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肥汁米兰。北京にオープンしたばかりで既に絶大な人気の香港の米メンのお店

今日は最近レッドやtiktokで話題の香港の米メンのお店「肥汁米兰」(Féi zhī mǐlán)を紹介します。オープンしたてで早速大行列となっています。

米メンは日本の皆さんにはあまり馴染みがないかもですね。北京でも割とよく食べてますが、個人的なイメージでは、雲南や貴州、湖南などのエリアで主食として流行ってます。あとは東南アジアもですかね。

肥汁は南の方ではスープが濃いです。また、店名の米兰はミラノの中国語訳で、看板メニューである炸酱(ジャージャン)は東北や北京の人が好きそうな作り方で、最初に目にした時には正直びっくりの組み合わせだなと思いました。

↑ちょっと調べたら上海ではすでに数店舗を展開していて行列で有名なお店です。北京店舗は2月10日に開店したばかりですでに行列で有名になってます。

↑場所は北京の繁華街である王府井のショッピングモール。開店したばかりで口コミはまだ少なく、dianpingでの評価システムはほぼ新店舗の平均点のままでしたが、検索やアクセスするユーザーがあまりにも多く、すでにエリアのファストフード人気ランキングの1位に上昇しています。

また、一人当たりの平均消費額が56元で約1100円。イメージにある米メンにしてはやや高めだが、繁華街のど真ん中にしてはなかなか手頃だと思います。

↑店の中はこんな感じです。B級グルメなので当然個室もないです。ささっと食べてささっと帰るタイプのお店です。

オープンキッチンでトッピングできるものは札になっていてずらりと並んでます。行列もここで待つからゆっくり考えられます笑

APMのようなとにかく美味しい人気レストランが多く入ってるお店では食事時間になると、どこも順番待ちになりますがQRコード付きの番号札を配ったり、オンラインで番号を取ったりするシステムで、前にまだどのくらい人が待ってるかもWechatでリアルタイムで知らせてくるのが一般的です。

しかしこの店は今時の中国とは思えない、並んで待つしかできない飲食店です。dianpingではクレームがたくさん。「待つのが結構だが、並ばないといけないシステムをどうにかしてもらいたい」との不満が多いです。ボクも昨日、友達と19時前後に行って約1時間待ちました。

結果的に、その時間で他のお店の番号札をとっても1時間以上待たないといけないと思いますが、ショッピングモールなので、待つ間どこかでフラフラする方が店の前で待つよりはよっぽどマシです。

幸い、味噌の味も、パクチーも大好きなボクにはピッタリのお店でした。(もちろん抜くことも可能です。その場合、無料のもやしとニラ追加するのがおすすめです。)

メニューはベースから入れるものを細かく選ぶことができますが、面倒臭いから1番上のおすすめ6種類から選びました。味噌味はあまり好ましくない人または辛いのが苦手の人にはA5番の濃厚鶏ガラとフカヒレをお薦めします。

dianpingユーザーのおすすめランキングはこんな感じです。

1位はメニューのおすすめA1の看板ジャージャン米メンです。2位は魚の皮の天ぷらみたいなもので、そのまま食べても美味しいし、スープにつけてもおすすめです。3位はレモンの塩つけソーダー、4位は2位とかぶってて、5位は大根です。

6位はメニューのおすすめの牛肉、牛すじ、牛もつ入りの米メン、7位はメニューのおすすめの魚のスープの米メン、8位はメニューのおすすめの牛肉と四川のすっぱい漬物入りの米メン、9位はトッピングのスパム、10位は冷たいレモンティーです。

ベース3種と、米メン以外には太めの春雨や、ラーメンも選べます。そして個人の好みで入れる具材の組み合わせもたくさんがあって、毎回アレンジするのも面白いと思います。平日は行ったことなくてどんな並び具合なのかちょっと分かりませんが、土日の行列の順番待ちのシステムが今後導入されたら相当通いたいなと思ってます!

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