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マスク着用は後退の方向で
前回の国家安全保障会議(NVR)は6月3日、あっという間に3週間が経過していたのだなあ。
…と、前回も書いていたのだな(^^;
そして今回のはフェーズ4なんだと。
改めて見直してみると、フェーズ1は4月24日(金)だったんだ。
確かに、出口政策というよりは、正常化対策、と呼ぶ方がしっくり来るような発表内容だった気がする。ということで発表内容を以下に要約する:
・社会的な生活:1週間につき、15人までお客さんを招いて良い
・7月1日からは、買い物に行く際に連れが居て良いし、店内滞在時間が30分を経過してもOK
(↑逆に言うと、これってまだ許されてなかったのにみんなもうほとんど気にしてないじゃん??という生活実感が沸き起こる(^^;)
・買い物時のマスク着用は必須ではない
・劇場、映画館、テーマパーク、屋内遊戯施設、屋内プール、フィットネスセンター、カジノ等は再開可能。宴会場については、50人を限度としてOK
・フィットネスセンターなどでのマッサージは、施術者も利用者もマスクを着用すること
・ジャクージ、スチームサウナ等は、感染可能性が高いため引き続き利用不可
・テーマパーク、カジノ等では、入場券売機その他機器類の利用に際して、1,5mの人間距離を常に確保することと、機器、遊具、使用コインやトークンなどは、可能な限り頻繁に消毒をすることが必須
・7月1日でもまだ再開出来ないのは、ナイトクラブと大規模イベント
7月1日以降、屋内なら200人、屋外なら400人までのイベントは開催可能。
8月1日以降、屋内なら400人、屋外なら800人までに拡大する。
屋外のデモ活動は、行進を含まない限りは開催可能だが、主催者は事前に地元当局との打ち合わせと申請が必須(つまり、たとえデモ活動自体は許可されてもデモ行進は認められない)。
劇場、会議場、スポーツスタジアムなどの大規模イベント会場については、参加者(観衆)が基本的に着席していることを前提に、8月1日以降は申請ごとに許可を発するかどうかを決める。
イベント開催の基準については、イベントマトリックスを用意するので、そこを参照すること。
週毎の市については、これまでの規制を全面的に解除。つまりコロナ前の状態に完全復帰!
教育活動について:低学年については完全に復帰。中等教育については、4つに色分けしたアラート(カラーコード)で状況を逐次アップデートし対応する:
↑基本的に学校は開けている、ということのようだが、基準についてはかなり細かく具体的な規定があるようだ。
7月21日はベルギーの建国記念日で、例年は王宮前公園周辺を国防軍、警察、消防救急隊員などが行進することになっているのだが、今年は全く違う設えにするらしい。
恐らく医療関係者の相当数の人らが、何らかの形で表彰されることになると予想されるが、
「そんなのでマンパワーを割かれるより、普通の仕事を十全に回せるだけの予算と人員を按配してくれ」
…という要求が、当該セクターから遠からず発せられるのではないかな、と、
ニュースを聞きながら既に予想されてしまったよ(^^;
今日はとにかく快晴で30℃超えの夏日で、
NVR参加閣僚への突撃インタビューも「今日のこれで、取り敢えずコロナを後ろに置いて夏休み、という感じですよね?」という切り出しだった。
「ドイツで今起こっているようなことが発生すれば、もちろんNVRはすぐさま招集されますよ?まだ全然終わりじゃないですよ?むしろこれから、かも知れないぐらいですよ?」
…と、フランダース首相のJan Jambon(ヤン・ヤンボン)は語っていたが、
なーんか、天気のせいもあって、あと、オランダ語で「緩める」という意味のversoepelen(フェルスーペレン)という単語は、対応する英語だと「relax」になっちゃうせいもあるのか、
ま、大丈夫かな?何とか転がって行くんじゃね?的な、
良く言えば楽観的、悪く言えばお気楽お花畑、な響きを、どーしても含んでしまっている気がする。
夏こそ稼ぎ時であるはずの、数多のフェスティバル主催者、ミュージシャン、イベンター、ケータリング業者、…あたりは、「政治家ども、てめーら結局他人事だよなあ??」という怒りを強めたのではないかとも危惧される。
以下続報(のはず(^^;)。
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