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象水・酸湯火鍋。北京で見つけた新たな火鍋屋はコスパ最高、超巨大な油条も一緒に

北京は寒い日が続いていて、火鍋が食べたくなります。今まで様々な中国火鍋を紹介しましたが、知らなかった種類の火鍋を新たに見つけましたので紹介します。

象水・酸湯火鍋」(xiàng shuǐ suān Tàng huǒguō)というハラルレストラン。象水というのは地名かと思ったが調べても出てこなくて謎です。もしご存じの方いらっしゃいましたら教えてください。

場所は北京の中心街。店名にある酸湯というのは貴州などでトマト系の食材を発酵して作った出汁なんですが、なぜかdianpingでは四川火鍋に分類されています。

まだ新しいお店で口コミが少ないのですが、dianpingの評価システムでは5点満点中の4.6点。味、環境、サービス、食材それぞれが4.6点、4.5点、4.6点、4.7点とどれも高得点。一人あたりの平均消費額は92元で、2000円未満の火鍋なので実にお手頃な値段のお店です。

↑店内はこんな感じです。個人的にこういう雰囲気のお店大好きですが、ビジネス利用よりも日常利用の感じですね

↑個室はなぜかガラス張りです笑

そして、中国の火鍋でおなじみのセルフサービスですが、ここは薬味やソースだけでなく野菜全般もセルフサービスと珍しく、ベースとお肉を注文すれば良いという素晴らしさです。

おかげでコスパも素晴らしいうえに、日頃野菜不足の人や女性に優しいです。dianpingユーザーのおすすめはこんな感じです↓

1位のデカ揚げパンは「油条」という食べ物で、中国ではよく朝食で豆乳などと一緒にたべます。日本の皆さんにも馴染みがありますかね

しかも、ここのはとにかくデカくて、揚げたてでテーブルに持ってきて、そのばでカット。そのまま食べてもよく、鍋でしゃぶしゃぶして食べてもOKです。

2位は黄灯籠酸湯ベース、黄灯籠とは海南の唐辛子の一種で実がパブリカと同じ色だがけっこう辛いです。なのでこの店では金色の方が普通の火鍋の赤だと理解して食べていいと思います。3位はセルフサービスの野菜と薬味、4位はアンガス牛肉、5位は(4位の冷凍してスライスされた肉に対して)新鮮な牛ヒレです。

6位はデザートのカスタード入りの揚げ餅、7位は牛肉のスパム、8位はアメリカ牛肉、9位はトマトのベース(この画像でわかると思いますが、トマトの赤は辛くない方で、黄灯籠の方は辛いです)、10位は手作りレモンティーです。

酸湯火鍋はぜひ行って食してみたいと思います。中国で様々な火鍋を食べてきましたが、違いの鍵になるのはベースと薬味です。鍋に入れる食材は人それぞれですが、自分の好みが分かればけっきょくだいたい変わらないです。異なるベースや薬味、調味料の組み合わせの好みが分かってくるとさらに楽しめます。皆さんもぜひ色々試してみてください。


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