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汕头八合里海记。福建省発祥の牛肉火鍋の人気店を紹介

食欲の秋の日曜日、今日も北京のおすすめの店を紹介します。今日のお店は「汕头八合里海记」(Shàntóu bā hé lǐhǎi jì)というちょっと難しい名前の「潮汕火鍋」の店です。

「潮汕火鍋」(Cháoshàn huǒguō)とは福建省発祥の牛肉メインの火鍋。一般に中国の火鍋は羊肉が多いのでちょっとめずらしい。

実は僕が「潮汕火鍋」と出会ったのは最近です、そして日本人で食べたことある人はほとんどいないと思います。(もちろんまだ出会ってない種類の火鍋もまだあると思って楽しみにしていますよ)

ここの火鍋は北京の涮羊肉と同じく「肉の切り方」と「素材の味」を重視していて、日本人の口にとっても合うと思います。もっと日本のみなさんに教えてあげたい!

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そしてこの「潮汕火鍋」のお店はこの5年間くらいで北京で大流行。最近は店が乱立しているほどです。そして紹介する「汕头八合里海记」は潮汕でも人気な店舗の北京店です。

一番のおすすめはこの国貿店。国贸(guomao)は北京のビジネスの中心地なので、出張でこられる方にもとっても便利だと思います。

中国の口コミサイトdianpingでの評価は星4.5で、味と食材は満点10点中9点を超えてます。一人当たり平均額は131元(約2000円)です。

潮汕の牛肉火鍋は肉のパーツによって捌く方法が異なり、その技術は肉の質と同じくらい重要だそうです。そして牛肉火鍋に欠かせない牛肉団子も、かなりの時間をかけて叩いて作っているのでおいしいです。

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↑こんな感じ。こだわりポイントなのでオープンに見せてくれます。

ベースは牛肉の骨で取ったスープで、大根やトウモロコシも入ってます。

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つけタレは「小料台」(タレの材料がいっぱい並んでる場所)という場所があって、様々な種類のたれや薬味が置いてまります。↓

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お勧めの組み合わせも書いてあります。僕のオススメは、セロリ多めの沙茶酱(サテ・ソース)です。セロリいっぱいいっぱいで、ネギとパクチーとこの店特製の沙茶酱を入れて混ぜて完成。

肉については、それぞれのパーツは特有の呼び方があって、しゃぶしゃぶする時間がそれぞれ書いてあります。

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すごく細かい。でもこの時間で本当に味や食感が違うんですよ!

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机にあるスタンドにはパーツの名前としゃぶしゃぶする時間が書いてます。そしてしゃぶしゃぶにもこだわりが!お箸で鍋に入れてしゃぶしゃぶするではなく、左手は写真にある網じゃくしを、右手は箸で肉を取って、鍋でしゃぶしゃぶするのです。基本は8秒から15秒程度ですね。

注文は写真付きのメニューではなく、一枚の紙で行います。

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この「いいね!」マークが付いてる食材は外れなしです、全部美味しい!あとこの人の選んでる食材がとても丁寧で参考になると思います、読めるかな?まぁ店員さんにこのスクショ見せればOKです笑↓

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でも英語の通じないかもしれない店員さんと話すのが面倒なあなたにはdianpingの割引コースの購入をオススメ。この量は二人で食べるのに最適です。

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これはアドバイスですが、仲良くなりたい人と2人でしゃぶしゃぶするときに対面で座ってはいけません。鍋の蒸気で会話どころじゃないし、しかも「潮汕火鍋」はしゃぶしゃぶする時間数えるんで、話しかけられたらわけわからなくなります笑

必ず隣に座りましょう。これはデートでも鉄則ですよ!

話が逸れました、ちなみにこの店は2019年のdianpingでの「必吃」(必ず食べて!)に選ばれてます。

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もし北京にいらっしゃる機会があればぜひ「必吃」、食べてみてください!

(また火鍋かよと突っ込まないでください。僕は火鍋が大好きで、日本ではそんなに知られていない中国のいろんな火鍋を紹介したいので!)

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