでの物

HERPを卒業したのでデザイナーとしての4年間を振り返る

こんにちは、オオカワラです。 インターンのときから含めると4年間在籍していたHERPを本日2021/08/13最終出社として8月末で退職することになりました。 度々驚かれるのですが、実はHERP社は私が新卒で入社した1社目の会社であり、社会人として大事なことのあれこれや仕事をするとはどういうことかを知る機会を与えてくれた思い入れと感謝と愛があふれるスタートアップです。2017年7月という創業してまだ4ヶ月ほどのタイミングでインターンとしてジョインし、そのさらに4ヶ月後に大学

デザイナーキャリアを描くためのテンプレートをつくってみた

過去に書いた記事の発展形として、デザイナーのキャリアビジョンを描き、自己を振り返り整理するテンプレートをつくってみました。 まずは思考プロセスから。(完成形をすぐに見たい方は最下部へ) どう発展させたか以前の記事で、僕は「スポーツはビジネスと非常に似ているところがある。」として、心技体を取り上げました。 この時点から後述している本の「ザ・コーチ」やポータブルスキルで有名な「人材要件の三角形」などいろいろと過去にインプットした情報を見返すと「知識」が欠けていると感じたので

UIデザイナーの能力開発ステップと鍛錬方法

先日、経済産業省・特許庁の「デザイン経営」宣言もあり、デザインの重要性が話題になることが増えました。具体的には組織だったり、評価・報酬だったり、採用・育成だったり、多岐に渡っていると思います。 一方で「デザイナーがいない。」とよく聞きますし「誰かいない?」と相談も頂きます。そして、僕は、デザイナーの人口が増えて活躍することができれば、より良いプロダクトやサービスが溢れ、世の中はより良い方向に変わっていけるのではないか。と考えるようになりました。 では、デザイナー人口を増やすに

事業会社で働くデザイナーの視野

今回は、事業会社で働くデザイナーの視野についてです。制作会社で働く場合との差分はどこにあるのか、をポイントにしながら書いていきたいと思います。 1. 事業会社と制作会社の違い私は制作会社数社で働いたのち事業会社に転職しました。現在は事業会社で働いていますが、デザイナーのキャリアという視点では、どちらもメリット・デメリットは存在するので、どちらが良いという提案の話ではなく、自身に適した会社で働くことをお勧めするのは大前提です。 面接の際にも、どちらで働くことを希望されている