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DAY12 骨折日記 手術

入院3日目、手術

相部屋の人のイビキがうるさくて、私は2日連続ほとんど眠れなかった
朝、看護師が来て血圧と体温測定
医師が2人が私の足の腫れを確認して「だいぶ腫れが引いているので、今日手術が出来ます」とのことで良かった
トイレに行って、水で濡らしたタオルで体を拭き、手術用のパジャマと使い捨てのパンツに着替えて手術の準備をした
謎の点滴(おそらく生理食塩液)を投与され、事前に痛み止め薬(トラマドール、パラセット)も服用した
もちろん手術前の絶飲食(固形物は8時間前、液体物は2時間前)もしている

11:30 病室から手術準備室へ移動
麻酔科医から「アレルギーはある?体重は?身長は?」などの質問を受けた
12:00 手術室へ移動
映画やTVシリーズなどでよく見るような感じの手術室ではなく、実際は明るくて広い普通の部屋に機材などが色々と置いてある感じだった
レントゲン写真が貼られていたので、遠目でチラチラと見て、自分の折れている足の状態を初めて確認することが出来た
腕に痛み止めと麻酔を投与され、酸素マスクを付けられた
これまた映画でよくある“10から逆に数字を数えて下さい”とか言われることはなく、”何だか視界と頭がボンヤリするなあ“なんて思っているうちに眠っていた

17:30 手術回復室で肩を叩かれて起こされた
話しかけられても目が開かないし眠いけど、何とか受け答えをした
痛み止めの注射や薬を大量に服用しているらしいので、痛みはそこまでない
急に体が寒くなってガタガタと震え出し、歯がガチガチと鳴るシバリングが起こったが、数分で収まった
定期的に血圧測定してモニタリング
看護師がカラカラの喉に水を飲ませてくれた

19:30 新しい病室へ移動
新しい相部屋のおばさんは、大声で電話もするし早々にイビキをかいて寝るしで、新しい病室に移動したところでうるさいのは結局同じ…

まだ少し頭がぼーっとするけど、全身麻酔による吐き気はない
逆にろくに眠れていなかったので、よく眠れて良かったというくらい
唇がひび割れる程乾燥していたので、水で濡らしたキッチンペーパーで湿らせた

22:10 病室は明るくて眩しいし、廊下から看護師達の話し声や笑い声が響いてくるので落ち着かない
そのうち看護師が来てやってくれるかなと思って待っていたけど来なそうなので、ナースコールをして「部屋の電気を消してドアを閉めてもらえませんか」とお願いした
ノルウェーでは待っているだけではダメ、自分から言わないと何もやってくれないのだ

23:30 血液凝固阻止剤(フラグミン静注)の注射をお腹に打った
眠いし疲れているけど、おばさんのイビキがうるさくて私は今夜も眠れそうにない

ありがとうございます!