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むしろ、猫の方こそ災難だったかも

コロナウィルスが猫から見つかった世界初の例、として、遺伝子変異でヒト→動物→ヒト、という最悪の展開の端緒か?!と懸念された件につき詳細が出たので記録しておく。

内容をかいつまむと:

リエージュで確認された世界初の症例。
飼い主は休暇をイタリアで過ごし、帰宅してから自宅の猫が咳をしたり呼吸が困難になっていたので獣医経由で検査、アントワープの機関がコロナウィルスの存在を確認、陽性とされた。猫は9日間隔離され、その後回復した。
・感染ルートは飼い主から飼い猫へ、であって逆ではない。
・猫がコロナウィルスの拡散者になる可能性はない。
・動物のコロナウィルス感染例は、香港の犬2匹と今回の猫1匹で3件目。
当局からの推奨としては:
犬であれ猫であれ、ペットに手や顔を舐めさせるのは控えるべき。

ちなみにトップの写真はニュース内で引用されてたイメージ(アーカイブ映像)です(^^; 感染猫さんではないので念のため。

2020/03/27(金)13時のニュースから

感染が判明し入院している人の数:3042(前日比+490)
のべ感染者数:6734
そのうち、ICUに収容された人の数:690(前日比+85)
退院者数:延べ数 858
死亡者数:289(前日比+69)

20時過ぎまで、国家安全保障会議が行われ、さっきバタバタと会見やらのまとめが放映されていた。
これもかいつまむと、現状の緊急措置は4月19日まで継続、今日からその日までの展開を考慮に入れて再評価を行い、それによっては5月3日までの継続も視野に入れている、とのこと。

ピークには達していないが、感染者数の増加が僅かながら鈍化した、というところに光明を見出して良いが、トンネルの終わりは見えない、と首相がまとめていた。

これまたいろいろ示唆に富む会見だったと思うので、明日その詳細を書くつもり。

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