エンターテインメントと芸術〜インナーチャイルドとワンダーチャイルド編〜
どこからどう話したらいいのか分からない笑
だから、絶対読みやすくない文章だよ。と先にお伝えしておきます。︎︎( ᷇࿀ ᷆ )
とりあえず日芸時代、私は(というか大概の日芸生は)エンターテインメントと芸術の違いは?
舞台とステージの違いは?
っていうのを散々考えさせられてきたと思います。
その中で私はエンターテインメントをしたいわけじゃないなーってことと
カタルシスとかインナーチャイルドと呼ばれるものが私と演劇を繋げていて、それは確実に芸術の分野の仕事だなあってことは分かってたつもりです。
でも自分が提供する側に限れば明らかにそうなのだけど
受け取る側になるとエンターテインメントもないと生きて行けなくて、少女趣味というかキラキラしたもの(アイドルとかぬいぐるみとかリボンやレースの着いたお洋服とか)で自分を守らないと生きてけない感覚も何となくありました。
そこから院に進学して、学部時代は片足しか突っ込んでなかったはずの心理の世界に肩までゆっくり全身浴状態を丸2年やって
アートセラピーにおいて扱われるアートは本当に芸術と呼べるのか(または訳せるのか)
ドラマセラピーのドラマは演劇と呼べるのか(または訳せるのか)
呼べる!と言いきれないなら本当のセラピーや治療としての効果は得られないんじゃないかとかそんなことを永遠考えるようになって…
カタルシスとかインナーチャイルドの癒しとかグリーフケア🆕とかナラティブとかそんなことを考えすぎて、結果…虚無人間になりました。
やばい!まじなんも出来ない無気力すぎる!
メンタル🎀🔪(* ॑꒳ ॑* )🔪🎐ホウチョウパラダイス!って笑
原因は医学的には違うことを言われたけど、結局はコロナ禍と心理に浸かりすぎたことで起こったエンターテインメント不足←
ぶっちゃけその時に初めて本当の意味で自分がエンターテインメントがないとしぬって気付きました。(あんなにDヲタしまくってて、アイドルだいしゅき言ってるのにね。笑)
芸術とエンターテインメント、それぞれに何を私が求めてきたのか、
うちの研究科はものすごくリフレクション(自分の主観を文章にすること)を大切にするというのもあり嫌というほど考えさせられることに…
沢山調べたり本読んだり自己探索したり〜
で、行き着いたキーワードが『ワンダーチャイルド』。
インナーチャイルドは結構耳馴染みのある人も多い言葉だと思うんです。
ー『抑圧されたり、身体的、精神的な暴力を振るわれたりした結果、負の感情が心の中に居座ってしまうのです。
そして、解消する機会がないまま大人になると、その感情がインナーチャイルドとなります。』=(傷ついたこども)
ってやつですね。
これは私も前から知ってて、この子が芸術のカタルシスの力で癒されることも知ってたのですが、
ワンダーチャイルドってあまり聞かなくないですか?
純粋無垢、天真爛漫、好奇心いっぱい、創造的、などなどそんな言葉が似合う所謂子供らしい子供のことです。=(制限のない子供)
世間一般においていえばワンダーチャイルドは満たされてる人が比較的多いはず(だと信じたい笑)で子供時代にワンダーチャイルドをしっかりと育めていたはずなんですよね。
けど私は…ワンダーチャイルドさん満たされてませんでした。
子供らしさが抑圧されてたと言う表現はあんまりしたくないけど、子供らしく無邪気に笑って生きられる幼少期ではなかったなって感じです。
大人になる過程でインナーチャイルドの癒し方は知っていたけど
檻に閉じ込められて出して!と泣き叫ぶワンダーチャイルドの救い方は知らずにここまで生きててしまったんですよね。
で、今回研究公演をやるって決まって、表現者としての倉橋鈴が再始動した時にディズニーだとかアイドルとかもう一度自然と触れるようになって。
目の前にいるのに何もしてあげられなかったワンダーチャイルドさんが救われてるのが自分自身でも見えました。
ちなみに今更ですが、かわうーを始めとしたぬいぐるみだとか、ねこにアテレコをしてしまうのも私が『彼らは純粋無垢なこどもでいていい』と思えるって理由からこのワンダーチャイルドを彼らに投影してるんだなってことなんかも分かりました笑
何とか自分なりにバランスとって上手く生きようとはしてるようです。
うん、りんちゃんえらい。
余談で言えばエンターテインメントが不要不急の存在として自粛することに多くの日本人が納得したのは、きっとワンダーチャイルドは救われているけど、その存在を思い出せた時『より』満たされることができる、という『よりよい生活のために』という存在にすぎないからかと思います。
マイノリティながら自分はそれがないと救われない生きられない人間だったってだけのことですね笑
✂︎- - - - - - - -キリトリ- - - - - - - - - - -
ってことで結論何が書きたかったかたいうと、芸術とエンターテインメントの違い問題を出題されて7年目と今の私が出す結論は
芸術━━☞インナーチャイルド(自分の心にいる傷ついた子供)を癒すもの。
エンターテインメント━━━☞ワンダーチャイルド(自分の心の隅に追いやった制限のない自由な子供)を癒すもの。
っていうこと。
インナーワンダーって言葉を使ってるだけで何となく陰陽の違いってイメージとかは元々あったけど。ね。
で、このふたつはそれぞれ心を支えるって意味ではおなじでも真逆の働きをしてるんだよってこと。
抗うつ剤と安定剤みたいイメージですね。
お金になるならないとかプロアマとかの話はまたレイヤーが違うので脇に置いておきます。
ただ今回の研究公演がエンターテインメント経験(参加者さんの1番思い入れのある楽曲と参加者さん自身のリンク経験や自伝的記憶)の芸術化(舞台演劇化)っていう構造になっている以上、
実際参加者さんに起こる上演プロセスはまだ未知数とはいえ
私自身がなんでそんな研究モデルを思いついてしまったのかを
ただ二次創作がきっかけですなんて言えない世界で説明しなければならなくなった以上、
少し深堀りしないといけなくなったのでたくさんの結論の1つとして置いておきます。
(もう1個、浅く広く拡散型のエンターテインメント(楽曲)を私個人が自分だけのものとして深く受け取ろうとした時に、芸術として脚本が生まれ演劇になったって話もあるんですけどまあそれはもう結構話してることなので割愛✂️)
うわぁ変なこと2650文字も書いちゃったよぉ(・ω・`*)ネー
まあここまで読めた人誰もいないだろうから何も恥ずかしいことはないっと( ˙꒳˙⭕️)マル
((ヾ(・д・。)フリフリ
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