完达山。とにかくバエるソフトクリームが中国SNSで大人気

今年の北京はここ数年では一番暑かったのですが、夏は終盤とはいえまだ残暑が残っていて、昼はまだまだ暑いです。そんな暑い夏にぴったり、最近tiktokやredで話題のアイスクリーム屋を今日は紹介したいと思います。

「完达山」（Wán dá shān）という中国で有名なミルクメーカー老舗によるアイスクリーム屋で、店の名前「完达山・乳此新鲜」はメーカー名とブランドのフレーズそのままとなります。

売りは高品質の牛乳と余計なものを入れないソフトクリーム。昔は工場がある場所のハルビンでしか食べられませんでしたが、今年はいよいよ北京にも出店し、すぐに話題になりました。

場所は北京の豊台区で市内からちょっと離れてます。dianpingの評価システムでは、5点満点中の4.5点で味、環境、サービスそれぞれ4.4点、4.4点、4.5点となります。エリアの人気ドリンク店ランキングの2位にもなってます。あいかわらず激戦が終わらない中国のドンリンク屋においてはなかなかの注目度です。

アイスやミルク系のドリンクしか販売しないから店自体は非常にシンプルです。

dianpingユーザーのおすすめランキングはこんな感じです。

一位の「大茶缸アイスクリーム」はとにかくばえます！

モノ自体はレギュラーのミルクソフトですが、その容器は80年代生まれだと誰の家にもある「大茶缸」です。

こういう感じの中国でよく見るやつです

もちろん容器は持ち帰り可能です。そして「水が入ってないソフト」はとにかく溶けやすいので、ワッフルや紙コップよりも丈夫なものが良くマッチします。ただ、けっこうな量があって一人で頼むときはお気をつけください。

2位は普通のソフト。マックなど10元未満のソフトに比べて28元という値段は決して安くはないです。3位の煙突ソフトはSNSで最初に話題になった一品です。

総本店ではローカルの有名パン屋と提携して評判が良かったのですが、北京で使われてるパンは別工場で食感とはちょっと異なるという評価もあります。これも結構なボリュームがあるので誰かとシェアする方がいいかも。

4位は作りたてのフルーツ入りヨーグルトアイス、5位はその分厚いバージョン、どれも屋台や夜の市場によくあるものですが、やはりここの売りはミルクの品質です。

6位は塩とココナッツのソフト、7位は6位とミルク味のミックス、8位はいちごミルク、9位は2位と被ったから今日は11まで見ます。10位はフルーツ入りのヨーグルト、11位はミルクティーです。

そして、今Redなどで映えで人気なのは、ちょっと工夫したレギュラーのソフト！

基本店員さんが作ってくれて、それぞれ顔が違うからどんな顔が当たるかは楽しみです。ゆるくてかわいいんです、たしかにショート動画で人気になるのもわかります。

日本もだいぶ暑いみたいですが、たまにはソフトクリームを食べて過ごしましょう。面白い顔ソフトは日本でもバズらないかな。