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【#13 私のSDGs】保育園はSDGsが世の中に広まる前に“SDGs”をしていました。

最近よく耳にする SDGs という言葉。TVでも特集を組まれていたり、少しずつ日本にも浸透してきているようです。弊社でもnoteで「文房具と備品をSDGs仕様へ」として取り組みをご紹介しました。

持続可能な開発目標SDGsとは
持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)とは2015年の国連サミットで採択された、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。17のゴール・169のターゲットから構成され,地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。

参照:外務省HP

そして、SDGsについての記事第13弾!
今回は6月に生活の中でのSDGsを調査してもらった大阪営業部のwakabayashiに、私たちのお客さんである“保育園”ではどんなSDGsの取り組みをしているのか調査してもらいました。
前回の記事はこちら

【自分たちが食べるものについて学ぶ機会を創出】

田んぼで稲を育てて、子どもたちに収穫や精米を体験させている園さんがありました。また、写真は田んぼだけですが、畑もあり、そこではトマトやトウモロコシなどの野菜も栽培されています。収穫したお米や野菜は給食に出され、美味しく食べるとのことです。

それから、これは聞いた話なのですが、生魚を見る機会が減ったのでお寿司や刺身の様な「魚の切り身」が実際に海で泳いでいると思ってしまうお子さんもいるみたいなんです。
なので、子どもたちに魚の存在を知ってもらうべく、プールにニジマスを放してつかみ取りする活動を行っている園や魚の解体ショーを行う園さんもありますよ!
そういえば、絵本売り場で生き物が食べ物になるまでの経緯が分かる
「おすしやさんにいらっしゃい!」という絵本がおすすめ絵本として目立つところに積まれていましたね。

【みんなで同じメニューを美味しく食べる工夫】

アレルギー除去食」を給食として提供している園さんもありました。「アレルギー除去食」とは卵、牛乳、ピーナッツなどの食品を除いた食事なので、味付けが物足りないのではないかという印象を持つ人もいますが、そんなことは無いようで、美味しいと評判みたいです!!
アレルギーがある、なしに関係なくみんなで同じご飯を楽しめるって素敵な事ですよね!

【自然と共生する】

ビオトープを設置している園さんもありました。ビオトープは園児に人気らしいです!
このビオトープには小さな魚やカエルなどの生き物が生息していて、日々生き物がどれくらい大きくなったのか成長を見るのが楽しいみたいですね。小さな魚の中にはメダカもいて、メダカから絶滅危惧種の事を知るお子さんもいる様です。色んな事が学べますよね。

【調査を終えて】

保育園はSDGsが世の中に広まったから取り組み始めたというより、もともと行っていた取り組みがSDGsに繋がっているという感じでした。
実際「SDGsってよく聞くけどなんだか難しそうなんだよね」と仰る園さんもいましたが、話を聞くと意識をしなくてもSDGsが園の中に根付いていました。
それから、この調査をして「家庭で体感できない事を保育園で実施している」という事は強く感じましたね。
保育園に子どもを預けるご家族って両親共働きなんでやっぱり忙しいんです。リモートワークが進んでいると言っても、食事の準備は時短したいし、そもそも1から野菜やお米を作る家庭なんて本当に少ないと思います。
だから、保育園が、普段自分たちが食べているモノはどこから来るのか、どうやって育てるのかを子どもたちに教えたり、自然の大切さを伝えたりする役目を担っているんだなと実感しました。

今回はwakabayashiに保育園で実施しているSDGsを探してもらいました。
「三つ子の魂百まで」という有名なことわざがあるように、園で学ぶ事は子ども達の将来に大きな影響を与えると思っています。子ども達のために色んな事を企画したり、実施したりする園さんの想いや努力が垣間見えました。

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