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朝花夕拾。人民文学出版社が経営する北京のカフェの文豪カフェラテを飲みたい

新しくできた面白いカフェを見つけました。今日は中国の歴史ある国有出版社の人民文学出版社が運営しているカフェの「朝花夕拾」を紹介します。

店のフルネームは「朝花夕拾文創咖啡供销社」。朝花夕拾というのは魯迅の有名なエッセイ集で人民文学出版者が発行した本です。文創というのは簡単にいえば独自デザインのグッズがたくさん置いてあるお店となります。また、供销社は購買販売協同組合という意味で、言い方自体は改革開放前の時代を感じられます。

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↑住所も人民文学出版社と一致しています。

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↑店自体はすごく狭い。一見映えますが、実際はレッド詐欺みたいなところもなくはないです。

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↑お店は路地裏にあります。

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↑オープンしたばかりのお店でdianpingの評価はまだ少ないですが、5点満点中の4.5点で味、環境、サービスそれぞれが4.4点、4.4点、4.6点となります。一人当たりの平均消費額は30元(約600円)でスタバより若干安い感じです。

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↑店のメニューも、出版社だからか中国語だけ見ればなんなのか全くピンとこないです。例えばドリンク名「神曲目次」がエスプレッソ、「老人と海」がアメリカーノ、張飛ラテはカフェラテだけど、関羽ラテが抹茶ラテとなります。また、ロビンソンの朝食はココナッツミルクカフェラテ、ヴェニスの商人はピスタチオカフェラテになります。

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↑店内は狭いながら、テーブルとグッズの置き場があります。

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↑出版社が持っているIPで様々なグッズを開発しています。

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↑ちょっとほしいなと思ったのはこの関羽と張飛のタンブラーです。

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↑そしてこの「書けないときは無理せずに書かない」と書いてる扇子も心境ぴったりの時はよくあります^^;魯迅さんの言葉だそうです。

オープンしたばかりでまだ口コミ数が少ないですが、一応dianpingユーザーのお勧めも見てみましょう。

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1位はカフェラテのブラインドボックス、どの文豪が出るかはお楽しみです。

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↑dianpingにアップされた文学者の人達。

2位のカプチーノもブラインド仕様になってます。3位はココナッツミルクのカフェラテ、4位は張飛ラテで5位は関羽ラテ、6位は棗のフルーツティー。

飲み物目当てよりも、遊び心や中国が近年力を入れて開発している「文創」が目当てな人が多いでしょう。「文創」は最近では中国のtiktokやレッドで結構人気になってます。そしてやっぱりグッズが気になるので行ってみようと思います。


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